理解しやすく、役立つエイズのブログ-血液の鉄人のささやき- HIV抗体検査でPA法とは?
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HIV抗体検査でPA法とは?

今日は、HIV抗体検査の中からPA法について解説してみます。

PA法とは、ゼラチン粒子凝集法(Particle Agglutination)のことです。

この検査は、第三世代のHIV抗体検査です。

この検査は日本で開発された優れた検査法です。

検査の原理は、ゼラチン粒子に精製したHIVを界面活性剤で処理して作ったHIV蛋白質をタンニン酸処理したのゼラチン粒子に吸着させて、これに検査する人の血清を加えて、トレイの中で2時間静置しておきます。

HIV抗体が陽性の時は、トレイの中でゼラチン粒子が大きな円に広がります。

HIV抗体が陰性の時は、トレイの中でゼラチン粒子が一点に集まります。

この状態を見て、陰性・陽性の判断をします。

この検査は、不安な行為から12週で信頼できる結果が得られます。

また、HIV-1/HIV-2を同時に見つけることが出来ます。

非常に簡単な検査でどこでも実施できることから、日本でも多くの施設で採用されていますし、発展途上国でも広く採用されています。

更に、偽陽性反応の出る割合がエライサ法に比べて低いという利点もあります。

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