理解しやすく、役立つエイズのブログ-血液の鉄人のささやき- 2009年04月






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血液や体液中のHIVの量についての比較

血液や体液中にはどの程度のHIVが存在するのかを簡単に解説してみます。

最もHIVが多く存在するのは血液です。

血液中のHIVの量を100としてそれぞれの体液中のHIVの量を比較してみます。

1.血液中・・・・・・100

2.精液・・・・・・・ 98

3.カウパー液・・・・ 95

4.膣分泌液・・・・・ 90

5.唾液・・・・・・・ 10以下

6.涙・・・・・・・・ 1以下

7.汗・・・・・・・・ 1以下

8.尿・・・・・・・・ 1以下


以上の事からして、唾液、涙、汗、尿のように10以下の量の場合は、感染に必要な量に達していないことから、感染しないと言うことです。

まとめますと、HIVが感染するにはある一定以上のHIVが血液や体液に存在しないと、感染しないと言うことです。

逆に、血液、精液、膣分泌液、カウパー液の中のHIVの量は非常に多いことからして、感染するリスクは非常に高いと言うことになります。

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tag : エイズ予防 HIV AIDS

HIV感染は一般の血液検査で解るのか?

貧血の検査や発熱したときに病院では、一般の血液検査を実施します。

この検査は血液中の、赤血球・白血球・血小板の数や白血球の種類などを調べる検査です。

赤血球の数で貧血の有無、白血球の数とその種類によって体の中に炎症が起こっているか、あるいは血小板が少なくて出血しやすくなっているかを調べます。

HIVに感染した場合、一般血液検査に異常が見られることもありますが、この異常は、風邪を引いたとき等に体の中に起こる炎症によっても変化する場合と区別は全くつきません。

その為、一般血液検査ではHIV感染の有無の判断は出来ません。

HIVに感染して、年月が経過すれば、一般血液検査でも、白血球数の減少など大きな異常が現れますから、HIV感染の可能性を推測できますが、やはりHIV感染の有無の判断は、HIV検査に頼らざるを得ません。

HIV感染の有無の判断は、一般血液検査では判断できず、HIV検査でないと解りません。

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HIV検査は何故早く受ける必要があるのか?

不安な行為をすれば、早くHIV検査を受ける必要があることを行政や専門家は常に言っていますが、何故早く受ける必要があるのかと言うことを今日は解説してみます。

不特定の人とコンドーム無しの性行為・肛門性交をすれば、相手がHIV感染者であれば、当然感染するリスクが発生します。

HIV感染は、HIV検査を受けないと一般の血液検査や症状から判断することは出来ません。

感染の有無を判断するには、適切な時期に適切なHIV検査を受ける必要があります。

感染リスクのある行為をしたときには、検査を受けて信頼できる結果が得られる時期が来れば、HIV検査を受けることは絶対に必要です。

その理由は、

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オーラルセックスによるHIV感染のリスクについて?続報?

昨日、「オーラルセックスによるHIV感染のリスクについて」を解説しましたが、多くの反響がありましたので、皆様の認識を深めてもらう意味で、再度解説してみます。

まず、コンドーム無しの性行為や肛門性交に比べて、はるかに感染リスクは低いことは事実ですが、オーラルセックスによるHIV感染のリスクはゼロでないことを再認識して下さい。

再度オーラルセックスによる感染リスクの分析をしてみます。

1.フェラチオ

・受ける側

相手の口の中に出血が無く唾液(感染するほどのHIVは存在しない)のみがペニス粘膜に着くのであれば、感染リスクはゼロと考えらます。

相手の口の中に多量の血液がある状態の場合は、感染リスクは高くなりますが、現実このような状態での行為は考えられません。

目で見て分からない様な量の血液が相手の口の中にあっても、HIVの感染力は非常に低いことからして、感染のリスクはまずありません。

・する側

ペニスから出るカウパー液の中には、少量のHIVは含まれていますが、感染のリスクは低いと考えられています。

射精されたときは、多くのHIVが口の粘膜に接触することから、感染のリスクは当然高くなりますが、現実この行為で感染したという確たる症例は報告されていません。

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オーラルセックスによるHIV感染のリスクについて

HIVは精液にも膣分泌液にも含まれていますから、オーラルセックス(クンニリングスとフェラチオ)によって感染するリスクは、理論上医学的には存在します。

しかし、オーラルセックスによる感染リスクを科学的に計算することは、非常に困難なことです。

その理由としては、膣性交や肛門性交をすべてやめてオーラルセックスだけを行う人はほとんどいないため、かりに感染があったとしても、オーラルセックスによる感染か、膣性交や肛門性交による感染かの判断をすることは極めて困難なことです。

