HIV感染の現状とその対応
しかし数年前から、HIVに感染してからAIDSを発症するまでの期間が、3~5年と非常に短くなっててきています。
この原因は、はっきりとは分かっていませんが、HIVそのものが生体内で増殖する際に変異することがAIDS発症を早くしたと考えられています。
HIVに感染しても、初期症状が全く現れないことが半数以上いることと、何らかの症状があっても気にかけない人もいます。
そのため感染したことに気付かず、第三者に感染させてしまう危険性があります。
更に、感染に気づかず放置して、体調が悪くなり医療機関を受診した時に初めてHIV感染を指摘される人が増加しています。
いわゆる"いきなりエイズ"です。
不安な行為から30日が経過しました、どの様な検査を受ければ良いのでしょうか?
1.リアルタイムPCR検査
2.第四世代の抗原抗体検査
の2つの検査法が信頼出来る結果が得られます。
これらふたつの検査法は、HIV-1の感染の判断しかできません。
それでは何方の検査を受ければ良いのでしょうか?
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HIV検査を受けるタイミングの目安について
よく読まれて検査を受けるタイミングを間違わないようにして下さい。
どの様に優れた検査でも、受けるタイミングを間違えば信頼出来る結果は得られません。
tag : HIV リアルタイムPCR検査 迅速抗体検査 第三世代の抗体検査 第四世代の抗原抗体検査
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"いきなりエイズ"増加中!!
過去最多であった2010年の469人にせまる467人でしたが、この数は速報値ですから、今後増加する可能性も否定できません。
現在AIDSは、HIV検査で感染を早く知ることによって、抗HIV薬治療で発症を抑えこむことが可能となっていることから、感染するような行為をしてしまった時には、必ずHIV検査を受けて、仮に感染していれば早期に治療を開始する必要があります。
tag : いきなりエイズ