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HIV検査についてー2.NAT検査とリアルタイムPCR検査の違いについて-その1.NAT検査についてー

NATとは核酸増幅検査(Nucleic acid Amplification Test)の頭文字を取ったものです。

HIVの遺伝子の一部の核酸を取り出し、その核酸を倍々で増やして、増えた核酸を検出することでHIV遺伝子の有無を確認する検査法です。

NATを使用したウイルス検査法はウイルスの持つ遺伝子を一億倍以上に増やして検出するため極めて感度の高い検査法です。

NAT検査は、血液センター専用の検査法で日本赤十字社は1999年より、血液の安全性向上を図るうえでB型肝炎ウイルス(HBV)、C型肝炎ウイルス(HCV)、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)について特に有効なNATを、世界に先駆けて導入しています。

以下に核酸増幅検査の導入の推移を簡単に記載しておきます。

○1999年10月~HBV・HCV・HIVの3種のウイルスに対するミニプールNAT(500検体プール)スクリーニングを初めて導入。

○2000年 2月~検体のプールサイズを50検体に変更。

○2004年 8月~検体のプールサイズを20検体に変更。

○2014年 8月~新たなNATシステムに変更し、さらに1検体ごとのNAT(個別NAT)スクリーニングを開始。

要するにプール法では感度が低くなり検出できなかった事例があり、ブール法を廃止してひとりひとりの血液を検査する個別NATに切り替えたわけです。

病院等の医療機関ではNAT検査を実施しておらず、そのかわりにHIV-1核酸増幅定量精密検査を実施しています。

従って病院で受ける場合は、HIV-1核酸増幅定量精密検査が本当の呼び方ですが、NAT検査が有名になりすぎて、HIV-1核酸増幅定量精密検査を総称してNAT検査と呼んでいます。

※HIV-1核酸増幅定量精密検査は、リアルタイムPCR検査と呼ばれています※

NAT検査は病院・クリニック・保健所などの医療機関では受けることは出来ません。

その為に、医療機関で、NAT検査を受けたいと言っても、「当院では検査していません」と言う回答が返ってくるわけです。

2008年9月1日から、血液センターで採用された新しいNAT検査は、HIV-1とHIV-2の感染を同時に検出できるようになっています。

NAT検査のウインドウ期は11日です。

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    テーマ : 医療・病気・治療
    ジャンル : 心と身体

    tag : NAT検査

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