現実オーラルセックスによるHIV感染は、膣性交や肛門性交よりもHIV感染のリスクがはるかに低いと考えられています。

このことは、女性同士のセックスによるHIV感染が非常に稀なことからも推察できます。

 全世界的に詳細に調査すればオーラルセックスによる感染事例はあると考えられますが、オーラルセックスだけで感染したと判断する事が難しいことから、感染報告がないのか、実際感染していないのか判断に苦しむのが現状です。

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HIV感染を左右する要因とは何か??

コンドームを着けないままの性行為をするたびに、相手がHIV感染者であった場合、未感染のパートナーは、HIV感染というリスクに身をさらすことになります。

その時の感染リスクがどの程度かは、以下の要因によって左右されることになります。

1.HIV以外の性行為感染症に感染しているかどうか

性行為感染症に感染して性器粘膜がタダレていれば、HIV感染を防御する粘膜バリヤーが破壊されていることから、感染のリスクは著しく増大します。

2.性行為の形態

激しい性行為ほど性器粘膜を傷つけやすくなることから感染のリスクが増大します。

3.感染者の病状や進行段階がどの程度か

感染初期で血液中に多量のHIVが存在すれば、当然感染のリスクは高くなります。

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HIV感染について

人類にとって非常に幸いなことには、HIVは、水、食物、あるいは空気を通じて感染しないということです。

仮に水、食物、あるいは空気を通じて感染すれば、人類は絶滅の危機に瀕しているはずです。

HIVは性行為によって感染することが大部分であることから、感染予防は可能です。

HIVに対する正しい知識を身につけて、正しく対処すれば、感染は防げます。

無防備な性行為をすることから感染してしまいます。

世界的に見ても、性行為による感染は、HIV感染の約75%を占めている事を認識して、正しい予防に心がけることです。

HIVに対する正しい知識を身につければ、感染は予防できることと、殊更日常生活での感染に怯えることはなくなります。

HIVに対する特効薬はなく、予防ワクチンもないことから、感染予防だけが唯一の対策と言うことを充分認識して、各自が感染対策をする必要があることを充分認識することが大切です。


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迅速検査で発生するプロゾーン現象とは何?

今日はプロゾーン現象について解説します。

血液中にHIV抗体が極端に高濃度に含まれている場合、判定窓内で変色が確認できるにも関わらずライン上に発色によるラインの出現がないことがあります。

これをプロゾーン現象といい、あやまって陰性として判定されてしまう場合があります。

プロゾーン現象による偽陰性が疑われる場合、血清や血漿を適宜生理食塩水などで、適時希釈して検査をします。

しかし、簡易検査の場合は、陰性となった血液が、本当の陰性か、プロゾーン現象による偽陰性反応かの判断は目では出来ません。

その為に簡易検査の場合は、プロゾーン現象が起こらないようにキットを調製して製品化します。

イムノクロマト法による検査は、特にプロゾーン現象が発現しやすいのが特徴です、その為に製造メーカはプロゾーン現象が起こらないように最善の注意を払ってキットを製造することになります。

ご理解いだけましたでしょうか??

untitled-11_20090423202209.jpg

1994年 マリ発行 エイズ撲滅運動切手
エイズで痩せ細った患者の看護と治療法の研究を描く

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エスプライン HIV Ag/Abについてのお知らせ

エスプライン HIV Ag/Abの販売と使用が一時中止となりました。

この件について現在解っていることを報告しておきます。

今回販売されたエスプライン HIV Ag/Abは、感度・特異性が共に優れた迅速検査ですが、HIV-2の抗体が血液中に多量に存在すると、プロゾーン現象を起こして、偽陰性反応が発生することが確認されました。

