理解しやすく、役立つエイズのブログ-血液の鉄人のささやき- 2009年03月






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コンドームによるHIV感染予防について

今日はコンドームの正しい使用法によって、HIV感染の予防が可能なことについての解説をしてみます。

性行為や肛門性交によるHIV感染を予防する手段はコンドームを使用することしかありません。

コンドームは厚さ0.02mm程度のラテックスの薄い膜です。

コンドームをペニスに装着することにより、これが防護膜となって男女の両性器やペニスと肛門粘膜を隔てて精液や膣分泌液の直接の接触を防ぎます。

コンドームは、HIVを通過させませんので、HIVは性器粘膜や肛門粘膜から侵入することはありません。

巷にコンドームはHIVを通過させると言われていますが、これは誤りです、コンドームはHIVを通過させません。

しかし、コンドームを正しく使用しないとHIV感染を予防することは出来ません。

性行為の際に、最初の挿入の際にコンドームを使用しないで、射精直前にコンドームを装着する人がいますが、これは感染予防には役立ちません。

理由は以下の通りです。

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偽陽性地獄に陥った男性!!-その2?

昨日の続きです。

この時期に、『新医学と切手の極意』を知り、心配で心配でたまらず、メール及び電話相談を何十回もされています。

この相談を受けて、血液の鉄人は、「偽陽性の可能性が高い」と何度も申し上げて、心配しないで検査を受けるようにと申し上げましたが、本人は心配で心配でいても立ってもいられず、再検査までの2週間と全ての検査結果が出るまでの1週間は、地獄の日々だったと本人は回想しています。

待ちに待った2週間後再度採血を行い、検査を実施した結果は、

1.即日抗体検査 陰性
2.抗原抗体検査 陰性
3.リアルタイムPCR検査 陰性


と言う結果が得られました。

以上の検査結果からして、前回の即日抗体検査、エライサ法による抗体検査は偽陽性反応と判定されました。

この結果を聞いて本人は、一瞬信じられず何度も何度も検査結果を聞き直したと言うことです。

その夜、電話で偽陽性と判定されたとの連絡があり、もう配はないかと念を押されましたので、検査結果からして感染は無い旨を伝えました。

検査結果が出るまでの3週間の絶望感に打ちひしがれていた時にも、当サイトが心の支えになったと感謝されまた。

サイトを運営してこのようなことは念に10数回程度経験しています。

今回のように、不安に押しつぶされて、つぶれそうになった方の心の支えに慣れたことは、大変幸せです。

結局、偽陽性反応の原因は分かりませんでした。

このようにHIV検査の偽陽性地獄に陥る人は年間10人程度見られます。

もしも、このような偽陽性地獄に貴方が陥ったらどうしますか?

決して他人事ではありませんよ。

次は貴方の番かも??!!

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偽陽性地獄に陥った男性!!-その1?

今日は、保健所でHIV抗体検査を受けて陽性と判定された男性の事例について紹介します。

この男性は30代で2007年1年間に10数回風俗店に通い、数回はコンドーム無しの性行為をしていました。

テレビやマスコミでHIV感染のことが報道されるのを見て、HIV感染のことが気になり、2008年6月に保健所で即日抗体検査を受けました。

検査結果は、弱い陽性反応と判定されました。

エライサ法による抗体検査でも弱い陽性反応となりました。

その為、ウエスタンブロット法での確認試験を行ったところ、プラスマイナスという結果が出ました。

保健所では、HIVに感染している可能性もあることから、日にちをおいての再検査とリアルタイムPCR検査を2週間後に採血して実施することを本人に伝えました。

この結果から、本人は、真っ青になり、自分はHIVに感染していると思いこみ、仕事も休み寝込んでしまいました。

今考えると、不安な行為の後、風邪を引いて、喉が痛み、発熱し、関節も痛んだので、この時の症状は、風邪ではなく感染による初期症状だったと思いこみ、本人は完全にHIVに感染していると震え上がり、絶望感に打ちひしがれました。

家族のことを考え、奥さんに感染させていないか、自分が死んでしまったら家族はどうなるのか。

明日に続く

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HIVは性行為で何故感染するのか?

