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HIV感染による認知障害

HIVの治療法として抗ウイルス療法(HAART)が導入される1997年以前は、HIV感染により重症の痴呆になるAIDS脳症が多く見られましたが、現在では抗HIV薬による治療でHIVの増殖を抑えることが可能となり、感染してもAIDSを発症しない感染者が増えています。

しかし、これらの無症状と思われていた患者の中に認知機能障害、運動機能障害、行動異常を起こすHIV関連神経認知障害(HAND:HIV-1 associated neurocognitive disorder)を発症する患者が増えていることが最近明らかにされてきました。

【HIV関連神経認知障害(HAND)とは】

無症候性の神経認知障害から最も重症であるHIV関連認知症までをひっくるめたものを言います。

HIV関連神経認知障害は、HIV感染者の20~40%程度存在すると推測されています。

HIVに感染してAIDSを発症していなくても、HIVそのものが脳に何らかの影響を与えるのことにより、HIV関連神経認知障害が引き起こされると考えられています。

HIV感染による軽度の認知障害を放置するとどうなるか、国際的にもまだ確かめられていなく、今後の研究に待つ必要があります。
比較的最近まで、HIV感染による脳症は過去のことと考えられていましたが、HIV感染者の軽い認知障害が注目され、HIV関連神経認知障害の実態の把握を目指す研究がスタートしています。

ひとつ確かなこととして、抗HIV薬を正しく服用しなければ、脳内のHIVが増殖して認知障害が進み、社会生活を続けるのが困難になったり、AIDS発症が早まったりすることが懸念される。

今後の対策としては、以下のことが挙げられます。

※HIV感染を早く見つけて可能な限り早く治療を開始する。

※物忘れなどの自覚症状があれば脳内に届きやすい抗HIV薬を使用する。

※発症メカニズムの解明研究を強力的進めていく。
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    テーマ : 病気・症状
    ジャンル : 心と身体

    tag : HIV感染による認知障害

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