ある一定量のHIV-2抗体を見逃すことはありませんが、ある一定以上(高濃度)の抗体を見逃す危険性があると言うことから、再度検討をする意味で、一時的に販売と使用中止となりました。

プロゾーン現象は、イムノクロマト法に特有な現象であり、商品の欠陥ではありませんが、見落とす危険性を回避する必要があることから、一時的に販売・使用を中止したようです。

詳細が解り次第逐次報告します。

なお、プロゾーン現象に関しては明日のブログで解説します。

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HIVを直接殺す治療薬は何故出来ないのか?

細菌に感染すると抗生物質を使用して治療します。

抗生物質は細菌を直接殺す働きがあります。

そのことから、抗生物質の登場で多くの細菌感染症が克服されるようになりました。

反面、抗生物質の使いすぎで、抗生物質が効かない細菌(薬剤耐性菌)の増加が問題となっています。

今日は、細菌を殺す抗生物質のような薬剤でHIVを直接殺すことが何故出来ないのかについて解説してみます。

細菌は、血液中で増殖して、血液の中で生体に悪さをすることから、抗生物質を服用あるいは注射・点滴することによって、血液中に抗生物質を入れて、細菌を殺すことが出来ます。

それでは、ウイルスを直接殺す薬剤はあるのでしょうか??

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リアルタイムPCR検査『コバス TaqMan HIV-1 「オート」』の「増幅」とは何??

この検査は、HIVの遺伝子の核酸を人工的に増やしてHIVの検出をおこないます。

HIVに感染すると、体内でHIVが増え、その後HIVに対する抗体が作られます。

通常のHIV検査では血液の中にHIV抗体があるかどうかを調べますが、この検査では、体の中に抗体が作られる前から増えている血中のHIVを調べます。

感染してから検査で陽性と分かるようになるまでの期間をウインドウ期間と言いますが、この検査では抗体検査に比べこのウインドウ期間を短縮できます。

従って、感染初期の非常に短い期間(不安な行為から11日以降)に関しては、この検査が特に有効です。

それではHIVを「増幅」するとはどういう意味なのでしょうか??

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HIVに感染すればどのくらいの期間でエイズを発症するのか??!!

HIVに感染するとある一定の期間をかけてHIVが体の中で増殖していきます。

増殖の過程で白血球の一種のTリンパ球を破壊することから、体の免疫機能が低下していきます。

そしてTリンパ球ある一定の数以下になりますと、体の免疫機能が働かなくなり、「日和見感染症」に感染します、これがエイズの発症です。

それでは、エイズ発症までにはどのくらいの期間が必要なのでしょうか?

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HIV検査の受け方について

今日はHIV検査の受け方について解説します。

HIVに感染する可能性のある不安な行為をした場合には、必ずHIV検査を受ける必要があります。

しかし、どのような検査を、どのタイミングで検査を受けるかの判断は難しいのが実情です。

このことから検査を受けるタイミングの質問をよく受けますので、再度解説しておきます。

それでは、どのようなタイミングで、どの検査を受けるのが合理的なのでしょうか??


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検査専門の会社はどのようなHIV検査を実施しているのか??

検査専門の会社とは、正式には、「登録衛生検査所」と呼ばれます。

この会社は、検査に使用する機器・建物構造・検査に携わる人員等、法律で定められた内容をクリアして各都道府県知事に開設の申請をして、許可を受けて業務を行っています。

全国には小規模から大規模の検査専門の会社があり、小規模から大規模病院または大学病院から検査の依頼を受けて、検査を実施してその検査結果を返します。

全国の病院全てが、どこかの検査会社と契約を結んで、検査を依頼しています。

大規模な検査専門の会社は数社あります。

小規模及び中規模の検査専門の会社は全国に、非常に多く存在することから、これら検査専門の会社が実施しているHIV検査を血液の鉄人は、全て把握できていません。

今回は、この大規模な検査専門の会社がどのようなHIV検査を実施してるかを解説してみます。

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エスプライン HIV Ag/Abの形状について

今日は、第四世代のHIV簡易検査法の『エスプライン HIV Ag/Ab』の形状についてお知らせします。

下の写真は、『エスプライン HIV Ag/Ab』の反応カセットです。


DSCF0028.jpg


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HIV検査の特異性とは何??

