理解しやすく、役立つエイズのブログ-血液の鉄人のささやき- エスプライン HIV Ag/Ab検査キットとダイナスクリーンとの違いについて
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エスプライン HIV Ag/Ab検査キットとダイナスクリーンとの違いについて

今日は、エスプライン HIV Ag/Ab検査キットと迅速抗体検査のダイナスクリーンとの違いについて解説してみます。

?.それぞれの検査の違いについて

1.検査に使用する血液について

 ・エスプライン HIV Ag/Ab

 血液を遠心分離して、血液の成分である血清又は血漿で検査。
 血液そのものでの検査は出来ない。

 ・ダイナスクリーン

 血液を遠心分離しないで血液そのもので検査が出来る。
 また、血液を遠心分離して、血液の成分である血清又は血漿でも検査可能。

2.検出できるもの

 ・エスプライン HIV Ag/Ab

 HIV-1p24抗原HIV-1/-2抗体

 ・ダイナスクリーン

 HIV-1/-2抗体
 HIV-1p24抗原は検出できない

3.判定ラインの色

 ・エスプライン HIV Ag/Ab

 青色のライン

 ・ダイナスクリーン

 赤色のライン

4.検査が正しく実施できたことを示すラインの呼び方

 ・エスプライン HIV Ag/Ab

 レファレンスライン


 
・ダイナスクリーン

 コントロールライン

5.偽陽性反応の出現率

 現時点の検討結果からして、ダイナスクリーンの出現率の4分の1以下というデータが得られています。

6.HIVの検出感度

 HIV-1p24抗原を検出可能なことからして、ダイナスクリーンより早期にHIVを見つけることが出来るデータが得られています。


?.変わらないこと

 1.反応時間

 どちらも15分

 2.検査原理

 どちらもイムノクロマト法

?.検査を受ける時期


 ・エスプライン HIV Ag/Ab

 現時点では明らかになっていませんし、血液の鉄人も現在検討中ですので、わかり次第紹介します。

 ・ダイナスクリーン

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    tag : エイズ予防AIDSHIV

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    血液そのものが使えない件で

    エスプラインといわれる検査は
    血液そのものが使えないということを知りました。

    診療所などのお医者様が1人で診察なさっている病院の場合でも
    通常は、血液遠心分離機などは普及しているものでしょうか。
    (これは素人の考えですが・・・)
    現行の即日抗体検査は、採血後血液を試験紙に乗せる簡易検査ですが
    遠心分離する作業というのは、専用の機械も必要で
    中規模以上の病院、保健所が対象になってくるのでしょうか。

    エスプライン HIV Ag/Abについて

    今回の検査は、血液そのものでは検査が出来ないことから、血液を遠心分離器で血清および血漿に分離する必要があることから、遠心分離器の無い小規模医院では採用できません。
    メーカは保健所及び中規模病院での採用を考えているようです。

    楽 天

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