献血時におけるHIV抗体検査の通知について−その1−
今回は、献血時におけるHIV抗体検査通知の問題点について解説してみます。
現在、血液センターでは、公に、
「HIVの検査結果はお知らせしません」として、HIV検査目的の献血を防止しています。
しかし、この方針では、以下のような支障を生じます。
1.善意の献血者に対する情報を本人には還元できない。
2.感染が解った献血者の健康管理・発病予防・他人への感染予防・早期治療に対するアドバイスが出来ない。
3.国民の善意の献血、無償による赤十字の血液事業が開かれたものにならない。
HIV検査の通知を実施すれば、
「検査目的の献血が増加する危険性」は、当然あります。
その結果、HIV陽性者の献血とウインドウ期献血が増加して、検査で見つからない危険な血液が患者に輸血されることになります。
どの程度増加するかは、正確な予想は出来ませんが、仮に感染リスクのある献血が2倍増加すると仮定しますと、年間およそ200件のHIV陽性者の献血と2〜3年に1人の輸血によるHIV感染が起こると推測されています。
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現在、血液センターでは、公に、
「HIVの検査結果はお知らせしません」として、HIV検査目的の献血を防止しています。
しかし、この方針では、以下のような支障を生じます。
1.善意の献血者に対する情報を本人には還元できない。
2.感染が解った献血者の健康管理・発病予防・他人への感染予防・早期治療に対するアドバイスが出来ない。
3.国民の善意の献血、無償による赤十字の血液事業が開かれたものにならない。
HIV検査の通知を実施すれば、
「検査目的の献血が増加する危険性」は、当然あります。
その結果、HIV陽性者の献血とウインドウ期献血が増加して、検査で見つからない危険な血液が患者に輸血されることになります。
どの程度増加するかは、正確な予想は出来ませんが、仮に感染リスクのある献血が2倍増加すると仮定しますと、年間およそ200件のHIV陽性者の献血と2〜3年に1人の輸血によるHIV感染が起こると推測されています。
血液事業が多くの善意の献血者・無償の協力者から成り立っていることを考慮して、献血で判明した、HIV抗体陽性の検査結果は、明確な基準によって献血者へ提供され、必要に応じて適切なカウンセリングや専門医療機関の紹介がなされるべきと考えます。
しかし、一方では、輸血用血液の安全性と輸血を受ける人の安全確保を考慮すれば、未だにHIVの新規感染者が毎年増加の一歩をたどっている現在では、直ちに献血者へのHIV検査通知を実行に移す状況でないことも確かです。
皆さんはどう思われますか??
明日に続く
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しかし、一方では、輸血用血液の安全性と輸血を受ける人の安全確保を考慮すれば、未だにHIVの新規感染者が毎年増加の一歩をたどっている現在では、直ちに献血者へのHIV検査通知を実行に移す状況でないことも確かです。
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