HIVは性行為で感染することは周知の事実ですが、何故感染するのかを分析してみましょう。

ペニスの先端部分は非常に薄い皮膚で覆われて、皮膚の下は粘膜です。

女性性器は入り口から内部全てが粘膜そのものです。

性行為とはペニスが女性性器の内部で擦れ合うことです、この擦れ合うときにお互いの粘膜が傷つきます。

この時の傷の大部分は目に見えない微細な傷で、痛みもなく、出血もありません。

しかし、お互いの性器粘膜は傷まみれになっています。
激しい性行為であればあるほど、お互いの性器は傷つきます。

そして、粘膜が傷つき出血することがありますが、よほどの大きな傷で多くの出血でないと目には赤く見えませんが、実際は出血している状態となります。

男性がHIV感染者であれば、射精により膣内に放出された精液の中にはHIVがいます、このHIVが女性性器の傷口から侵入して、血管の中に入り、瞬時にHIVは全身にばらまかれることになります。

逆に女性がHIV感染者の場合、ペニスに出来た傷口からHIVを含んだ膣分泌液が侵入します。
そして血管の中に入り、瞬時にHIVは全身にばらまかれます。
このような状況でHIVの感染は成立します。

ご理解頂けましたでしょうか?

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異性間性交によるHIV感染の確率とは??!!

『性行為の当事者の片方がHIV感染者であった場合の感染の確率はどのくらいあるのか?』
と言う質問を良く受けますので、今日はこのことについて解説してみます。

どのくらいの回数の性行為をすれば相手に感染させるか、あるいは自分が感染するかの正確なことは解っていません。このような実験を人を使ってすることは出来ませんので、統計学的な数値でしか解りません。

ではこの数値はどのようにして得られたものなのでしょぅか?

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カリニ肺炎とは?

以前は、カリニ肺炎と呼ばれていましたが、現在はニューモシスチス肺炎と呼ばれいます。

そのいきさつは以下の通りです。

ニューモシスチス肺炎 (Pneumocystis pneumonia; PCP) は、酵母様真菌であるニューモシスチス・ジロヴェチ (Pneumocystis jiroveci) によって引き起こされる肺炎です。

ニューモシスチス・ジロヴェチは、正常な免疫機能を持つ場合は発症することは希で、化学療法やステロイド剤の長期内服、エイズなどによる免疫低下時に発症する、日和見感染症のひとつです。

以前はニューモシスチス・カリニ (Pneumocystis carinii) による肺炎とされ、「カリニ肺炎」と呼ばれていましたが、犬から見つかったニューモシスチス・カリニ(「カリニ」は「犬の」という意味)と、ヒトで肺炎をおこすニューモシスチスは異なる種類であることが解明されて、ヒトに病原性をもつニューモシスチスは Pneumocystis jiroveci に命名し直され、これによる肺炎はニューモシスチス肺炎に名称変更されました。

しかし、略号はニューモシスチス・カリニ肺炎の時の略号のまま、PCPを用いています(Pneumocystis cariniii pneumoniaの略からPneumocystis pneumoniaの略となった)。

また、ニューモシスチスは以前は原虫に分類されていましたが、遺伝子解析の結果、真菌の一種(半子嚢菌あるいは古生子嚢菌)に分類されています。

ニューモシスチス・ジロヴェチは、ほとんどの人の肺の中に常在していますが、免疫力が正常なときには、体には何の悪さもしませんが、免疫力が低下すると増殖し肺炎を引き起こします。

HIVに感染して、CD4が200個/μ l以下になったら予防的治療を行なう必要があります。  

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HIV感染で起こるカンジタ症とは??!!

カンジダはカビの一種で、自然界に存在して、従来から健康な人の口腔内、消化器、外陰部、皮膚等に常在しています。

健康で免疫機能が備わっているときは、カンジダは体には何の悪さもしませんが、免疫機能が低下しますと、体に悪さをし始めます。

エイズ患者に見られるカンジタ症は、舌や口の中全体から食道そして胃の中まで出来、これら全体が真っ白になります。

舌だけに出来る、あるいは口の中の粘膜だけに出来るのではなく、舌を含めて口の中全体に出来て、舌も口の中の粘膜全体が白くなります。

口腔内にカンジダが出来て白くなっていれば、食道や胃の中まで感染しているケースが多いです。

口腔内にカンジダが出来るとどうなるのでしょうか?

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カポジー肉腫とは何?

今日はカポジー肉腫について解説してみます。

カポジー肉腫は、1827年にハンガリー出身のモーリス・カポジ医師によって初めて報告された病気です。

発見された当初から、アフリカで多く見つかりましたが、欧米ではほとんど見つからない特殊な病気でしたが、1981年に米国ロサンゼルスでカリニ肺炎の患者が見つかったときに、26人の男性同性愛者にカポジー肉腫が見つかりました。

年齢は26?51歳で、全員が2年以内に死亡しました。

この時から、カポジー肉腫が注目されるようになりました。

HIV感染によってカポジー肉腫が出来る事が解明されるまで、この病気は非常に珍しい病気で、免疫抑制剤を長期使用していると、免疫機能が低下して、カポジー肉腫が出来ることしか知られていませんでした。

それでは、カポジー肉腫とはどのようなものなのでしょうか?

