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割礼とHIV感染予防の関係

サハラ以南のアフリカではHIV感染予防策として男性の割礼包皮切除)が推進されていますが、イタリアで開催された国際エイズ会議で、2011年7月20日、割礼HIV感染に有効であるとの報告がされました。

割礼による包皮切除については、2006年にケニア、ウガンダ、南アフリカで行われた実験で、男性のHIV感染リスクが半分以下になることのデータが得られています。

このことから国連合同エイズ計画などは、利点と危険性を吟味した上で、世界のHIV感染者3300万人の3分の2が暮らすサハラ以南の13か国で包皮切除推進キャンペーンを実施し、2010年半ばまでに約17万5000人に包皮切除手術を実施しました。

国際エイズ会議で発表された一つ目の発表は、南アフリカで2007~10年に行われたもので、性欲が最も旺盛な15~24歳を中心に2万人以上に包皮切除を行った結果、新たなHIV感染例が76%も減少したことが判明しています。

この結果から、アフリカ諸国ではHIV感染予防として割礼による包皮切除を推奨しています。

また、割礼で包皮の一部を切除することによりHIVへの感染率が半減することは、ケニア、ウガンダ、南アフリカでの調査で2006年に明らかになっており、その後の長期にわたる調査の結果、割礼の効果はさらに大きく、感染リスクは約60%減少するとの結果も出ています。

割礼による包皮切除が何故HIV感染に有効なのかは、HIVが侵入しやすいランゲルハンス細胞と呼ばれる細胞が集中する包皮が除去されるためと考えられています。

反面、割礼による包皮切除HIV感染に役立たないという報告もあります。

1983年にHIVを発見し、2008年にノーベル生理学・医学賞を受賞したフランソワーズ・バレシヌシは、包皮切除への過信をすべきでなく、割礼が100%HIV感染予防する手段ではなく、割礼による包皮切除は複合的なアプローチの1つとして考えておくべきと警告しています。

更に割礼による包皮切除には、女性のHIV感染リスクを低減出来ず、同性愛者同士のセックスには恐らく効果がないことも理解しておく必要があります。

日本では割礼の習慣がないことからして、果たして割礼がHIV感染に役立つか否か疑問であることと、割礼がHIV感染の予防になるとのことから、セイフティ・セックスを心がけることや、コンドームによる感染予防がおなざりになることが非常に危惧されます。


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    tag : HIV 割礼 包皮切除

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