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淋菌性咽頭炎の診断の難しさ-2.淋菌性咽頭炎の検査について-

今囘は淋菌の検査方法について解説します。

性器感染の淋菌の検出検査は、遺伝子増幅法であるPCR法が最も多く採用されています。

しかし遺伝子増幅法であるPCR法は、口腔咽頭の淋菌検出検査には適しません。

その理由としては、

口腔内には非病原性菌の常在菌であるナイセリア属が、わかっているだけで11種も存在しています。

病原性のある淋菌も実はこのナイセリア属です。

遺伝子増幅法であるPCR法はナイセリア属と交差反応を示すため、このナイセリア属の細菌を淋菌と間違えて検出してしまうということになるわけです。

いわゆる"偽陽性反応"です。

今囘検査を何度も受けて「陽性」と診断された理由はここにあります。

つまり、遺伝子増幅法であるPCR法は性器に感染したの淋菌検出には優れた検査法ですが、口腔咽頭の淋菌検出には適しません。

このような偽陽性反応を防止する意味から、咽頭淋菌感染の検査は、ナイセリア属と交差反応をしめさないSDA法TMA法で検査を行います。


今囘のような事例は、咽喉の専門家である耳鼻咽喉科医でも、淋菌の検出検査の知識が十分でなかったため、検査法の選択を間違ってしまったわけです。

このように淋病でもないのに淋病と診断され、おまけに必要のない治療までされることは他人ごとではなく、許されることではありません。

しかし現実は、淋病の検査方法の適切な検査法の選択は、まだまだ婦人科、泌尿器科、性病科の医師全てに周知徹底されていないばかりでなく、咽頭の専門家である耳鼻咽喉科医さえも周知徹底されていないのが現実です。

本当に情けない話ですが、これが現実です。


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    tag : 淋菌 淋菌性咽頭炎 PCR法 SDA法 TMA法

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