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そもそもエイズとは何??!!

エイズ(AIDS:後天性免疫不全症候群)とは、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)の感染により、生体の免疫機能が低下して、体の免疫機能が充分あるときには、人の体には一切悪さをしないウイルス・細菌・カビ・原虫に感染する状態を言います。

HIV感染=エイズではありません。

HIVに感染して、HIVが体の免疫機能に関係するリンパ球を破壊することから、体の免疫機能が低下あるいは無くなることによって日和見感染症に感染する状態をエイズと言います。

HIVに感染しても、体の免疫機能が破壊されて、低下しない場合は、エイズの発病は起こりません。

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抗生物質はHIV検査に影響を与えるのか?

今日は、抗生物質がHIV検査に影響を与えるのかどうかについて、解説してみます。

わが国を含めて全世界で抗生物質は非常に多くの製品が使用されています。

ご存知のように抗生物質は、細菌を殺す働きをする薬剤です。

風邪を引いて、喉に炎症があれば、細菌感染による二次感染を防止するために、抗生物質が処方されます。

このように細菌感染を治療する目的と、細菌感染を予防する意味で抗生物質が処方されます。

抗生物質は、HIVに効き目があるのでしょうか?

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歯科でのHIV感染はあるのか??!!

歯科治療を受けた際に、HIVに感染することはないのかという質問を良く受けますので、今日はこの点について解説してみます。

歯科治療でHIVに感染するという認識は、1991年米国で発生した事件によります。

この事件とは、1991年9月、歯科医師からHIVに感染させられ、式の迫ったキンバリー・バーガリス(1991年12月8日、23歳で死亡)が、息も絶え絶えに、米国連邦議会の公聴会で証言するショッキングな映像を覚えておられる方は多いと思います。

彼女は敬虔なカトリック教徒で、処女を守り、麻薬などHIVに感染する行為を全くしていませんでした。

1989年3月頃から体調が悪く病院受診して、種々の検査と共にHIV検査も受けました。

その結果、HIV抗体検査が陽性と判明しました。

彼女は一体どこでHIVに感染したのでしょうか?

日常生活で、知らないうちに感染したのでしょうか?

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肛門性交は何故HIVに感染しやすいのか?

直腸粘膜は非常に薄く傷つきやすく、尚かつ粘膜の下には多くの毛細血管が存在しています

肛門に続く直腸は膣のように丈夫な粘膜ではありません。

膣は性行為を行う器官であることから、挿入されたペニスの動きがスムーズになるように、膣分泌液を分泌しますが、本来性行為を行う器官でない直腸はこのような分泌液を分泌しません。

その為にペニスを肛門内部に挿入しますと、直腸粘膜は非常に薄く傷つきやすい事から、直腸粘膜はペニスよって傷つけられて出血します。

ペニスによって傷つけられた直腸内部では、次ぎにどのようなことが起こるのでしょうか?

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健康食品・サプリメントはHIV検査に影響するのか??!!

健康食品・サプリメントを服用しているときにHIV検査を受けると、検査に何らかの影響があるのかという質問を良く受けますので、今日はこのことについて解説してみます。

そもそも健康食品・サプリメントとは何なのでしょうか?

1.健康食品

健康食品とは、健康の保持増進に役立つものであると機能が宣伝され販売・利用されることで、学術的な認識とは独立して社会的な認識においては他の食品と区別される一群の食品の呼称です。

健康食品の厳密な科学的・医学的定義や法的な定義区分も存在しません。

一般的に古くから経験的事実に基づいた薬の効果に相当する物が多く含まれていることが知られています。

しかし、一方では、この食品の中の有効成分が既に解明されているものもあれば、全く不明な物まで多数ぞざいしている事も事実です。

2.サプリメント

ビタミンなどの栄養素や動植物の抽出物を補給するものは「サプリメント」とも呼ばれています。

サプリメントとは、米国での食品の区分の一つであるダイエタリー・サプリメント (dietary supplement) の訳語で、狭義には不足しがちなビタミンやミネラル、アミノ酸などの栄養補給を補助することや、ハーブなどの成分による薬効の発揮が目的である食品です。

他にも生薬、酵素、ダイエット食品など様々な種類のサプリメントが存在します。

広い意味では、人体に与えられる物質と言う意味で食品以外にも用いられています。

栄養補助食品、健康補助食品とも呼ばれています。

それではこれらの健康食品・サプリメントはHIV検査に何らかの影響を与えるのでしょうか?