HIV検査の解説によく「特異性」と言う言葉が使われますが、HIV検査の「特異性」とは何かを今日は、解説してみます。

HIV検査に使われる「特異性」とは、HIV陰性の血液を何%の確率で間違いなく陰性とするかと言うことです

即ち「特異性」100%と言うことは、1000人のHIV陰性の血液を検査して、1000人全てが陰性となると言うことです。

しかし、HIV検査を含めて全ての検査は「特異性」100%にはなりません。

どうしても「特異性」は、高くても99.8%前後にしかなりません。

その理由は、「感度」を高くするからです。

「感度」を100%にすると、「特異性」は、100%にはなりません。

即ち、HIV感染者を全て見つけるようにするには、「感度」を高くしなければなりません。

その為には「特異性」が低下して、100%にはならなくなります。

要するに「特異性」99.8%ということは、0.2%「偽陽性」が出現する事になります。

即ち「特性性」の低い検査は、「偽陽性」の出現率が高くなります。

スクリーニング検査に使用されるHIV検査は、感染者を見逃さないように「感度」100%になるように製造されたキットを使用することから、「特異性」は、100%にはなりません。

この「特異性」を調べるにはどのようにしているのでしょうか?

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HIV検査の感度とは何??

HIV検査の解説によく「感度」と言う言葉が使われますが、HIV検査の「感度」とは何かを今日は、解説してみます。

HIV検査に使われる「感度」とは、HIV陽性の血液を何%の確率で検出できるかという事です。

即ち「感度」100%と言うことは、1000人のHIV陽性の血液を検査して、1000人全てが陽性となると言うことです。

今のHIV検査は、全て「感度」100%となるように作られていますので、検査を受ける時期を間違わなければ、感染していれば100%見つかると言うことになります。

スクリーニング検査に使用されるHIV検査は、感染者を見逃さないように「感度」100%になるように製造されたキットを使用しています。

この「感度」を調べるにはどのようにしているのでしょうか?

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血清と血漿の違いについて??!!

HIV検査の際に、血漿あるいは血清を使用しますが、今日はこの検査に使用する血清と血漿の違いについて簡単に解説してみます。

まず、検査に使用するために血液を採血しますが、この採血された血液は、血液の全ての成分を含んでいることから「全血(ぜんけつ)」と呼びます。

血漿とは?

血液を採血する際に血液が固まらないように「抗凝固剤」を使用して採血します。

抗凝固剤を使用して採血しますと、血液は固まりません。

この血液を遠心分離しますと、赤血球・白血球・血小板等の有形成分と液体部分に分かれます。

この液体部分が「血漿」です。

血清とは?

血液を採血する際に抗凝固剤を使用しないで採血をしますと、血液は数分で固まってしまいます。

この固まった血液を遠心分離しますと、固まった赤血球・白血球・血小板等の有形成分と液体部分に分かれます。

この液体部分が「血清」です。

まとめますと、

【抗凝固剤を使用して採血した血液の液体部分が「血漿」】

【抗凝固剤を使用しないで採血した血液の液体部分が「血清」】


と言うことです。

これらの「血漿」、「血清」を検査に使用しますが、検査によっては、「血清」と「血漿」を使い分ける必要があります。

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迅速抗体検査の種類について

1998年に迅速抗体検査『ダイナスクリーン』が採用され、今回、2009年3月から第四世代HIV簡易検査『エスプライン HIV AG/Ab』が採用されました。

迅速抗体検査または簡易抗体検査は、この二種類しか日本では厚生労働省の認可を受けていませんが、米国などの諸外国では、多くの迅速抗体検査や簡易抗体検査が使用されています。

