理解しやすく、役立つエイズのブログ-血液の鉄人のささやき- 2009年01月






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動物のエイズは人に感染するのか?

人以外の動物にもエイズはありますが、そのウイルスは人に感染するのでしょうか??!!

今日は動物のエイズについて解説してみます。

猫には、FIV(Feline immunodeficiency virus = ネコ免疫不全ウイルス)。

サルにはSIV(Simian Immuno-deficiency Virus=サル免疫不全ウイルス)。

ウシにはBIV (Bovine Immunodeficiency Virus=・ウシ免疫不全ウイルス)


があります。

これらの免疫不全ウイルスは全て、猫・サル・ウシに免疫不全を引き起こします。

これら動物の免疫不全ウイルスは、人に感染することはありません。

また、種のことなる動物間での感染もありません。


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1990年 スリランカ発行 世界エイズの日記念切手

世界エイズデーのロゴマークとHIVを描き、「お互いに気をつけよう」の標語

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後天性免疫不全症候群(AIDS)とは何?

後天性免疫不全症候群(Acquired Immune Deficiency Syndrome:AIDS)とは、

人が生後(後天性)、何か感染などの原因で、身体の病気に対する抵抗力(免疫)が無くなり(不全)
、これが原因で、色々の病気に感染すること(症候群)と言います。


自然界には幾多の微生物が存在して、人に無害な物もあれば、有害な物もあります。

免疫とは、人にとって有害な微生物と身体が戦うシステムです。


人がこの世に生存していくうえで大変重要なシステムです。

このシステムが壊れると人は、色々の感染症に感染して、生命を維持することが出来なくなります。

即ち、体内に侵入した細菌・ウイルス・真菌(カビ)・寄生虫等と戦い、身体を防衛するシステムそのものです。

この免疫機能が正しく機能していることにより、人は病気に冒されることなく、元気に生活できるわけです。

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tag : エイズ予防 AIDS HIV

HIV-2の検査について

HIV-2については、『新 医学と切手の極意』を参照してください。

今日は、HIV-2の抗体検査について考えてみましょう。

HIV-2に対する抗体検査は、

・第三世代の抗体検査(PA法・エライサ法)
・即日抗体検査(イムノクロマト法)
・第四世代の抗原抗体検査

で見つけることは可能です。

それでは、見つけられる時期は?

・第三世代の抗体検査(PA法・エライサ法)・・・・・12週
・即日抗体検査(イムノクロマト法)・・・・・・・・12週
・第四世代の抗原抗体検査・・・・・・・・・・・・12週


で見つけることが出来ます。

第四世代の抗原抗体検査は、HIV-1の体の一部のp24を30日で見つけられますが、
HIV-1とHIV-2の抗体は、12週でないと見つかりません。


また、リアルタイムPCR検査は、HIV-2は見つけることが出来ません。
しかし、血液センターで実施している、NAT検査は、HIV-1/HIV-2を見つけることが可能です。


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HIV検査の偽陰性反応を防ぐには??

今日は、HIV検査の『偽陰性反応』を防ぐにはどうしたらよいのか、解説してみます。

まず、『偽陰性反応』とは、何かのおさらいから。
『偽陰性反応』とは、HIV検査を受けて、本来『陽性』であるのに、『陰性』となることを言います。

この原因を分析してみます。

1.リアルタイムPCR検査の場合
 感染する行為をして、11日以前に検査を受けますと、血液中のHIVの量が少ないことから、感染していても『陰性』しなってしまいます。

2.抗体検査(即日抗体検査・PA法・エライサ法)
 HIVに感染すると、4?8週で、HIV抗体が出来ます。
 しかし、この抗体の出来る時期は、人によって異なり、8週でも抗体の出来ない人もあります
 この場合は、当然検査は、『陰性』となってしまいます。
 また、抗体が出来ても、検査で見つかる量でないと、『陰性』となってしまいます。

3.第四世代の抗原抗体検査
 HIVの体の一部のp24を速く見つけることの出来る検査ですが、この検査も感染するような行為をしてから、30日以前に受けますと、血液中のHIVの体の一部のp24が少ないことから、『陰性』となってしまいます。
 
それでは、HIV検査で、『偽陽性反応』を防止するにはどうすればよいのでしょうか??

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tag : エイズ予防 AIDS HIV

HIV抗体検査を受けて「陽性かも知れない」と告知されたとき、貴方はどうしますか??!!

HIV抗体検査を受けて「陽性かも知れない」と告知された時、どのように対処したらよいかを考えてみましょう!!!!

病院・保健所等で、迅速抗体検査を受けて、「陽性とは言いにくいけど」、「陰性とも言いにくい」と、医師から告知されたとき、どうしますか??