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ステロイド剤はHIV検査に影響を与えるのか??!!

ステロイド剤を使用していてHIV検査を受けたときに、本来陽性であるのに陰性となる危険性はあるのかという質問を良く受けますので、今回は、ステロイド剤がHIV検査に及ぼす影響について解説してみます。

そもそもステロイド剤は体の炎症を抑えることと、免疫機能を低下させる働きがあります、その為に大量のステロイド剤を使用しますと、ウイルスや細菌感染を起こしやすくなります。

更に細菌・ウイルスに対する抗体を作りにくくなることがあります。

そのことからステロイド剤を使用していると、HIVに感染しても抗体が出来ずに、HIV抗体検査が陰性となると良く言われています。

実際はどうなのでしょうか?

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ふたつの抗体について

今日は抗体について解説してみます。

抗体とは、外部から生体内に侵入した、細菌・ウイルス・異物に対して、生体の免疫機能が、それらの侵入した物に対して作る物質です。

例を挙げますと、HIVが生体内に侵入しますと、生体の免疫機能が反応して、HIVに対する物質、即ちHIV抗体を作ります。

抗体はふたつの種類があります。

1.感染抗体

HIVやHCVに感染しますと、生体の免疫機能が反応して、これらのウイルスを排除しょうと反応します。

生体の免疫機能が勝てば、侵入したウイルスは無毒化されて、生体から排除されます。

しかし、生体の免疫機能が負ければ、これらのウイルスは感染して、生体内で増殖していきます。

そして、これらのウイルスに対する感染抗体が体の中に出来ます。


HIV抗体、HCV抗体は、感染抗体です。

感染抗体は、これらのウイルスに感染したという証拠になります。

その為に、HIVの検査は、感染抗体であるHIV抗体を見つける検査と言うことになります。

HCVも同様に、感染抗体であるHCV抗体を見つける検査です。

このように、多くのウイルスに感染した場合、感染の証拠となる感染抗体が出来ます。

従って、感染の判断をするのは、血液中の感染抗体を見つけると言うことです。

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ふたつのウインドウ・ピリオドとは?!

今日はふたつのウインドウ・ピリオドについて解説してみます。

ウインドウ・ピリオドとは、空白期間とも言います。

一般的にはウインドウ期とも呼ばれています。

ウインドウ・ピリオドは、二種類存在します。

1.血清学的ウインドウ期

HIVに感染して、体の中にHIV抗体が出来る迄の期間を、『血清学的ウインドウ期』と言います。

この『血清学的ウインドウ期』を過ぎますと、体の中にHIV抗体が出来ます。

この、『血清学的ウインドウ期間』は人によって異なりますが、HIVに感染して抗体ができるまでの平均日数は20日であり、4日から41日の間に陽性化するものが95%と言われています。

しかし、この時期にHIV抗体が出来ても、HIV抗体検査で見つかる量でないと、HIV抗体検査は陰性となってしまいます。

そのことから、HIV抗体検査は、感染するような行為から12週後でないと信頼できる結果が得られないと言うことです。

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輸血によるHIV感染の確率は?

今日は輸血によるHIV感染について解説してみます。

現在、血液センターでは、HIV検査としては以下の2種類の検査を実施しています。

1.化学発光酵素免疫法によるHIV抗体検査

2.NAT検査によるHIVの核酸増幅検査

輸血の場合は、HIVの存在する血液を大量に血管の中に入れることから、輸血による感染率は平均90%と非常に高率です。

即ち、HIVを含む血液を輸血されれば、量的に非常に多くのHIVが直接血管内に入ることから、高確率でHIVに感染すると考えても間違いはありません。

今までに、数例輸血によるHIV感染は、日本で報告されていますが、HIV検査が充実された現在は、輸血による感染の報告はありません。

現在のHIV検査体制の充実で、輸血によるHIV感染は起こらないのでしょうか??

