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血液センターにおけるHIV検査の変遷について

今日は、日本の血液センターが実施してきたHIV検査の変遷を簡単に紹介しておきます。

血液センターでは、1986年5月から、大阪・東京等の一部の血液センターでHIV抗体検査を試験的に実施した結果、13万人中3人のHIV抗体陽性者が見つかりました。

この結果を受けて1986年11月から、EIA法で全献血者のHIV抗体検査を開始しています。

HIV抗体検査開始から、現在に至るまでのHIV検査の変遷を紹介します。

1986年11月 第二世代のEIA法でHIV-1抗体検査開始。

1987年10月 第三世代のPA法に変更。

1994年3月 PA法によるHIV-2抗体検査を追加開始。

1996年10月 HIV-1/2同時検査の可能なPA法コンビネーション試薬に変更。
この時期から、HIV-1/2が同時に検出可能となった。

1999年10月 500本プール法によるHIV-1核酸増幅検査(NAT)を実施。
NAT検査は、HIVと同時にHBVとHCVが検出可能な検査法。

2000年2月 核酸増幅法(NAT)を500本プール法から50本プール法に変更。

2004年8月 核酸増幅法(NAT)を50本プール法から20本プール法に変更。

2008年8月 HIV-1/2核酸増幅法(NAT)に変更。
検査方法は、20本プール法。
この時期からNAT検査は、HIV-1/2が同時に検出可能となった。
このNAT検査もHIV-1/2とHBV及びHCVを同時に検出できる。

2008年8月 化学発光酵素免疫法(CLEIA法)によるHIV-1/2抗体検査を開始。
2008年1月から九州血液センターから開始し、8月には全国の血液センターで実施。

以上のような変遷で、日本の血液センターは、世界で一番優秀なHIV検査体制を構築しています。


しかし、このように優秀な検査体制を構築していても、感染初期のウインドウピリオドのHIVは検出できませんので、検査目的の献血や、感染するような不安な行為をした後の献血は絶対にしてはいけません。

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    テーマ : 医療・病気・治療
    ジャンル : 心と身体

    tag : HIV抗体検査 EIA法 PA法 HIV-1/2 核酸増幅法(NAT) 化学発光酵素免疫法(CLEIA法) 献血

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