今日は、今後日本に導入される可能性のある迅速抗体検査または簡易抗体検査を、現時点で解っている範囲内で紹介してみます。

1.Uni-Gold Recombigen HIV

この検査キットは、血液・血清・血漿のいずれでも検査が可能です。

判定時間は10分。

見つけられる抗体は、HIV-1/-2に対する抗体です。

この検査は、『ダイナスクリーン』より検出感度が若干悪い。

偽陽性反応の出現率は、『ダイナスクリーン』より低い。

現在、厚生労働省に認可申請中ですので、近いうちに認可されて、使用されることになります。

2.Ora-Quick ADVANCE

この検査キットは、血液・血清・血漿に加えて唾液でも検査が可能です。

判定時間は20分。

見つけられる抗体は、HIV-1/-2に対する抗体です。

この検査は、『ダイナスクリーン』より検出感度が若干悪い。

偽陽性反応の出現率は、『ダイナスクリーン』より低い。

現在、日本国内で使用するために認可申請を厚生労働省に申請するかの検討中ですので、日本で採用されるのはまだ先のこととなります。

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HIV検査の受ける時期の解釈の違いについて

検査を受ける時期の解釈がウエブサイトやブログによって異なるのは何故でしょうか?

今日はこの点について解説してみます。

検査を受ける時期については、血液の鉄人は下記の時期にそれぞれの検査を受ければ、信頼できる結果が得られると常日頃から申し上げています。

・リアルタイムPCR検査・・・・・・・・・・・不安な行為から11日以降
・迅速抗体検査や第三世代の抗体検査・・・・不安な行為から12週以降
・第四世代の抗原抗体検査・・・・・・・・・不安な行為から30日以降


リアルタイムPCR検査は、不安な行為から30日以降と一部のウエブサイトやブログで解説していますが、HIVに感染するような行為をして血液中にHIVが侵入しますと、10日前後で、この検査で見つかる量のHIVが血液中に存在し、更に化学的にHIVを1億倍に増幅しますので、11日で信頼できる結果が得られます。

【注意】リアルタイムPCR検査は、HIV-1しか見つけられません。

迅速抗体検査や第三世代の抗体検査については、6?8週HIV抗体が出来るので、この時期に受ければ信頼できる結果が得られると解説していますが、人によっては6?8週でHIV抗体が出来ない人もありますし、HIV抗体が出来ていてもこれらの検査で見つからない量の場合が多いことがあります。
その為に12週であれば、全ての人に検査で見つかる量の抗体が血液中に出来ている12週でないと信頼でき結果は得られません。

第四世代の抗原抗体検査については、不安な行為から25?28日前後で、HIV-1の体の一部のp24抗原を見つけることが可能ですから、30日で信頼できる結果が得られると言うことです。

【注意】30日ではHIV-1しか見つかりません。HIV-2抗体は12週出ないと見つかりません。

検査を受ける時期に関しては、それぞれの考え方があり、その考え方によって受ける時期に違いが出てくることは当然です。

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第三世代のHIV検査と第四世代のHIV検査の違いは??

今日は、第三世代のHIV検査と第四世代のHIV検査の違いについて解説してみます。

1.第三世代のHIV検査とは

エライサ法による抗体検査やPA法を言います。

これらの検査は、HIV-1/-2の抗体を見つける検査法です。

2.第四世代のHIV検査とは

エライサ法や化学発光法による抗原抗体検査を言います。

この検査は、HIV-1の体の一部のp24抗原を見つけることと、HIV-1/-2抗体を見つけることが出来ます。

迅速抗体検査法は、第三世代のHIV抗体検査に分類されることから、HIV-1/-2抗体を見つけることが出来ますが、HIV-1の体の一部であるp24抗原は見つけられません。

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エスプライン HIV Ag/Ab検査キットとダイナスクリーンとの違いについて