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HIVの感染について

今日は、HIVの感染機序について解説してみます。

HIVは,表現型がT4すなわちCD4の膜貫通性糖蛋白を持っていることから,機能的にはヘルパー細胞として定義される主要なTリンパ球に感染します。

HIVは、更にマクロファージ,ミクログリア細胞,種々の内皮細胞や上皮細胞などの非リンパ系細胞にも感染します。

HIV感染の結果として,T細胞,B細胞,ナチュラルキラー細胞,単球-マクロファージの数が減少して、それぞれの細胞の機能が障害されます。

CD4+リンパ球(ヘルパーT細胞)以外の細胞にも異常があるにもかかわらず,AIDSにおける免疫機能不全の多くは,これらのリンパ球から細胞性免疫に不可欠なヘルパー機能が欠損していることによって説明されます。

AIDS発症を定義する重篤な日和見感染症の発症を予測する最良の指標は,血中のCD4+リンパ球の総数(CD4実数)と血漿中のHIV RNAの濃度(ウイルス負荷)を見ることになります。

CD4数は,白血球数,白血球中のリンパ球の割合,そしてCD4マーカーをもつリンパ球の割合で決まります。

正常な数は約750±250/μLですが,通常HIV感染初期には約40?50%少なくなります。

日和見感染症に罹患する確率は,CD4リンパ球のレベルが200/μL未満になったときに著しく増加します。

細胞性免疫の低下に関する他の指標は,結核のPPD皮膚検査(ツベルクリン反応)のような,皮膚内に注入された抗原に対する遅延型過敏性反応の消失が見られることです。

ウイルス量(血漿1mLあたりのHIV-1RNAのコピー数)は,今後の臨床経過を予測し,抗HIV療法に対する反応を測定するのに役立つことになります。

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T細胞の種類とその働きは?

T細胞は胸腺で作られます。

T細胞はその機能によって、大きく以下の三種類に分類されます。

1.免疫応答を促進するヘルパーT細胞
 病原体や異物が体の中に入ってきたときに、それを認識して、無毒化する様に指令する働きをします。

2.逆に免疫反応を抑制するサプレッサーT細胞

 病原体や異物を無毒化する働きが、あまりにも強くなりすぎますと、生体を攻撃して、体にダメージを与えるので、免疫機能が必要以上に強くなりすぎないように抑制します。

3.病原体に感染した細胞や癌細胞を直接殺すキラーT細胞
 ウイルスや細菌が感染した細胞を直接攻撃して破壊する働きをします。

機能の異なるT細胞を形態によって分類することは困難なため、その主な分類は細胞表面のタンパクを利用して行われます。

このタンパクは細胞マーカーと呼ばれCDと表記されます。

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日常生活でのHIV感染はあるのか?

『日常生活で知らない間にHIVに感染していることがあるのか?』と、いう質問を良く受けますので、今日は日常生活でのHIV感染があるのか?、無いのか?について解説してみます。


HIVの感染は、HIVを大量に含んだ感染者の体液や血液を介して起こります。

HIVが大量に含まれる体液は、

1.血液
2.精液
3.膣分泌物
4.母乳
の順です。

それ以外の体液(汗、だ液、尿等)を介して感染する可能性はありません。

HIVの感染は、HIVが体内に入ることで起こります。

体内に入る機会は、性器、直腸、口腔等の粘膜にHIVが接触するか、注射器などで直接体内に入る以外はありません。

母乳を除けば、これらの体液が自分の体内に入る可能性があるのは通常はセックスのときだけです。

つまり予防行動をとらないセックスを行えば、だれもが感染する可能性があります。

それでは、日常生活でのHIV感染はあるのでしょうか?

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HIV抗体検査でPA法とは?

今日は、HIV抗体検査の中からPA法について解説してみます。

PA法とは、ゼラチン粒子凝集法(Particle Agglutination)のことです。

この検査は、第三世代のHIV抗体検査です。

この検査は日本で開発された優れた検査法です。

検査の原理は、ゼラチン粒子に精製したHIVを界面活性剤で処理して作ったHIV蛋白質をタンニン酸処理したのゼラチン粒子に吸着させて、これに検査する人の血清を加えて、トレイの中で2時間静置しておきます。

HIV抗体が陽性の時は、トレイの中でゼラチン粒子が大きな円に広がります。

HIV抗体が陰性の時は、トレイの中でゼラチン粒子が一点に集まります。

この状態を見て、陰性・陽性の判断をします。

この検査は、不安な行為から12週で信頼できる結果が得られます。

また、HIV-1/HIV-2を同時に見つけることが出来ます。

非常に簡単な検査でどこでも実施できることから、日本でも多くの施設で採用されていますし、発展途上国でも広く採用されています。

更に、偽陽性反応の出る割合がエライサ法に比べて低いという利点もあります。

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患者に十分な説明をせずにHIV検査を実施!!

