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梅毒検査を受けるときの注意点

何度も解説していますが、再度梅毒検査について解説しておきます。

梅毒検査には以下の二種類があります。

1.脂質抗原を利用したSTS検査としては、RPRカードテスト、ガラス板法(現在試薬は販売されていません)及び自動機器で検査するラテックス凝集法があります。

2.梅毒トレポネーマを使用したTP検査としては、TPHA、FAT-abs、自動機器で検査するラテックス凝集法と化学発光法そして、イムノクロマト法を利用した迅速検査があります。

STS検査法は、感染するような行為をしてから、1ケ月後にを受ければ信頼できる結果は得られますが、この検査はTP抗原を使用していないことから、偽陽性反応が出る確率が高い検査法です。

従ってSTS検査で陽性となれば必ずで陽性を確認する必要があります。

TP検査は、梅毒トレポネーマを抗原としていますから、偽陽性反応が出ることはまずありませんが、受ける時期が早すぎますと逆に偽陰性となることがあります。

特にTP検査については、以下の2点に注意する必要があります。

1.TP検査では、一度感染して陽性と判定されると、一生、陰性化しないことから、既に抗生物質治療で完治していても陽性となり、性行為感染症の専門医でないと既に完治していてもTP検査が陰性となるまで延々と抗生物質を投与し続けることになります。

2.抗生物質の治療により完治した後でもTP検査は陽性が続くため、治療効果の判定には使えません。

治療判定は、STS検査で行います。

それでは、梅毒検査は危険な行為をしてからいつ受ければよいのでしょうか?

梅毒の検査は、梅毒トレポネーマの感染により組織が壊された際に出来るカルジオリピン抗体が血液中に抗体があるかどうかを調べます。

従って感染機会から約1ヵ月後には、STS検査を受けることが可能となります。

最近不安な行為から1ケ月でTPHAや自動機器で検査するラテックス凝集法と化学発光法そして、イムノクロマト法でのTP検査のみを実施する医師がいますが、これは受ける時期が早く実際感染していたとしても偽陰性となり感染を見逃すことになります。

※TP検査で1ケ月前後で信頼できる結果が得られるのは、FTA-absのみですが、実際この検査を実施する医師は非常に少ないのが現実です※

従って感染する行為があって1ケ月前後でSTS検査が陰性となった場合は、TP検査でこの時期信頼できる結果が得られるFTA-abs(IgM-FAT-absは早期に信頼できる決が得られます)で確認する必要があります。

このように梅毒検査も、受ける時期によって検査法を組み合わせる必要がありますから、梅毒検査に熟知した皮膚科医または性病科の医師の診察を受ける必要があります。

梅毒検査は、脂質抗原法とTP抗原法の2種類を合理的に組み合わせて総合的に判断しなければ、

a)梅毒に感染している人を感染なしと誤診する。

b)感染していない人を感染していると誤診する。

c)治癒している人を必要のない抗生物質を投与して余計な治療をすることになります。

※現実このa)~c)の過ちを犯している医師(梅毒検査に不慣れな医師)は多く存在することは事実で、極めて残念なことです※
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    テーマ : 医療・病気・治療
    ジャンル : 心と身体

    tag : 梅毒検査を受けるときの注意点

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