今日は、エスプライン HIV Ag/Ab検査キットと迅速抗体検査のダイナスクリーンとの違いについて解説してみます。

?.それぞれの検査の違いについて

1.検査に使用する血液について

 ・エスプライン HIV Ag/Ab

 血液を遠心分離して、血液の成分である血清又は血漿で検査。
 血液そのものでの検査は出来ない。

 ・ダイナスクリーン

 血液を遠心分離しないで血液そのもので検査が出来る。
 また、血液を遠心分離して、血液の成分である血清又は血漿でも検査可能。

2.検出できるもの

 ・エスプライン HIV Ag/Ab

 HIV-1p24抗原HIV-1/-2抗体

 ・ダイナスクリーン

 HIV-1/-2抗体
 HIV-1p24抗原は検出できない

3.判定ラインの色

 ・エスプライン HIV Ag/Ab

 青色のライン

 ・ダイナスクリーン

 赤色のライン

4.検査が正しく実施できたことを示すラインの呼び方

 ・エスプライン HIV Ag/Ab

 レファレンスライン


 
・ダイナスクリーン

 コントロールライン

5.偽陽性反応の出現率

 現時点の検討結果からして、ダイナスクリーンの出現率の4分の1以下というデータが得られています。

6.HIVの検出感度

 HIV-1p24抗原を検出可能なことからして、ダイナスクリーンより早期にHIVを見つけることが出来るデータが得られています。


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エスプライン HIV Ag/Ab検査キットについて?その2?

今日はエスプライン HIV Ag/Ab検査キットの測定原理について解説してみます。

この検査キットは、イムノクロマト法を使用して、血液の一部の血清又は血漿の中のHIV-1p24抗原とHIV-1、HIV-2抗体を同時に15分で検出出来ます。

反応カセットの上部には、検出ラインとしてHIV-p24抗原判定部分とHIV-1/-2抗体判定部分があります。

そして、この上部には検査が正しく行われたかを判定するレファレンスラインがあります。

このレファレンスラインに青色のラインが出ないときは、検査が正しく行われていないと言うことになります。


近々、現物の写真と判定ラインの写真を紹介致しますのでお待ち下さい。

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エスプライン HIV Ag/Ab検査キットについて

4月1日に、『HIVの迅速検査発売について』を紹介しましたが、今日はその続報です。

今回発売された「エスプライン HIV Ag/Ab」は、わが国で開発された【第四世代のHIV簡易検査】です。

血液の成分の一つの、血漿又は血清で、HIV-1p24とHIV-1/-2抗体を同時に検出できる迅速検査法です。

反応カセットに、血漿又は血清を落として、15分間放置後に、反応停止液を加えて、反応カセットに現れる青色のラインの有無を判定します。

現在解っていることは、迅速抗体検査の「ダイナスクリーン」に比べて、『偽陽性反応』の出現率が低いと言うことです。

検査を受けるタイミングと判定方法に関しては、逐次、『血液の鉄人のささやき』と『新医学と切手の極意』で紹介していきます。

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1989年 ザイール発行 エイズ撲滅切手
ヒョウにSIDAの文字を描き、HIVが人類に攻撃していることを描く


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不特定多数の人と性行為をすると何故HIVに感染しやすいのか??

端的に言いますと、「多数の人と性行為をすることによってHIV感染者に遭遇する確率が高くなる」と言うことになります。

女性の場合

頻回に性行為を行うことによって、膣内の粘膜が充血して、粘膜そのもののが荒れ、出血しやすい状態になっているところにHIV感染者と遭遇すれば、ひとたまりもなく感染してしまいます。

男性の場合

不特定多数の女性と性行為を続けることによって、HIV感染者と遭遇する機会が多くなり、HIVを含む膣分泌液がペニスを包み込み、性器の傷や尿道粘膜から感染することになります。

特に受け身の女性のHIV感染のリスクは、男性に比べて非常に高くなります。

これらのことからしてHIV感染の予防は、不特定多数との性行為をしないことと、性遍歴の解らない異性との性行為の際には、必ずコンドームを使用することです。

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涙、汗、唾液、鼻汁からのHIV感染はあるのか??!!

今日は涙、汗、唾液、鼻汁からHIV感染の有無について解説してみます。


1.涙

涙は涙腺から分泌されますが、涙腺を通って血液中のHIVは涙の中には出てきません。


2.汗

汗は汗腺から分泌されますが、汗腺を通ってHIVは汗の中には出てきません。

3.唾液

唾液は唾液腺から分泌されますが、唾液腺を通ってFIVは唾液の中には出てきません。

4.鼻汁

鼻汁は鼻の粘膜から分泌されますが、鼻汁の中には血液中のHIVは出てきません。


仮にこれらの分泌液に血液が混ざっても少量であれば、感染力の非常に弱いHIVの感染は起こりません。

今までに涙・汗・唾液・鼻汁そのものからの感染の報告はありません。

ご理解いだけましたか?