医療機関で、HIV検査を受けさせられる場合は以下の場合です。。

1.手術を受ける前

手術をする者が患者からHIVの感染を防止する意味で、事前に患者がHIVに感染していないかを調べる場合です。

これは、仮に患者がHIVに感染していた場合は、十分な予防措置をして手術に望み、あくまでも医療従事者の感染予防が主たる目的ですが、HIVに感染した血液により、他の患者への感染予防の対策をする必要もあります。

しかし、患者がHIV検査を受けることを拒否した場合は、無断で検査をすることは出来ませんし、手術を拒否することも出来ません。

更に、患者がHIVに感染していても、手術を拒否することは出来ません。

2.妊娠時

生まれてくる子供へのHIV感染を事前に防止するために検査を行います。

この場合は、ほぼ100%妊婦は、生まれてくる子供のことを考えて、検査を受けることを承諾していますので、特に問題は発生していません。

この場合も、HIV検査をする必要があることを妊婦に話して、承諾を得た上でないとHIV検査を実施することは出来ません。

妊婦がHIV検査を拒否しても、出産を拒むことは出来ませんし、仮に陽性であっても出産を拒むことは出来ません。

今回、某病院で、患者に十分な説明をしないで、HIV検査をしていたことが明らかになりましたが、これは非常に大きな問題です。

HIV検査は、事前に患者本人に十分説明して、納得して、了解の基に検査を実施する必要があります。

それを病院はしていなかったと言うことです。

事件の概要は、以下の通りです。



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ブログ訪問者様へのお願い

今日は、HIV/AIDSに関する記事ではなく、当ブログ『血液の鉄人のささやき』への訪問者様へのお願いです。

1.コメントに関して

コメントはその記事に対する感想・内容の善し悪し・更なる記事の追加等をお書き願います。

記事に対する質問は、コメントでは以後受付致しません。

記事に対する質問に関しましては、親サイト『新 医学と切手の極意』の
「エイズ掲示板」よりお願いします。


2.ご意見・ご要望に関して

ブログテンプレート左下の「ご意見用メール」でお寄せ下さい。
24?48時間以内に返信致します。


3.不適切な書き込み・コメントについて

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4.拍手について

記事がお役に立ち参考になりましたら、お手数ですが【拍手】をお願いします。

今後の記事作成の励みになります。

5.ランキング投票について

当ブログはランキングに参加しております。

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ブログ運営の励みになりますので宜しくお願い致します。

6.広告掲載について

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明日から皆様のお役に立つ記事を掲載していきますのでご期待下さい。
これからも、ブログ 『血液の鉄人のささやき』を宜しくお願いします。

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50歳以上のHIV感染率が増加!!!

WHO(世界保健機関)は、50歳以上のHIV感染率が「予想以上に高い水準」にあることを3日報告しました。

WHOはHIV陽性の高齢者が世界規模で今後益々増え続ける恐れがあると警鐘を鳴らしています。

WHOの調査によると、欧州では、HIV感染者に占める50歳以上の割合は8%に過ぎないという現状であるにもかかわらず、米国では、50歳以上のHIV感染者が2003年の20%から2006年の25%に急増。

ブラジルでは10万人あたりのHIV感染者は、1996年の7.5人から2006年の15.7人と10年間で2倍に増加。

WHOは、50歳以上のHIV感染率が増えている要因について、「エイズはいまだに若者の病気と認識されていることもあり、高齢者の間ではエイズ検査がそれほど一般的ではない。それが診断の遅れにつながっているのでは」と推測しています。さらに、高齢者は免疫力が低いため、HIVの感染からエイズ発症までの期間が短いとも指摘しています。

実際、HIV感染後の余命は、5-14歳で感染した人では13年以上であるのに比べ、65歳以上で感染した人では4年というデータもあります。

WHOは、高齢者は主に性行為によりHIVに感染するとしていと指摘し、その原因は、1990年代に登場した「バイアグラ(Viagra)」のような性的不能治療薬で、高齢者は長く性生活を楽しめるようになっているが安全なセックスに対する警戒意識は、若い世代よりもかなり低い傾向にあると分析しています。

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エイズ検査を受ける正しい時期について

よく質問のある、エイズ検査を受ける正しい時期について今日は解説してみます。

1.検査を受ける日にちの計算は?

