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迅速抗体検査を受ける時期の解釈は何故異なるのか?

不安な行為をして、HIV迅速抗体検査を受ける場合、病院・医院・保健所によって、受ける時期が異なるのは何故かという質問をよく受けますので、今日はこのことについて解説してみます。

検査を受けるときに、病院・医院・保健所によって、

1.1?4週前後で信頼できる結果が得られる。

2.6週で信頼できる結果が得られる。

3.8週で信頼できる結果が得られる。

4.10週で信頼できる結果が得られる。

5.12週でないと信頼できる結果が得られない。

と色々言われていますが、何故このように受ける時期の解釈が異なるのでしょうか?

この解釈の違いの原因を解説する前に、HIVに感染して身体の中にHIV抗体の出来る時期について、再度解説します。

HIVが身体の中に侵入して、身体の免疫機能が負けるとHIVの感染が成立します。

身体の中にHIVが増殖し始めますと、身体の免疫機能の認識により、身体の中にHIV抗体が出来ます。

この抗体の出来る時期は、人により異なりますが、普通の日常生活(免疫不全・多量の免疫抑制剤やステロイド剤を使用している人以外)をしている人であれば、感染して6?8週で出来るとされています。

しかし、抗体が出来ても、その抗体の量は少ない人から、多い人までバラバラです。

身体の中にHIV抗体が出来ていても、HIV抗体検査で検出できる量が無いと、検査を受けても意味がありません。

検査を受けて信頼できる検査結果が得られるHIV抗体が身体の中に出来ていないと、感染していても陰性となってしまいます。

そのことから、検査で見つかる量のHIV抗体が出来ている時期に、HIV抗体検査を受ける必要があります。

それでは、何故検査を受ける時期が施設によってバラバラなのでしょうか?

その理由のひとつに、身体の中に出来るHIV抗体の量についての認識不足があります。

感染して、HIV抗体が出来ていても、検査で見つかる量がないと検査を受けても意味がありません。

感染して6?8週でHIV抗体は出来ますが、検査で見つかる量でないと検査を受けても信頼できる結果は得られません。

その為に、HIV抗体の出来る前、不安な行為から1?6週に検査を受けても、意味がありません。

人によっては、6週で検査で見つかるHIV抗体の出来ている人もありますが、これは稀なことです。

HIV抗体検査は、検査で見つかる量のHIV抗体がほとんど全ての人に出来る、12週で受けてこそ、信頼できる結果が得られることになります。

実際8週で迅速抗体検査を受けて陰性であり、その4週後即ち不安な行為から12週で再度迅速抗体検査を受けて陽性であった事例もあります。

もう一つ、迅速抗体検査あるいは即日抗体検査の名称にも問題があります、このような名称ですから、不安な行為から即日あるいは迅速に検査を受けて結果が分かると誤った解釈をしている人がいることも事実です。

迅速抗体検査即日抗体検査とは、検査結果が迅速に分かる、あるいは検査を受けて即日結果が分かるという意味です。

即日抗体検査は、不安な行為から12週で受けて信頼できる結果が得られると、血液の鉄人は常日頃から申し上げています。

ご理解頂けましたでしょうか?




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    ジャンル : 日記

    tag : HIV HIV抗体検査 迅速抗体検査 即日抗体検査 HIV抗体の出来る時期

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    検査時期

    即日抗体検査の検査時期には様々な解釈があるが確実な結果は12週後でない得られないことがわかりました。
    ところで本文中に6週で抗体が検出されることは稀だとありましたが、サイト内のHIV用語集には4日から41日の間に95%の人が陽性化するとあります。それならば6週で抗体が検出されることは稀ではないのではと疑問に思いました。
    もちろん何%という問題にかかわらず抗体検査は12週後に受けなければならないことに変わりはないと思っています。

    検査時期

    HIVに感染して4~41日で血液中にHIV抗体は出来ますが、抗体検査で見つかる量は出来ていません、これは、6週でも同じ事です。

    多くの人の中で、6週で検査で見つかる量のHIV抗体が出来ている人もありますが、これは非常に稀な事という意味です。

    大切なことは、検査で見つかる量のHIV抗体がからでの中に出来ていることが必要なわけです。

    時期の解釈で

    私が昔、検査を受けた拠点の医師の方は
    即日抗体検査は、不安な行為から1か月経過していれば、大丈夫との考えの方でした。
    自治体のサイトでも、2か月もしくは、3か月といったようにばらつきがあるかと思います。

    血液の鉄人先生のサイトを知るようになり
    即日抗体検査の場合は、12週以降というのが理解できました。
    間違った解釈で、本来の検査結果がでないケースが、今後発生する可能性を考えると
    日本の検査体制は改善の余地があるのではないかと思います。

    検査時期の解釈

    HIV検査を受ける時期や結果の解釈は、日本では全ての医師や関係者が正しく認識しているとは言えません。
    その為医師によっても受ける時期がバラバラですし、保健所などの行政機関でもバラバラです。

    この原因は、エイズ検査を正しく認識しょうとする姿勢が不十分だからです。

    HIV/AIDSに関する正しい知識の普及に国を挙げて取り組むことが必要です。

    そう思われませんか??

    国を挙げて取り組むことが

    血液の鉄人先生が常日頃から申し上げられておられる通りで
    国全体が検査を正しく認識しょうとする姿勢が不十分だと思います。

    TVのCMでは、検査を受ける呼びかけは行われていますが
    一歩踏み込んだ正しい知識の普及に関しては
    現状では、不十分な状況であると思います。

    個人個人が予防に努めるとともに
    行政(国)が、もっと力を注いで取り組まないといけないと思いました。

    楽 天

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