理解しやすく、役立つエイズのブログ-血液の鉄人のささやき- 2009年02月






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HIVの急速な変異でヒトの免疫システム回避!! ワクチン開発に影響が懸念!!!

HIVがヒトの免疫システムを逃れるために急速に変異していることが、26日の英科学誌「ネイチャー(Nature)」(電子版)に発表されました。

今日はこの免疫耐性HIVについて解説してみます。

この現象は、ワクチン開発において今後重要な問題の1つとなり、今後のワクチン開発は一段と難しくなりそうです。

幾らHIVに対するワクチンを開発しても、このように変異すれば、開発されたワクチンは、全く感染予防に働くことが無く、無効なワクチンとなってしまいます。

日本を含む国際研究チームによると、HIVは突然変異することによって、HIVへの防御システムを急速に回避できるようになっていることが明らかになりました。

英オックスフォード大学(Oxford University)のPhilip Goulder氏は、
HIVは、われわれが生まれながらに持つ、免疫によるウイルスの制御システムを避けるのに効果的な動きをしている。この現象は、わずか20年ほどの間で非常に急速な進化を遂げた」とコメントしています。

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抗HIV薬と耐性HIVについて

今日は、抗HIV薬と耐性HIVについて解説してみます。

いくらよい抗HIV薬が登場しても、現時点では、体の中のHIVを直接殺すことは出来ません。

現在の抗HIV薬はHIVの増殖を抑えて、エイズの発病を遅らせるだけですから決して楽観視は出来ません。

最近になって、世界各国から抗HIV薬の大半が効かない「多剤(高度)耐性HIV」が次々と発見されています。

特にニューヨークやサンフランシスコなど米国の大都市では、新規患者の30%程度が多剤耐性HIVに感染しています。

日本はまだ10%前後ですが、近いうちにはニューヨーク並みになるのは間違いないでしょう。

そもそも耐性HIVができるのはなぜでしょうか?

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薬剤耐性HIVとは?!

今日は薬剤耐性HIVについて解説してみます。

HIVに感染した後の無症候期でも、HIVは毎日100億個前後の速度で増殖しており、HIVに感染したCD4陽性リンパ球は平均2.2日で次々と死滅していきます。

このことから、血液中のCD4陽性リンパ球は無くなるわけです。

HIVに感染して、治療を受けても、抗HIV薬を医師の指示通り正しく服用せずに、飲んだり、飲まなかったりを繰り返し中途半端にHIV治療を続けていると、その薬が効かなくなるようなHIVに変異してしまうことがあります。

このように変異したHIVを、『薬剤耐性HIV』と言います。

一度薬剤耐性HIVが出来てしまいますと、抗HIV薬はその効き目を無くして、HIVは増殖をして、やがてはエイズを発病することになります。

薬剤耐性HIVを作り出さないためにも、抗HIV薬は正しく、切れ目無く飲む必要があります。




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梅毒感染者が急増!!

梅毒患者の報告数がここ数年、急増していることが国立感染症研究所のまとめで判明しました。

特に20?24歳女性は4年で3倍を超える大幅な増加となっています。


梅毒感染を知らず出産し、子供が先天梅毒になる不幸なケースも報告されています。

梅毒患者数は抗生物質など薬剤開発により戦後減少傾向を示していましたが、03年以降、
再び増え始め、03年に509例だった報告数は、06年に600例を超え、07年737例、
08年は823例と毎年100例近く増え続けています。


男性では35?39歳、
女性では20?24歳
の感染割合が高く、20?24歳の女性は03年15例だったのが、07年には49例と3倍
以上に増加しています。


妊婦が梅毒に感染しておこる母子感染による先天梅毒は06年に10例、08年は7月末現在
で7例報告されています。

妊娠中に夫から感染させられたケースもあります。

先天梅毒の子供の4割は妊娠中か生後1週間までに死亡するといい、「妊婦検診を必ず受け、感染が判明したらきちんと治すことが大事で、妊娠後期にも2回目の検査を受ける必要もあります」。

梅毒患者の増加の原因は、

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HIV感染者治療のカクテル療法とは何か?

