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輸血によるHIV感染について

HIVが含まれた血液を輸血されると、ほぼ100%の確率で、HIVに感染します。

日本の輸血用血液は、現在100%が善意の献血によるものです。

一部の先進国や発展途上国では、未だに売血による血液が輸血に使用されています。

日本における輸血によるHIV感染の現状はどうなのでしょうか?

最近では、2003年に、NAT検査をすり抜け、献血された血液を輸血された患者がHIVに感染しています。

1999年の高精度検査導入(NAT検査)以降、HIVのすり抜けは2例目となりますが、患者へのHIV感染が確認されたのは2003年の事例が初めてとなります。

現在血液センターでは、化学発光酵素免疫法(CLEIA法)によるHIV抗体検査とNAT検査によって、HIV-1/2を検出する体制をとっています。

このことからして、2003年以降献血によるHIV感染は発生していませんが、検査すり抜けによるHIV感染の確率は、1500万?2000万分の1と考えられています。

しかし、化学発光酵素免疫法(CLEIA法)によるHIV抗体検査では、8週以上の抗体のウインドウピリオドがあり、NAT検査でも11日のHIVのウインドウピリオドが存在することから、HIVに感染するような行為をして、HIVに感染している人が、感染後、1?10日で献血をすれば、HIV検査はすべて陰性となってしまいます。

HIV検査が陰性となれば、この血液は患者に輸血されて、輸血された患者はほぼ100%HIVに感染してしまいます。

いくら、世界最高水準のHIV検査体制で検査をしていても、検査に見つからない時期に献血をされると、検査はすべて陰性となり、HIV陽性血液はすり抜けてしまいます。

以上のことから、

※HIVに感染するような行為をした場合は、絶対に献血はしないこと。

※検査目的の献血は絶対にしないこと。

※HIV検査は、保健所又は医療機関で受ける。


この三点を必ず厳守することが必要です。

補足として、海外で輸血を受ける際の注意をしておきます。

HIV検査体制に関しては、日本は世界で一番優れた検査体制を引いていますが、外国は、もっと遅れています。

先進国の一部でも、売血が存在したり、NAT検査を実施していないことから、輸血によるHIV感染は日本以上に発生する危険性はあります。

まして、発展途上国では、売血が多く存在し、HIV検査も不十分なことから、輸血によるHIV感染のリスクは非常に高くなります。

現実、外国で輸血を受けてHIVに感染した事例が、多く報告されています。

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    テーマ : 医療・病気・治療
    ジャンル : 心と身体

    tag : HIV 輸血によるHIV感染 NAT 化学発光酵素免疫法 ウインドウピリオド 献血

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