不安な行為すなわち、不安な行為の時にHIVに被爆(感染)することからして、行為の次の日から1日として計算すればよいでしょう。

2.検査を受ける時期(不安な行為の次の日から計算する)

・リアルタイムPCR検査・・・・11日
・第三世代抗体検査・・・・・・12週
・第四世代抗原抗体検査・・・・30日
・迅速抗体検査・・・・・・・・12週


【注 意】

・リアルタイムPCR検査は、HIV-2を見つけることは出来ません。

・第四世代抗原抗体検査の30日での検査では、HIV-2抗体を見つけることは出来ません。
12週経過しないと、HIV-2抗体を見つけることは出来ません。


『知識の窓』の「エイズ検査を受ける時期」を参考にしてください。

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第三世代抗体検査と第四世代抗原抗体検査の違いは??

今日はよく質問を受ける、第三世代抗体検査と第四世代抗原抗体検査の違いについて解説してみます。

第三世代抗体検査とは、エライサ法やPA法でHIV-1/HIV-2抗体を見つける検査法です。

第四世代抗原抗体検査とは、エライサ法や酵素免疫測定法によって、HIV-1の体の一部の抗原p24と、HIV-1/HIV-2抗体を見つける検査法です。

すなわち、第三世代抗体検査と第四世代抗原抗体検査の違いは、一言、『HIV-1の体の一部の抗原p24』を見つけるかどうかということです。

HIVの体の一部のp24は、HIV-1に存在する抗原で、HIV-2にはありません、その為に、抗原検査で見つかるのは、HIV-1だけです。

その為、不安な行為から30日で信頼できる結果が得られるのは、HIV-1に対しての結果です、HIV-2に関しては、12週でないと信頼できる結果は得られません。

現在、第四世代抗原抗体検査は数社から販売されていますが、どのメーカの第四世代抗原抗体検査でも、不安な行為から30日に検査を受ければ、信頼できる結果は得られます。

ご理解いだけましたでしょうか?

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tag : エイズ予防 HIV AIDS

サイレントエイズは現在存在するのか??!!

今日はサイレントエイズについて解説してみます。

サイレントエイズは、正式には、『サイレント・インフェクション(沈黙の感染)』と呼びます。

HIVに感染しているのにもかかわらずHIV抗体が長期間(12週以上)見つからない事を言います。

エイズ抗体検査が開発された当初、すなわち第一世代の抗体検査は、検査の感度や精度が悪いことから、このようなことは多く経験されていましたが、現在の抗体検査は、改良に改良を重ねられた優れた検査法ですから、検査を受ける時期(不安な行為から12週)を間違わない限り、抗体は検出されます。

従って現在は、サイレントエイズはあり得ません。


【注 意】

感染初期の抗体陰性期(ウインドウ期)やエイズを発症し末期のため抗体を確認できない場合はサイレントエイズとは言いません。

ご理解いだけましたでしょうか?

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tag : エイズ予防 HIV AIDS

HIVのリアルタイムPCR検査とNAT検査の違いについて

リアルタイムPCR検査とNAT検査の違いについての質問を良く受けますので、今日はこのことについて解説します。

1.これらの検査はどこで受けられるのか?
・リアルタイムPCR検査はどこの医療機関でも受けることは可能です。

特殊な検査ですから、ほとんどの施設は、検査専門の会社に検査を依頼します。

・NAT検査は、血液センター専用の検査ですから、医療機関では受けることは出来ません。

2.検査原理
どちらの検査も核酸増幅検査で、検査原理はほとんど同じです。

しかし、NAT検査は、HIV、HBV、HCVを同時に見つけることが出来る特殊な検査です。

リアルタイムPCRは、HIVだけを見つける検査です。

3.検査システム
・NAT検査は、20人の血清をプールして検査をします。

陽性になると、この20人一人一人の検査を再度行います。

・リアルタイムPCRは、一人一人の血清で検査を行います、プール法では検査しません。

4.検査感度
20人の血清をプールするNAT検査の方が感度は悪くなります。

5.検査を受ける時期
どちらも不安な行為から11日以降に受ければ信頼できる結果が得られます。

6.偽陰性反応
どちらの検査も、不安な行為から11日以降に受ければ偽陰性反応し起こりません。

7.偽陽性反応
どのような検査も偽陽性反応を100%無くすることは出来ませんが、あっても非常に低い確率でしか起こりません。

8.HIV-2について
・リアルタイムPCR検査は、H|V-2は見つけることは出来ません、HIV-1のみです

・NAT検査は、HIV-1とHIV-2を同時に見つけることが出来ます。

9.検査の名称
・NAT検査は、血液センター専用の検査の呼び方です。

・医療機関では、NATとは呼びません、リアルタイムPCR検査と呼びます。

10.それでは何故、NATと皆呼ぶのか?
NAT検査があまりにも有名な呼び方となったために、エイズのPCR検査を今でも便宜上NAT検査と呼んでいるだけです。

最後にNAT検査はHIV-1とHIV-2を同時に見つけることが可能と言って、検査目的の献血は絶対にしてはいけません。

ご理解頂けましたでしょうか??!!

