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HIV検査法の現状と今後の課題?1?

最近のHIV検査技術は飛躍的な進歩を遂げ、非常に感度の良い検査法が次々と開発されています。

数年前までのHIV検査体制は、EIA法(酵素免疫測定法)あるいはPA法(粒子凝集法)によるスクリーニング検査の陽性者に対して、WB法(ウエスタンブロット法)で確認検査を実施するしかありませんでした。

開発当初のEIA法は、WB法と比較して感度は同等でしたが、特異度の点で劣っていたため、偽陽性反応(ニセの陽性反応)が多く出現するという欠点がありました。

その為EIA法は、改良に改良を重ねて、感度・特異性を高めてきました。

その結果、第4世代と呼ばれる抗原と抗体を同時に検出可能な第四世代の抗原抗体検査試薬が開発され、HIV-1の抗原(p24)とHIV-1抗体と、HIV-2の抗体を同時に検査することが可能となり、検出感度も飛躍的に高くなりました。
そのため、第四世代の抗原抗体検査で早く陽性となった血液をWB法で確認検査をすると、陰性となり感染初期の人を見落としてしまう可能性が高くなるという現象が起きていました。

これに対処するために、第四世代の抗原抗体検査が陽性となった場合は、確認検査としてHIV-1WB法リアルタイムPCR検査を同時に実施することが推奨されています。

しかし、HIV-2の感染に関しては、HIV-2の抗原検出が可能なEIA法リアルタイムPCR検査が市販されていない現状では、HIV-1と同じレベルでHIV-2を早期に正確に検出するのは実際上できません。

この問題に対処するための一つの有効な方法として、血液センターで使用されているような、HIV-1 RNAとHIV-2 RNA(NAT)を同時に検出可能なリアルタイムPCR検査の開発が必要となっています。

このような状況から、リアルタイムPCR検査の製造元のロッシュ社は、現在のリアルタイムPCR検査の改良法として、HIV-1HIV-2を同時に検出できるリアルタイムPCRバージョン2を開発して、近々発売されるようです。

発売時期等詳細が明らかになれば、逐次紹介していく予定です。

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    tag : HIV-1 HIV-2 EIA法 WB法 リアルタイムPCR検査 リアルタイムPCRバージョン2 抗原抗体検査 NAT

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