今日は、HIV感染者治療のカクテル療法について解説してみます。

現在、HIV感染者には、3剤併用療法(カクテル療法)が行われています。

ここで言う3剤とは、

1.『プロテアーゼ阻害剤』1種類と『逆転写酵素阻害剤(核酸アナログ系)』2種類の
組み合わせ。


2.『逆転写酵素阻害剤(非核酸アナログ系)』1種類と、同じく『逆転写酵素阻害剤(核酸アナログ系)』2種類の組み合わせ。

このようなカクテル療法により、HIV感染者は、大部分が血液中にHIVがほとんど検出されない安定期の状態になります。

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しかし、このような安定した状態になっても、日本では制度上、月に1回は診療を受ける必要があります。

このように、HIV感染は、一般の慢性疾患に近づいてきたと言えますが、日常生活に影響が出る病気であることは間違いないので、感染に心当たりのある人(感染するような不安な行為をすれば)は、可能な限り早く保健所か病院で検査を受ける必要があります。  

そして、仮に感染が判明したときは、早く適切な3剤併用療法(カクテル療法)を受ければ、エイズの発病を遅らせることが出来、普通の生活が出来ます。

治療が遅れれば遅れるほど、薬の効き目が悪くなり、効果のある治療が出来なくなります。

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平成20年第4四半期のHIV感染者とAIDS患者についての詳細分析?その3?

平成20年第4四半期のHIV感染者とAIDS患者についての詳細分析の最終回です。

【感染地域別】

国内で感染した患者77(72)件、感染者254(262)件。
海外で感染した患者15(19)件、感染者14(11)件。

【国籍別、年齢別内訳】

1.日本人男性年齢別内訳
患者97(93)件のうち10代1(0)件、20代17(5)件、30代25(22)件、40代17(27)件、50歳以上37(39)件。
感染者260(265)件のうち、10代1(4)件、20代80(76)件、30代92(106)件、40代51(50)件、50歳以上35(29)件、年齢不明1件(0)

2.日本人女性年齢別内訳
患者5(7)件のうち、20代2(0)件、30代3(1)件、40代1(2)件、50歳以上1(3)件。
感染者15(5)件のうち、30代5(1)件、40代4(1)件、50歳以上4(3)件。

【外国人男性年齢別内訳】

患者7(11)件のうち、10代1(0)件、30代2(5)件、40代2(5)件、50歳以上2(0)件。
感染者15(17)件のうち、20代6(3)件、30代4(9)件、40代5(3)件。

【外国人女性年齢別内訳】

患者1(8)件のうち、50歳以上1(0)件。
感染者2(7)件のうち、20代1(4)件、40代1(3)件。

【感染地域別、国籍別内訳】

1.国内感染
患者77(72)件のうち日本人男性が75(61)件、日本人女性が2(6)件。
感染者254(262)件のうち日本人男性が235(246)件、日本人女性が12(5)件。
外国人男性が7(9)件。

【海外感染】

1.患者15(19)件のうち日本人男性が10(10)件、日本人女性2(1)件、外国人男性が2(2)件、外国人女性1(6)件。

2.感染者14(11)件のうち日本人男性が9(6)件、外国人男性が4(1)件、外国人女性が1(4)件。

今回の報告で解りますように、感染者・患者が増加しています、これは、先進国では、日本だけの現象です。

今後、益々、感染者・患者は増大すると、疫学的に分析されています。

感染するような不安な行為を慎むことと、コンドームを正しく使用して、感染予防に心がける必要があります

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平成20年第4四半期のHIV感染者とAIDS患者についての詳細分析?その2?

昨日に続いての、平成20年第4四半期のHIV感染者とAIDS患者についての詳細分析の続きです。


【国籍別】

日本人患者102(100)件、感染者275(270)件。
外国人患者8(19)件、感染者17(24)件。

【感染地域別】

国内で感染した患者77(72)件、感染者254(262)件。
海外で感染した患者15(19)件、感染者14(11)件。
感染地域不明患者18(28)件、感染者24(21)件。

【性的接触別、国籍別内訳】

1.異性間性的接触の内訳

?日本人
男性は、患者30(30)件、感染者42(41)件。
女性は、患者4(6)件、感染者13(5)件。

?外国人
男性は、患者3(7)件、感染者1(4)件。
女性は、患者1(4)件、感染者1(4)件。

2.同性間性的接触の内訳
?日本人
男性は、患者49(43)件、感染者202(204)件。

?外国人
患者2(1)件、感染者9(7)件

※注 ( )内は、前回報告数※

明日に続く

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平成20年第4四半期のHIV感染者とAIDS患者についての詳細分析?その1?

