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血液製剤からのHIV感染は何故起こったのか?

血液が体の外に出ると、3?5分で凝固(固まること)します。

血液が凝固しますと、血液の中のHIVは変性して死滅しますから感染は起こりません。

血液が人の体の中に流れているときは、血液の中のHIVも生きています。

精液や膣分泌液などの体液も同じで、体の外に出ますと変性しますので、その中のHIVも死滅してしまいます。

体の中にある血液や体液が、直接相手の粘膜を通じて血管の中にはいることにより感染が成立します。

それでは、乾燥させた血液製剤からどうして、HIV感染が起こったのでしょうか?
血液を遠心して、赤血球・白血球・血小板などの有形成分と、血漿と呼ばれる液体成分に分離し、その液体成分の血漿から、血液製剤を作ります。

この血液製剤は、この血漿を-80℃で凍結して、凍結された血漿を真空乾燥と呼ばれる方法で、水分を抜き取り、粉末にしたものです。

そして、使用するときは、注射用蒸留水を加えて、液体に戻して、血管に入れます。

丁度インスタントコーヒーの粉末と同じと考えて頂ければいいでしょう。

血漿を凍結して、真空乾燥することにより、血漿の中にいたHIVは死滅することなく、「冬眠状態」となり、生き続けています。

そして、注射用蒸留水を加えて、再度液体に戻すことにより、HIVは、「冬眠状態」から目覚めます。

このように、血液製剤の中のHIVは、感染する能力を持ったまま、患者に輸注されることから、感染するわけです。

HIVは凍結・真空乾燥されることにより、「冬眠状態」になり、いつでも感染する能力を持ったまま、血液製剤の中で、眠り続けていたわけです。

血液が体の外に出て、凝固(固まる)ことは、その中のHIVは死滅しますから感染はしませんが、血液の一部の血漿を、凍結・真空乾燥すると、HIVは「冬眠状態」となり、生き続けていて、「冬眠状態」から覚めると、感染すると言うことです。

これが、血液製剤から、HIVが感染した理由です。

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    tag : エイズ予防 HIV AIDS

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