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HIV-1長期生存者とは?

HIV-1長期未発症者については、昨日解説しましたが、今日はHIV-1長期生存者について解説してみます。

最近のHIV感染者は、日々の健康管理と抗HIV療法の進歩により、その予後は格段に改善され、AIDSの発症を大幅に遅らせることが可能となってきていますが、あくまでも発症を遅らせるだけで、完全に治療するまでには至っていません。

HIV-1長期生存者とHIV-1長期未発症者を区別することは、非常に重要な事ですが、これらを明確に区別することは非常に難しいとされています。

HIV-1長期未発症者は、明らかにHIV-1長期生存者といえますが、その逆はいつもあてはまるわけではありません。

このふたつを分類するための定義は、経験に基づくものであり、明確な定義はなく、新しい事実が見つかるごとに改訂されているのが現状です。

また、最近の研究によって、HIV感染の早期に効果的な抗HIV療法を開始することにより、若年期に感染した男性同性愛者あるいは両性愛者の13%は、20年以上にわたって臨床的にはAIDSを発症しないと予想されています。

HIV-1長期生存者とは、初感染後10から15年経過しても生存している人たちの事を言います。

しかし、最近の研究によって、初感染後20年以上経過しても生存している人をHIV-1長期生存者としています。

以前に、HIV-1長期生存者とされていたほとんど人は、AIDSへと進行して、重篤な免疫不全になり、日和見感染にも感染しているのが現状です。

HIV-1感染者の一部の人たちは、血液中のCD4陽性T細胞数も1mL中200以下になっていますが、数年以上にわたりその数はそれほど変化していません。

血液中のCD4陽性T細胞数の維持のメカニズムは、現時点ではほとんど解明されていませんが、適切な抗HIV療法や日和見感染に対する予防的治療が、CD4陽性T細胞数の維持に非常に有効に働いていると考えられています。

また、感染したHIVの要因あるいは感染者側の要因が、これらの人の長期生存性に関わっていると推測されています。

HIVに対する身体の免疫反応の量的あるいは質的な要因、さらに既知または未知の遺伝的な要因が関与するによって、これらの人の長期生存性が決まっているのかも知れないと考えられていますが、未だ明確な回答は得られていません。
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    テーマ : 伝えたいこと
    ジャンル : 日記

    tag : HIV HIV-1長期生存者 HIV-1長期未発病者

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