平成20年第4四半期のHIV感染者とAIDS患者についての詳細分析を数回に分けて解説してみます。

【解析期間】

感染症法に基づく患者・感染者報告 平成20年9月29日から平成20年12月28日まで病変報告(任意報告) 平成20年10月から12月末まで。

HIV感染者AIDS患者】

新規AIDS患者数 110件(119件)
新規HIV感染者数 292件(294件)
  
【感染経路】

異性間の性的接触による患者 38(47)件・感染者 57(54)件
同性間の性的接触による患者 51(44)件・感染者 211(211)件
静注薬物濫用による患者 1(2)件・感染者 1(2)件
その他の原因による患者 2(5)件・感染者 5(7)件
原因不明の患者 18(21)件・感染者18(20)件

【性別】

男性患者 104(104)件・感染者 275(282)件
女性患者 6(15)件・感染者 17(12)件

【年齢別】

患者 10代 2(0)件、20代 17(10)件、30代 30(31)件、40代 20(36)件、50歳以上 41(42)件

感染者 10代 1(4)件、20代 89(83)件、30代 101(116)件、40代 61(57)件、50歳以上 39(34)件、
     年齢不明 1(0)件

※注 ( )内は、前回報告数※

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平成20年第4四半期のHIV感染者とAIDS患者について

第116回エイズ動向委員会報告(平成20年2月18日)による、平成20年第4四半期のHIV感染者とAIDS患者についての概要を解説致します。

【調査期間】

平成20年9月29日?平成20年12月28日までの約3か月

【感染者と患者の実態】

1.新規HIV感染者報告数は292件(前回報告294件、 前年同時期277件)で、過去2位。

 うち男性275件、女性17件で、男性は前年同時期(264件)より増加。

 女性は前回(12件)および前年同時期(13件)より増加。


2.新規AIDS患者報告数は110件(前回報告119件、前年同時期95件)で、過去4位。

 うち男性104件、女性6件で、男性は前回と同数で前年同時期(84件)より増加。

 女性は前回(15件)及び前年同時期(11件)より減少。


3.HIV感染者とAIDS患者を合わせた新規報告数は402件で過去2位である。

【感染経路・年齢等の動向】

1.新規HIV感染者:

 同性間性的接触によるものが211件(全HIV感染者報告数の約72%)と最多。

 そのうち202件が日本国籍男性


 異性間性的接触によるものが57件(全HIV感染者報告数の約20%)

 そのうち男性43件、女性14件。

 年齢別では、特に20?30代が多いが、40代以上も前回及び前年同時期より増加した。

2.新規AIDS患者:

 同性間性的接触によるものが51件(全AIDS患者報告数の約46%)

 異性間性的接触によるものが38件(全AIDS患者報告数の約35%)

 そのうち男性33件、女性5件

年齢別では、特に30代以上に多い傾向が見られます。

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2008年HIV感染者は、6年連続で最多、発症者は3年連続最多の記録!!!

2008年2月18日、厚生労働省エイズ動向委員会は、

国内で2008年に新たに報告されたHIVの感染者数は1113人。

エイズを発症した人は432人でともに過去最高と発表。

感染者は6年連続、発症者は3年連続の増加となった。

新規の感染者、患者数の合計は1545人。

性行為による感染が1329人で、大多数を占めた。

男女別では男性が1442人、女性が103人だった。

年齢別にみると、30代が559人で最多。

20代が377人、

50代が283人と続いた。

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平成20年の献血者のHIV陽性者数が最多の107人!!! 

平成20年に献血した人のうち、HIV抗体検査で陽性となった人は107人で、前年より5人増え、過去最高を更新したことが2月10日、日本赤十字社のまとめで判明しました。

献血者10万人当たりの陽性者も2.107人で過去最高を更新しまた。

この増加の原因は、HIV検査目的で献血者が増えている考えられることから、日本赤十字社は、「血液製剤の安全性に影響を与えかねないので検査目的の献血は控えて」と呼びかけています。

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HIVの無症候性キャリア(AC)の時期とはどのような状態なのでしょうか??

