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AIDS無症候性期間の決定要因とは??

HIVに感染すると、感染直後の急性期の後、5~10年の無症候期の時期(最近では3年前後で)を経て徐々に免疫機能が低下し、色々な日和見感染や合併症を併発します。

無症候期の期間は患者・感染者によって大きく異なりますが、これは患者・感染側の因子によるものなのか、HIV側の因子によるものなのかは未だ解明されていません。

HIV側の要因について、劇症経過を示したAIDS患者例(それまで健康であった24歳の日本人男性で、非常に高いHIV血症を持続しながらも、HIVに対する抗体反応がほとんど起こらず、約8カ月という短期間にAIDSにより死亡した劇症型AIDS症例)から、次のような検討がされました。

この劇症型AIDS患者から分離されたHIVのV3領域の遺伝子配列は、いわゆるアメリカ・ヨーロッパ標準タイプのHIVのアミノ酸配列と6カ所のみが固まって変異していることが明らかになりました。

しかも変異していた部位は、細胞性免疫、液性免疫、細胞への感染性等を規定するきわめて重要な部位で、さらにアミノ酸配列の変異により、マクロファージ好性からT細胞好性に細胞好性の変異につながっていたとも考えられる結果が得られています。

これらのことを踏まえて、HIV感染からAIDS発症のメカニズムについては、

HIV感染成立時には、マクロファージ好性のHIVが急性感染を引き起こし、このHIVは、感染者の免疫処理機能から逃れつつ全身のリンパ系組織に潜入し、リンパ節腫脹を引き起こします。

そしてTリンパ好性に変異したHIVが、Tリンパ球に感染しプロウイルスとして流血中に出現し、このうち、巨細胞形成能を持った病原性の強いHIVが出現するに従い、CD4リンパ球が急激に減少し、AIDSを発症する事になります。

AIDSが発見されてから2011年で30年という節目となりますが、未だHIV感染からAIDS発症に至るまでの明確なメカニズムは、完全には明らかにはされていません。


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    tag : HIV AIDS AIDS無症候性期間 劇症型AIDS

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