理解しやすく、役立つエイズのブログ-血液の鉄人のささやき- HIV感染者の病態、即ち身体の状態は何を指標にして判断するのか??






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HIV感染者の病態、即ち身体の状態は何を指標にして判断するのか??

HIVに感染した場合、どのような検査をして、HIV感染の状態の重さを判断するのでしょうか?

このような質問をよく受けますので、再度解説してみます。

HIV患者の状態は、

1.PCR検査(リアルタイムPCR検査)によって、身体の中に存在するHIVの量を調べる。

2.フローサイトメトリーによって、血液中のCD4陽性細胞数を調べる。

このふたつの検査を行い、HIV感染による病態を調べます。

まず最初の指標が、PCRにて測定される血液中のHIVの量です。

血液中のHIVの量は、病気の進行速度を的確に示します。

即ち、血液中のHIVの量が多ければ多いほど、病気の進行速度は速くなります。

現在のHIV治療が、身体の中のHIVを完全に殺して完全な治癒をすることが出来ないことから、一度でもHIVに感染すると、PCR検査でHIVが検出不能となっても、治療を中止すると必ず再発することが知られていいます。

この場合の、検出不能と言うことは、検査の限界によって、実際は血液中にHIVが存在していても、PCR検査で見つからないだけです。
次ぎに行う検査は、血液中のCD4陽性細胞数を調べることです。

健康人であれば、CD4陽性細胞数は800?1200個/μlありますが、HIVに感染すると、HIVがCD4陽性細胞を破壊するために徐々に低下していきます。

その結果身体の免疫機能は低下していきます。

500個/μl前後になると、帯状疱疹、結核、カポジ肉腫、非ホジキンリンパ腫

200個/μl前後になると、カリニ肺炎、トキソプラズマ脳症

100個/μl前後になりますと、クリプトコッカス髄膜炎

50個/μl前後では、サイトメガロウイルス、非定型抗酸菌症

を起こしやすいとされていることから、それぞれ適した予防投与や治療が必要となります。

特に、血液中のCD4陽性細胞数は、現在の病態を的確に反映する検査法です。

これら、ふたつの検査をして、HIV感染における病態を判断します。
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    テーマ : 伝えたいこと
    ジャンル : 日記

    tag : HIV リアルタイムPCR検査 PCR検査 CD4陽性細胞数 HIV感染による病態

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