"いきなりエイズ"の定義
HIVに感染すると6?8週間後に初期感染としての症状が出ます。
典型的な初期症状としては、インフルエンザになったときと非常によく似た症状が出ます。
すなわち、高熱(39?40℃)・全身の関節と筋肉の痛み、全身のリンパ腺が左右対称に腫れるなど。
その数日で熱は下がり、その他の症状も消失します、これらの症状は一度喪失すると再びでることはありませんし、出たり消失したりすることはありません。
しかし、症状が全く出ない人や出ても軽く気づかない人もあります。
その後10年間ほどはまったく症状のない潜伏期間が続き、その間体の中では体の免疫力を司るリンパ球がHIVに破壊されて免疫力が徐々に低下して日和見感染症に感染しやすくなり、やがてエイズを発症することになります。
HIVに感染するような危険な行為をしても自分は感染しないと勝手に思いこみ、HIV検査を受けない人が非常に多くいます。
検査を受けずある期間が経過して、体調が悪くなり、受診してHIV検査を受けてその時に初めてHIV感染に気づく人、すなわち"いきなりエイズ"と告知される人が増加する傾向にあります。
このようにHIVに感染しているのを放置して、エイズを発症後に抗HIV薬を服用しても、ほとんど効果がなくやがて死に至ることになります。
HIV感染初期に抗HIV薬を正しく服用すれば、HIVの増殖が抑えられて、エイズの発症を押さえ込むことが可能ですから、HIVに感染するような行為をした人は、HIV検査を受ける適切な時期が来れば、必ずHIV検査を受けることです。
HIVに感染するような行為をした場合、必ずHIV検査を受けることにより、いきなりエイズを防止することが可能となることを各自がよく認識することです。
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