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性行為で感染する“欧米型”HBV(B型肝炎ウイルス)について

現在、従来から日本国内で発生していたHBVの遺伝子型B、Cに変わって、欧米由来の遺伝子型AのHBVの感染が広がっています。

この欧米由来の遺伝子型AのHBVは、従来の遺伝子型B及びCのHBVとは臨床像が異なり、慢性化しやすいのが特徴です。

国立病院機構肝疾患ネットワークに参加する28施設が、1991?2008年にB型急性肝炎で入院した患者498人を対象に行った調査では、1990年代前半には、遺伝子型Aは平均して全体の6%程度でしたが、90年代後半から増加が目立つようになり、07年からはB型急性肝炎全体の50%以上を欧米型の遺伝子型Aが占めるようになっています。

現時点では感染者は圧倒的に男性が多く、ホモセクシャルやバイセクシャルで不特定多数と性交渉を持っている人、年齢層では20?30歳代での発症が多いという調査結果が出ています。

これは、海外から持ち込まれ、同性愛者の間で感染した例だけでなく、既に国内の異性間性行為での感染例も増加しており、感染の様式はHIVの流行の時に非常によく似ています。

今の時点で、感染予防対策をしないと、HBVも今後HIV流行と同じパターンで広がりかねないと、専門家は警告しています。

遺伝子型Aは、遺伝子型B、Cに比べて症状の経過が穏やかで劇症化しにくい一方で、10%程度が慢性化するのが臨床的特徴だといわれています。

この理由としては、HBVに感染すると、人の免疫は肝細胞ごと破壊してHBVを排除しようとしますが、遺伝子型Aではウイルス量が多いわりに、体内からの排除の力が弱く、これが慢性感染する一因ではないかと考えられています。


HBVの性行為における感染予防対策は、コンドームしかありません、コンドームを正しく使用することによって感染予防は可能です。


国内で使用されているHBワクチンでも、遺伝子型Aに有効であることから、夫婦のいずれかがHBV感染者であれば、非感染者は事前にHBワクチンを接種することで感染予防が可能です。

HBワクチンにはいくつか種類がありますが、いずれもHBs抗原の共通部分をターゲットにしていますので、理論的にはどの遺伝子型のHBVに対しても効くとされています。

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    テーマ : 医療・病気・治療
    ジャンル : 心と身体

    tag : HBV 欧米型HBV HBワクチン コンドーム

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