HIVの無症候性キャリア(AC)の時期とはどのような状態なのでしょうか??

今日は、HIVの無症候性キャリア(AC)について解説してみます。

無症候性キャリア(AC)の時期はHIV抗体は陽性ですが、血清中のHIVp24抗原は検出限界以下のことが多く、第四世代の抗原抗体検査では、HIVp24抗原を見つけることが出来ない場合が多いですが、HIV抗体は見つけることは可能です。

当然、迅速抗体検査・第三世代の抗体検査及びリアルタイムPCR検査は陽性となります。

無症候性キャリア(AC)の時期は、一般的にさしたる臨床症状も見られない状態です。

一般の血液検査値も正常の値を示しますが、CD4陽性リンパ球数の減少、CD4/CD8比の低下、その他の免疫異常を認めることが多いです。

さしたる臨床症状はないものの、HIVに感染した白血球細胞を保有していることから、性行為でパートナーに感染されてします危険な時期です。

この時期大切なことは、

HIVの二次感染の拡大を防止するための感染防止対策の教育と、
無症候性キャリアからAIDSに進展しないための予防処置が重要となります。

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抗原、抗体とは何??!!

HIV抗体検査を受けるときなどに、「抗原」あるいは「抗体」と言う言葉を良く耳にしますが、
「抗原」あるいは「抗体」とは何なのでしょうか??

今日は、、「抗原」、「抗体」と言う言葉の説明をします。

体の中に病原体や異物(仮にXとします)が入り込みますと、この病原体や異物が「抗原X」となります、そして、これらは体の中にないことから、生体の免疫機能が働き、病原体や異物に対する抗体が出来ます、これが抗体Xです。

言い換えれば、体の中にない、病原体や異物が「抗原」となるわけです。

そして、この病原体や異物に対する生体の免疫反応で出来る物質が「抗体」です。

これをHIVに当てはめて説明しますと、

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HIV抗体検査を受ける時期の解釈について

HIV抗体検査を受ける時期の解釈が色々とあることから、実際何時検査を受ければよいのかという質問が多く寄せられることから、今日は、HIV抗体検査を受ける時期についての解説をしてみます。

言うまでもなく、HIV抗体検査は、HIVに感染して、体の中に出来たHIV抗体を見つける検査です。

HIVに感染して、体の中にHIV抗体の出来る時期は人によって異なります。

一般的には、HIVに感染して、4?6週でHIVは体の中に出来ます。

しかし、人によっては、8週以降に出来る人もいます。

抗体が出来ても、HIV抗体検査で見つかる量の抗体でないと、検査は当然陰性となってしまいます。

その為には、HIV抗体検査で見つかる十分な抗体が体の中に出来ていないと検査を受けても意味がありません。


保健所や医療機関の一部では、不安な行為から6?8週でHIV抗体検査を受ければ信頼できる結果が得られるとしていますが、これは間違いではありませんが、一部の人では、抗体の量が少なく、感染していても陰性となることがあります。

そのため、6?8週で検査を受けて信頼できる結果は得られますが、念のために12週で再度検査を受けることを進めています。

それでは何時検査を受ければよいのでしょうか?




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HIV-2を見つける検査は??

第一世代HIV抗体検査は、HIV-1に対する抗体を見つけられるように作られました。

その後、HIV-2が発見されてから、HIV-2に対する抗体を見つける必要があることから、HIV-1とHIV-2に対する抗体が見つけられるように改良されました。

現在使用されている、第三世代の抗体検査・第四世代抗体検査・迅速抗体検査は、HIV-1/HIV-2抗体を共に検出できるようになっています。

現在感度の悪い第一及び第2世代のHIV抗体検査は使用されていません。

しかし、リアルタイムPCR検査(タックマン HIV-1 「オート」)は、HIV-2を見つけることは出来ません。

また、第四世代の抗原抗体検査は、非常に早い時期に、HIV-1の体の一部のp24を早く見つけることが出来ます。

※第四世代の抗原抗体検査はHIV-1の体の一部のp24を見つけることが出来る検査という意味です。

※p24はHIV-1の体の一部ですが、このp24はHIV-2にはありません、その為、抗原抗体検査で、HIV-2を早期に見つけることは出来ません。

※抗原抗体検査で、HIV-2の感染を判断するには、12週でHIV-2抗体を見つける事になります。

それでは、HIV-2の感染判断をするにはどうすればよいのでしょうか??