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tag : エイズ予防 AIDS HIV

HIV感染の疫学的パターンについて?その2?

今日は、昨日に続いて、ふたつめのHIV感染の疫学的パターンについて解説してみます。

2.タイプ2

このタイプはアフリカ,南米,南アジアに見られるタイプです。

アフリカ,南米,南アジアを中心として、異性間性行為で感染が広まりました。

従ってこれらの地域では,男性と女性がほぼ同率で感染しています。

一方ブラジルやタイなどの国では,1と2のふたつのパターンが混合し特殊な地域もあります。

古来より疾病は、交通経路に沿ってまず都市に感染が広がり,それから二次的に地方へ広がることが確認されています。

集団発生への対処に必要な資源が少ない発展途上国でHIVが広がり続けていることは,将来的に急激な人口減少を引き起こし、国の生産性を著しく低下する危機をはらんだ事態となっています。

また、タイでは、2種類の異なる血清型のHIV-1が広がっていることが確認されています。

1990年頃には,異性間性交による感染(遺伝子型A)HIVと注射針感染(遺伝子型B)HIVの流行が並行して,女性の売春婦と売春相手,そして注射針を共有するアヘン中毒者の間に急速に広がりました。

その結果、出産適齢期の女性が多数感染したことにより、相当数の小児AIDS症例を生みす結果となりました。

HIVは妊娠中と出産時に感染します。

母乳にもHIVが見つかっており,免疫力の完成していない乳幼児は授乳によって感染します。

発展途上国では、HIVの感染を免れて出産した乳幼児も、人工乳の不足から、感染した母親の母乳で感染するケースが増えています。

更に、医療環境が悪く、使い捨ての注射器が不足していることから、十分に減菌されていない注射器を繰り返し使用することで、新生児および小児が感染したケースが多数報告されています。

医療環境が悪い国への旅行で、ケガや病気をして、治療・輸血などを受けて、HIVに感染する危険性があることを充分認識する必要があります。

実際、アフリカで輸血を受けて、HIV-2に感染した事例も報告されています。

医療環境の整備されたわが国で生活していると、旅行先の全ての国でも、日本と同じ医療環境であると錯覚してしまうことがあります。

全世界が同じ医療環境ではないことを認識する必要があります。


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HIV感染の疫学的パターンについて?その1?

HIV感染にはふたつの疫学的パターンが確認されています。

今日はその内のひとつについて解説してみます。

1.タイプ 1

主に米国とヨーロッパを中心として、同性愛者間と血液を介して感染が広がったパターンです。

ほとんどの患者がハイリスク群です。

?同性愛または両性愛の男性
?注射針を共用する静注薬物常用者
?輸血または血液製剤の投与を受けた人で、ときに女性へのHIVの異性的感染を起こす者
に属する20?49歳の男性。


そのうち血友病および他の出血性疾患患者の間で,AIDSは死因のトップになっていいます。

1985年以前は,血友病患者でのHIV感染の危険性は,第?因子製剤に対する需要が大きいことから、米国内にある血漿製剤の起源(HIV感染者の血液が使用された)に関連していました。

米国が起源の市販用血漿製剤が広く全世界に出回ったことにより,当初は集団発生の影響を受けていなかった世界の地域の血友病患者の間でもHIV感染率が高まる結果となりました。

日本でも、米国から血液製剤を輸入して、使用し続けた結果、血友病患者に多くのHIV感染者・エイズ患者を出す不幸な結果を引き起こすことになったことは、多くの方が認識されていることです。

ヨーロッパの大部分の地域では,HIV感染リスクの低い人々から凝固因子を製造する血液が集められていたため,感染した血友病患者の数は少ない結果となっています。

現在は、血液製剤用血液のHIV検査と血液製剤の熱処理、生物工学による治療薬が血友病に対して日常的に使われるようになったことにより,その後は、血液製剤からの感染の危険性はほとんどなくなりました。

また、輸血用血液に関しては、検査の充実によって、感染はほとんど無くなってきています。
日本では、1000万分の1の感染確率と推測されています。


その結果、現在のHIV感染は、コンドーム無しの性行為と肛門性交及び注射針を共用する静注薬物常用によるものと考えても間違いはありません。

続く

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