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HIV混合予防ワクチンについて

2009年10月20日、フランスのパリで開催されたエイズワクチン会議において、2009年9月24日に、米軍とタイ衛生省が共同で治験を行ったHIV予防ワクチンの感染予防効果が証明されたと発表されました。

更に、HIV予防ワクチンの臨床試験の結果が20日、医学誌「ニューイングランド医学ジャーナル(New England Journal of Medicine)」にも発表されました。

その内容としては。

1.治験には18?30歳の男女約1万6000人に実施された。

2.治験者全体を二つの集団に分け、半数に仏製と米製の2種類(ALVACとAIDSVAX)の混合ワクチンを接種、残りの半数に無害な偽ワクチンを接種、通常の生活をさせた。

3.接種後3年間の追跡調査の結果、偽ワクチンを接種した集団は74人がHIVに感染したが、混合HIVワクチンを接種した集団の感染者は51人で、偽ワクチンを接種した集団より感染率が約31%低いというデータが得られた。

ALVACとAIDSVAXのHIV予防ワクチンは、約15年前に開発され、現在に至るまでに数多くの治験が行われてきましたが、ほとんど予防効果が得られないという結果しか得られていませんでしたが、今回これらのワクチンを混合して接種することで、感染予防効果が得られたということです。

このHIV予防ワクチンは、2種類を混合して接種しないと効果が無いことと、なぜ予防効果が得られたかの科学的解明が必要で、今すぐに実用化されるのではなく、今後に残された課題は多くあります。

一般的にワクチンは、有効性が最低でも50%はないと一般への利用が認められないとされていることから、今回の治験におけるHIV感染者数は少ないものの、この結果は統計的に有意であり、HIV予防ワクチンが有効であるという確証が初めて得られたケースとして、この結果をもとにHIV予防ワクチンの開発が加速することを期待されます。

専門家は、3割の差はそれほど大きいとは言えないが、HIV予防ワクチンの有効性を示す結果が出たのは初めてなので、今後の治験に弾みがつくが、今回のHIV予防ワクチンでは血中のHIV量が下がったという結果は出ていないことから、なぜ予防効果が出たのか不明な部分もあり、さらに研究を進める必要があるとコメントしている。

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    テーマ : 医療・病気・治療
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    tag : HIV HIV予防ワクチン

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