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急告!! 日本国内での性行為で日本人女性2名のHIV-2感染者が判明!!!

今まで、日本国内で、性行為によるHIV-2の感染者は報告されていませんでしたが、この度
日本国内での性行為で、日本人女性2名のHIV-2感染者が判明しました。

厚生労働省の報告では、2008年に、愛知県で、日本女性2名のHIV-2感染者が確認されたとのことです。

この2名の日本女性(20?30代)は、渡航歴がなく、日本国内で、西アフリカ出身の男性と性行為を行い感染したと言うことです。


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HIV殺菌剤について

塗るだけでHIVを殺菌するゲル状の殺菌剤の開発についての情報をお伝えします。

2009年2月9日、米国立衛生研究所(National Institutes of Health、NIH)は膣に塗布するジェル状の殺菌剤が、女性のHIV感染予防に一定の効果があることが臨床試験で確認されたと発表しまた。

この薬剤は、米国マサチューセッツ州レキシントンにあるインデブス製薬が開発した殺菌薬「PRO 2000」と呼ばれるものです。

アフリカの6都市、米国の1都市の女性3099人に行った初めての大規模な臨床試験で、殺菌剤を膣か直腸に塗布すると、男性から女性へのHIVの感染に対し30%の予防効果があることが初めて認められました。

また、副作用もほとんど無く安全性も確認されたということです。

この発表は、カナダ・モントリオールで開催された「レトロウイルスと日和見感染症に関する会議(Conference on Retroviruses and Opportunistic Infections)」で発表されました。

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HIVを自滅させる画期的な新薬が開発中??!!

エイズを発症させるHIVに対して、さまざまな抗ウイルス薬が、今までに数多く開発されていますが、今までのアプローチとは全く異なった新薬が開発中とのニュースが飛び込んできましたので、簡単に紹介します。

突然変異を頻繁に繰り返すことで抗ウイルス薬に対して強い抵抗力を保持しているHIVに対して、この度の新薬は、HIVそのものの自滅を促進させるという新薬です。

これはKoronis Pharmaceuticalsという会社によって開発されている『KP-1461』と呼ばれる薬で、これまでのウイルスの複製を阻害するはたらきを持った抗ウイルス薬とは異なり、HIVの突然変異を促進させ、HIV自体を自ら破壊させるタイプの薬のためその効果が非常に期待されています。

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エイズという言葉について

1981年にエイズが発見された当初は、この特殊な病気は、限られた地域の男性同性愛者だけに発生しているものと考えられ、カポジー肉腫(Kaposi Sarcoma )と日和見感染症(Opportunistic Infection)を発症していることから、これらの病気の頭文字を取って、『KSOI』と呼ばれました。

その後の疫学調査で、この病気が、男性同性愛者だけでなく、麻薬常習者、血友病患者などから発見されても血液によって感染する病気であることが判明しました。

1982年に米国の国立防疫センターが、この病気に感染している人は、体の免疫力が著しく低下していることから、『KSOI』をAIDS(Acquired Immune Deficiency Syndrome:日本語訳 後天性免疫不全症候群)と命名しました

世界各国では、エイズをどのように呼んでいるのでしょうか、代表的な呼び方を以下に紹介しておきます。







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HIV感染成立の原則

HIVの感染が成立するには、宿主の抵抗性を上回る一定量のHIVが、生体のバリアーを超えて生体内に入り、標的細胞にアタックする事が条件となります。

一定量のウイルス量は、感染源のウイルスの感染力と、生体内に入り込む血液量及び体液量と、その頻度によって決定されます。

生体のバリアーは、健康な皮膚は物理的な保護作用に加えて、強力な殺菌作用を兼ね備えていす。

さらに皮膚の下の体液、血液中には白血球などの自然防衛系が備わっていますので、免疫の成立によりその防衛機能は増強されます。

従って、これらの防衛力を上回るウイルス量が侵入しても、実際には感染が成立する可能性は、侵入する場所によって異なります。

性行為感染症で、性器粘膜がタダレて、粘膜の持つ防衛力が、無くなっていたり低下していれば、いとも簡単にHIVはタダレた粘膜から感染してしまいます。

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手や指、皮膚に体液や血液が着いたときの消毒方法は??

