AIDS発症者の増加について
2010年の新規AIDS患者の報告は、469人と過去最多を更新しています。
2011年は上半期では、253人と、昨年を上回る勢いで増加しつつあります。
その上HIVに感染後の潜伏期間が非常に短くなり、AIDSの発症が早くなる傾向が続いています。
HIVに感染する可能性のある行為をした場合は、検査を受ける時期が来れば、すみやかに検査を受けることが大切です。
HIV感染に可能なかぎり早く気づき、HIVの増殖によって体の免疫機能が低下してしまわないうちに抗HIV薬による治療を開始すれば、AIDSの発症を食い止め普通の人と同じ生活を営めるようになっている現在、未だにAIDS患者が増加する現象は大変危惧されることです。
検査を受けて早く治療をすれば発症を未然に防げるにも関わらず、発症者が増加していることは、「自分は感染しない」、「検査を受ける時間がない」、「検査を受けるのが怖い」等と理由付をして検査を受けない人が多いからです。
積極的にHIV検査を受ける人が減れば減るほど、AIDS発症前にHIV感染を発見することは不可能となります。
一昔前までは、HIVに感染してからAIDSを発症するまでには、10年はかかると言われていましたが、最近では3~5年前後で発症しています。
即ちこれが"いきなりエイズ"が増加している原因そのものです。
感染するようなことをしない、お互いがセイフティセックスに心がけることが1番重要ですが、中々実行できないのが現実です、その為にも相手の性遍歴の分からない人との性行為の際には、感染予防として『必ずコンドームを正しく使用する』ことが求められます。
そして、不安な行為をしてしまった場合には、HIV検査を受ける時期が来れば、迷わずHIV検査を受けることです。
検査を受けずに放置して、体調がおかしくなり受診したときには、AIDSを発症していたという事だけは、絶対に防止することです。
このようなことを耐えず専門家を含めて血液の鉄人は申し上げていますが、中々HIV検査を受けない人が多いのも現実です。
全国的にHIV検査を受ける人が減少していることが、AIDS発症者が増加している原因と正しく理解して、積極的にHIV検査を受けて下さい。
【HIV/AIDS及び性行為感染症に関する相談・質問は以下を利用ください】
↓ ↓ ↓
「エイズ相談掲示板(PC専用)」
「携帯専用エイズ相談掲示板」
「会員専用エイズ相談掲示板」
「電話相談」
記事を読まれてお役にたった場合は、お手数ですがクリックしてランキング投票にご協力下さい。
↓ ↓

