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クラミジア検査の血液検査と尿検査の違い

人の体の中にウイルスや細菌などの異物が侵入すると、侵入してきた異物に対して戦う物質すなわち抗体が造りだされます。

この抗体と呼ばれる物質は、血液の成分の一つである血漿(血清)を調べることで判明します。

要するに、HIVであればHIV抗体、梅毒であれば梅毒抗体、クラミジアであればクラミジア抗体を調べます。

クラミジア検査での血液検査は、"今までにクラミジアに感染したことがあるかどうか?"、"クラミジア感染による現在の活動状況(第三者に感染させる可能性の強さ)"などです。

従ってクラミジア抗体検査では、〝過去〟にクラミジアに感染したことがあるかどうかの指標とはなっても、今現在、クラミジアに感染しているかどうかまでは判断できないことがままあります。

大切なこととしては、クラミジア抗体検査が陽性てあっても、病気が治癒している場合治療が必要でない、第三者に感染させることはない場合でも陽性反応を示すことがあります。

感染症検査は自分が感染していて治療が必要なのか、そして第三者に感染させるおそれがあるのかを調べるための検査です。

その為、現在治療が必要でない、また第三者に感染させる危険性がない状態を陽性と判定するような検査は受ける必要がなくなるわけです。

現時点でのクラミジア感染を調べるには、血液によるクラミジア検査ではなく、患者の尿や分泌物などを使ったクラミジアその物を検出する〝抗原検査〟を行うのが一般的となっています。

主な検査方法は、ハイブリッドキャプチャー(HC)法やPCR法などがあります。

抗原検査は過去の古傷を調べる抗体検査とは異なり、現時点におけるクラミジア感染の有無を調べることができる事からして、抗原検査で陽性反応が出た場合は、ほとんどの場合治療が必要となります。

※ クラミジアの喉への感染のをHC法を使用すると、偽陽性を起こすことから、性器と喉へのクラミジア感染の検査は別々に考える必要があります※

クラミジアの感染を調べる場合は、尿(あるいは性器分泌物)や患部の粘膜などを調べる抗原検査を受けることです。

クラミジアの感染者は非常に多く、過去に一度でも性行為をした経験のある人ならクラミジアに感染している可能性は〝ゼロ〟ではないとも言われています。

性行為感染症において、男女共に第一位に輝いているのが性器クラミジアです。

しかも、性器クラミジアは、男性は2人に1人、女性は5人に5人が自覚症状がないとの調査報告もあります。

感染しても症状が全く見られず、感染に気づく人が極めて少ないのが現実です。

更にクラミジア感染者と1回でも性交渉をすると、50~70%を超える確率で感染するとさえ言われています。

その事からして、 過去に一度でも風俗店を利用したことがある、今まで不特定多数の異性と性交渉をした人は男女問わずクラミジア抗原検査を受けておく必要があります。

クラミジアに感染して性器粘膜が爛れている場合、HIVの感染リスクが数十倍から百倍高くなります。

たかがクラミジアと侮ってはダメです。
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