良く、手・指・皮膚に、体液や血液が着いたときの対応を質問されますので、今日はこのことについて解説してみます。

手・指・皮膚に、体液や血液が着いたときには、

1.直ぐに流水で丁寧に洗い流す。
 一番の対処方法としては、流水で洗い流すことが大切です。

2.次ぎに石けんで丁寧に洗い流す。

3.最後にアルコールなどで丁寧に拭く。


※流水で洗い流すことが一番の感染予防対策です。


※体液や血液を直接アルコール綿で拭くと、血液や体液の蛋白質でアルコールの消毒効果が薄れますので、まず流水で洗い流してから、アルコールで拭くべきです。

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AIDSの発症を予測する最良の指標は??

AIDSの発症を定義する重篤な日和見感染症の発症を予測する最良の指標は,血中のCD4+リンパ球の総数(CD4実数)と血漿中のHIV RNAの濃度で決まります。

CD4数は,白血球数,白血球中のリンパ球の割合,そしてCD4マーカーをもつリンパ球の割合で決まります。

正常なCD4数は、約750±250/μLですが,通常HIV感染初期には約40?50%と少なくなります。


日和見感染症に罹患する確率は,CD4リンパ球のレベルが200/μL未満になったときに著しく増加することになります。


細胞性免疫の低下に関する他の指標は,結核の皮膚検査(ツベルクリン反応)のような,皮膚内に注入された抗原に対する遅延型過敏性反応が無くなることです。

これは、HIVの感染により、体の免疫機能が低下することから、発生する現象です。

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母乳からHIVは感染するの??!!

今日は、母乳からのHIV感染について解説してみます。

母親の持っている、病気に対する抵抗力(免疫力:病原体を無毒化する中和抗体)は、母乳をとおしてあかちゃんに受け渡されます。

生まれて直ぐの新生児や、乳幼児は、病気に対する抵抗力は、全て母親から伝達されます。

その為に、母乳は赤ちゃんにとって病気に対する免疫力を得る最高の手段です。

反面、母親が血液中にもっているウイルスも母乳を通じて赤ちゃんに感染させます。

母乳の中には、リンパ球が含まれています、母親が感染者の場合は、このリンパ球の中にHIVが潜んでいることから、赤ちゃんは、母乳を飲むことにより、リンパ球が体内に入り、HIVに感染します。

HIVに感染している母親の母乳を哺乳びんで与えても、あかちゃんに感染する可能性は同じです。

生まれて、ある一定の年齢になるまでに、病気に対する免疫力は、自分で作ることが出来ず、母親の胎内でもらった免疫力や母乳でもらう免疫力で、自己防衛をします。

このように免疫力のほとんど無い時期に、HIVを含んだ母乳を飲むことで、簡単に「母乳感染」してしまいます。

そのことから、HIV感染者の母親から、HIVに感染しないで生まれた赤ちゃんには、感染者の母乳を与えることは、絶対に出来ません。

それでは、HIV感染者の母乳を成人が飲んだ場合、HIVに感染するのでしょうか??!!

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汗からHIVは感染するのか??

良く汗からHIVの感染はあるのかとの質問を受けますので、今日はこのことについて解説してみます。

体の汗腺から出る汗の中には、HIVは含まれていません。

そのことから、HIV感染者とのスポーツ・格闘技などで、汗が目に入る、傷口に着く、口の中に入ってもHIVの感染はありません。

当然日常生活で、HIV感染者の汗が、傷口についたり、目に入ったり、口の中に入っても、HIVの感染はあり得ません。

汗からのHIV感染がないことは、学問的に認められています。

HIVは体液・血液などからしか感染はしません。

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1991年 モロッコ発行 世界エイズの日記念切手
血液による人から人へのHIV感染を表現

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血液製剤からのHIV感染は何故起こったのか?

血液が体の外に出ると、3?5分で凝固(固まること)します。

血液が凝固しますと、血液の中のHIVは変性して死滅しますから感染は起こりません。

血液が人の体の中に流れているときは、血液の中のHIVも生きています。

精液や膣分泌液などの体液も同じで、体の外に出ますと変性しますので、その中のHIVも死滅してしまいます。

体の中にある血液や体液が、直接相手の粘膜を通じて血管の中にはいることにより感染が成立します。

それでは、乾燥させた血液製剤からどうして、HIV感染が起こったのでしょうか?

