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HIV関連神経認知障害とは何??-その1-

HIV関連神経認知障害について、2回に分けて解説いたします。

HIV感染予防ワクチンは、2014年10月時点でも開発されておらず、有効なワクチン開発までには長い年月を必要とされる確率が極めて高いのが現実です。

HIVは、変幻自在で奇妙で厄介な存在です。

一度体内に侵入すると、HIVは体内で自身の遺伝子を次々と変化させていき、およそ10分で姿が変わるとされています。

病原体から身体を守る人の免疫システムは、準備におよそ1ケ月必要とすることからHIVには免疫機能は十分に機能しないことになります。

そして体内に侵入したHIVは、人の免疫機能から免れながら免疫系そのものも破壊していくことになります。

その為に一度HIVに感染すると自然治癒することは無く、HIVそのものを無毒化する薬剤も現時点では存在しないことから完全に治療することは極めて難しいわけです。

HIVに感染して体内からHIVを完全に排除できた人はこれまで1人(2007年にドイツで白血病治療の特殊な骨髄移植を受けた患者)しか存在していません。

また、母子感染で生後直ぐに抗HIV薬の集中投与で一時的に血液中のHIVが検出されなくなっても、結局再出現し治療はうまく言っていないのが実情です。

しかし、現在では新しい抗HIV薬の開発と治療法の進歩によって体内におけるHIVの増殖を押さえ込みAIDSの発症を防ぐことは可能となっています。

それ故、一昔まではHIV感染は、AIDS発症を必ず引き起こすことから死の病とされていましたが、現在は早期発見早期治療で、AIDSの発症を押さえ込みコントロールできる慢性疾患となったわけです。

抗HIV薬は、体内に侵入したHIVを完全に除去するのではなく増殖を押さえ込む作用しか無いので、日々規則正しく一生涯服用する必要があります。

その為に薬による副作用はさることながら、2000年頃より『HIV関連神経認知障害(HAND:HIV-Associated Neurocognitive Dysfunction)』が新たな問題点となり、注目されつつあります。

AIDS発症には至っていなくても、HIVが脳に何らかの影響を与えるのではないかと考えられています。

続く
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    テーマ : 医療・病気・治療
    ジャンル : 心と身体

    tag : HIV関連神経認知障害とは何??-その1-

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