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tag : エイズ予防 HIV AIDS

リンパ腺が腫れればHIVに感染していると言えるのか??!!

HIVに感染するとリンパ腺が腫れるとよく言われますが、リンパ腺の腫れでHIVに感染しているのが解るのでしょうか?

リンパ腺の腫れだけでHIV感染は解りません。

その理由を簡単に解説してみます。

リンパ腺は体中に分布しています。

リンパ腺は体の表面から触れやすい場所、

1.首や顎の下
2.脇の下
3.股の付け根

などにあります。

これらは触れば小さな膨らみがあります。

これらのリンパ腺は、以下の状況でも簡単に腫れます。

・風邪などによって喉に炎症が起こったとき、虫歯の時、耳に炎症が起こったとき等には首や顎の下のリンパ腺が腫れます。

・手や足を使いすぎたときにも脇の下や股の付け根のリンパ腺は良く腫れます。

・それぞれのリンパ腺の付近に傷口があり、化膿すればその近くのリンパ腺は腫れます。

HIV以外の病原体の感染でもリンパ腺は腫れます。

また気になって触れば、痛み出し、少し腫れてくることがあります。

このような理由からして、リンパ腺の腫れだけでHIV感染の判断は出来ません。


HIV感染の判断は、不安な行為から、検査を受ける適切な時期に、HIV検査を受けるしかありません。


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生理の時の性行為で何故HIVに感染する確率が高くなるのか??!!

今日は生理の時の性行為で、何故HIVに感染する確率が高くなることに関して解説してみます。

生理の前後は、膣内の粘膜が非常に弱い状態にあります。

その時に性行為を行いますと膣粘膜に傷が着きやすくなります。

そのような膣粘膜の状態の所に、射精しますと、精液に含まれているHIVが即座に傷ついた膣粘膜から感染してしまいます。

また、生理の前後の出血でペニスの粘膜が覆われて、ペニスの傷口や尿道から血液に含まれるHIVが侵入して即座に感染してしまいす。

このことから、生理の前後のコンドーム無しの性行為は、生理前後でないときに比べて、HIVに感染する危険性は非常に高くなります。

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体内に侵入したHIVの増殖速度は??!!

HIVは、体の中に侵入すると、毎日100億個前後の速度で増殖します。

そして、HIVはヘルパーT細胞に次々と感染して、その中で増殖を繰り返すために、ヘルパーT細胞は平均2.2日で死滅していきます。

一度ヘルパーT細胞の中に侵入したHIVを殺す薬剤は現時点では存在しません。

その為にHIVは次々と増殖していきます。

ヘルパーT細胞が減少することにより、体の免疫機能が徐々に低下していきます。

その結果、免疫不全に陥り日和見感染症に感染するようになります、これがエイズ発症です。

HIVがヘルパーT細胞を食いつぶして、体の免疫機能が無くなるまでの期間は、平均5?10年とされています

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HIVの迅速検査発売について

今日は、新たに日本で発売される迅速抗原抗体検査について解説してみます。

富士レビオは、15分で判定できるHIV感染診断キットを発売します。

このHIVの迅速診断キットは、
「エスプラインHIV Ag/Ab」と呼ばれるものです。

この検査キットは、HIVの抗原と抗体の両方を同時に検査できるものです。

このようにHIV感染を抗原と抗体の両方を検査できる国内で初めての診断薬となります。

この検査キットは、特別な検査機器を必要とせずに、迅速に検査が出来ることから、検査時間を15分に短縮できるようになります。

この検査キットは、既に国内で使用されている「迅速抗体検査」を使用している保健所のほか、幅広く医療機関で採用されるようになりそうです。

この検査キットは、イムノクロマトグラフィー技術を応用して高感度と簡便性を両立さたものです。

検査を受けるタイミング等、詳細が解り次第、『血液の鉄人のささやき』または『新医学と切手の極意』で取り上げていきます。

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