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HIVは本当にコンドームで予防できるのか??!!

コンドームによるHIV感染予防について考えてみましょう。

コンドームは本来避妊目的で使用する物ですが、性行為感染症の予防にはコンドームが一番確実であることは、医学的には証明されています。

本来、HIVを含む性行為感染症の感染予防の一番確実な手段は、不安な性行為をしないことですが、現実これは守られないことは事実です。

その為に、HIV感染予防にコンドームを正しく使用する、キャンペーンが世界各国で行われています。

その結果、コンドームを正しく使用するキャンペーンに成功した国々では、HIVの感染率が激減しています。

そのことから、WHOもHIV感染予防に、コンドームを正しく使用する事を推奨しています。

コンドームでHIV感染を予防するにはどうすればよいのでしょうか。

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ジャンル : 日記

tag : エイズ予防 HIV AIDS

HIVの感染と増殖

今日は、HIVの感染と増殖について解説します。

HIVは体内に侵入するとCD4をもつ細胞(ヘルパーT細胞)に感染します。

これはHIVの外皮糖タンパクgp120が細胞表面にCD4を特異的受容体として結合するからです。

解りやすく言いますと、HIVがもっている体の外の突起が、CD4をもつ細胞(ヘルパーT細胞)を標的として感染すると言うことです。

HIVはヘルパーT細胞に感染後,細胞内に侵入し,脱外被を起して核酸(RNA)を遊離します。

HIVのゲノムRNAはウイルスのもつ逆転移酵素を使ってDNAを合成し,自らの遺伝情報をT細胞の染色体DNAに組み込みまれ,プロウイルスの形で体内で持続感染します。

即ち、プロウイルス (provirus) とは、レトロウイルスにおいて宿主ゲノムDNAに組み込まれた状態を言います。

そして,細胞のタンパク合成系を利用し転写→翻訳がなされウイルスタンパクが合成され、ウイルスタンパクは細胞膜に移動し、ウイルス粒子となり血液中に放出されます。


HIVはヘルパーT細胞に特によく感染しますが,マクロファージ,単球などにも感染することがあります。
ヘルパーT細胞は病原体などの抗原の刺激をうけると、様々なサイトカインを産生する免疫の司令塔とも言うべきリンパ球で,細胞性免疫,液性免疫両方に関係する様々な免疫細胞の活性を促します。

従って,ヘルパーT細胞の減少は,あらゆる病原体に対しての免疫力が低下することになります。

このことは、以前にも解説済みです。


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tag : エイズ予防 AIDS HIV

レッドリボンとは何?

「レッドリボン」は、ヨーロッパに古くから伝わる風習のひとつで、病気や事故で死んだ人々への追悼の気持ちを表すものです。

この「レッドリボン」がエイズのために使われ始めたのは、米国でエイズが深刻な社会問題となってきた1980年代の終わり頃のことです。

演劇や音楽などの分野で活躍するニューヨークのアーティスト達にエイズが広がり、それが原因で次々と倒れる人々が増えてきました。

そうした仲間達に対する追悼の気持ちと『PWA/H(People living With AIDS/HIV:エイズ/HIVと同棲する人々)』への理解や支援の意思を示すために「ループしたレッドリボン」をシンボルにすることがアーティストの間で始まりました。

後にこの「レッドリボン」運動は、その考えに共感した人々によって国境を越えた世界的な運動として発展し、現在に至っています。

「レッドリボン」を身につけて、エイズに対する偏見やPWA/Hに対する差別を持たないというメッセージを人々に伝えます。

UNAIDS(国連合同エイズ計画)のシンボルマークにも採用されています。

また米国国内での、麻薬乱用防止のためのシンボルとしても使用されています。

「レッドリボン」は、「ループしたレッドリボン」を使用します。

「レッドリボン」を描いた世界の切手を紹介します。

untitled-11_20090201094908.jpg

1994年 フィリピン発行 エイズ撲滅運動切手
地球にエイズの犠牲者を悼む「ループしたリッドリボン」を描く

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