「あわてふためき、HIVに感染してしまった、もう駄目だ」と、ほとんどの人は、取り乱すと思います。

しかし、よ?く考えて下さい。

「陽性とは言いにくいけど」、「陰性とも言いにくい」とは、明らかに「陰性」、又は「陽性」と判定しずらい状態ですから、『偽陽性反応』の可能性が高い訳です。

迅速抗体検査は、

コントロールラインの赤い線が出ているかを見てから、判定ラインに赤い線が出ているか、出ていないかを判定します。

判定ラインにくっきりと赤い線が出ていれば、『陽性』と判定できますが、

1.非常に薄い赤い線が出ている
2.よく見れば、薄く赤い線があるように見えるが、ないようにも見える

このようなことが良く発生します。
これが、「陽性とは言いにくいけど」、「陰性とも言いにくい」状態です。

迅速抗体検査は、相対的に偽陽性反応が出やすい検査法です。

その理由は、

1.真の陽性を見逃さないように検査の感度を高くしている。
2.判定ラインを人の目によって判断することから、判定者の主観が入りやすいことと、判定に熟練していない人が、検査を行うと、どうしても偽陽性反応が出やすくなる傾向があります。


それでは、「陽性とは言いにくいけど」、「陰性とも言いにくい」と告知されたときの対応は、どのようにすればよいのでしょうか??




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HIVのリアルタイムPCR検査は、不安な行為から11日で信頼できるのか??!!

不安な行為から11日で、HIVのリアルタイムPCR検査(タックマン HIV-1 「オート」)を受けて、信頼できる結果が得られるか、との質問を、何度も、何度も受けますので、今日はこの点について解説してみます。

不安な行為(コンドーム無しの性行為)をしますと、その時にHIVに被爆(感染する)します。

性器粘膜から、血管に入ったHIVは、血流によって、全身に運ばれます。

血液の中に入ったHIVは、時間の経過と共に血液中で増殖して数を増やしていきます。

これがHIVによるウイルス血漿の状態です。

血液中に入った、HIVは、倍々に増殖していきますので、11日で、HIVのリアルタイムPCR検査(タックマン HIV-1 「オート」)で見つかる量となっています。

その理由は、

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同性間の性的接触によるHIV感染報告が増加!!!(東京都)

東京都の調査で、「同性間の性的接触」によるHIV感染報告が増加していることが明らかになりました。

感染症発生動向調査によると、昨年新たに報告された東京都のHIV感染者・AIDS患者は、

515人で、このうち同性間の性的接触が感染経路と推定されるのは368人に上る。
国籍・性別に関しては、全体の88.2%に当たる454人が日本の男性です。


東京都のHIV感染者・AIDS患者の報告数は右肩上がりで増加し続けています。

昨年、全国で報告された1500人のうち、東京都は34.3%を占める515人。

このうち、新たなHIV感染者は82.1%に当たる423人で、全国の39.1%を東京都でしめられています。

新たなAIDS患者の報告数は横ばいが続いているのに対し、HIV感染者は増加傾向にあります。

東京都だけが著しい増加をしている原因は何なのでしょうか??


 

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指の傷口などからのHIVの感染はあるの??!!

指に切り傷・逆剥けが出来ることは良くあります、このような傷口からのHIVの感染があるのかどうかを検証してみましょう。

逆剥け・切り傷のある指を膣に挿入した場合、これらの傷口からの感染の有無をよく質問されます。

このような小さな傷口に膣分泌液が着いても、まず感染は考えられません。

その理由としては、HIVの感染力が非常に弱いことと、膣分泌液の中のHIVの量が少ないこと、そして、性器粘膜から感染する特徴があることからして、感染は考えにくいです。

実際、このような行為からの感染の正式な報告はありません。

それでは傷口からの感染はどのような場合に起こるのでしょうか!!

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タイのHIV感染、過去24年で120万人!!!

今回は、タイのHIV/AIDSの現状をお知らせします。

タイ保健省の発表によりますと、

1984年1月―2008年9月に発生したタイ人の
HIV感染者は、約120万人、
エイズ患者は33万7989人、
エイズによる死者は9万2111人


と非常に深刻な状況です。

そして患者の3分の2は男性です。

特にHIV感染率が高かったグループは、

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ウインドウ・ピリオドとは何??!!

ウインドウ・ピリオドとは何か、今日はこのことに関して、簡単に解説してみたいと思います。

ウインドウ・ピリオドとは、HIVに感染して、HIV抗体検査で陽性と判定できるまでの期間を言います。

この時期は人によって異なります。

HIV初感染後、最初にみつかるのは、
?血漿中のHIV RNA
?単核球中のHIV DNA
?HIV(p24)抗原
?IgM型のHIV抗体
?IgG型のHIV抗体
の順となることは、以前に解説しました。 

通常は、HIV抗体検査で、HIV感染抗体が陽性となって、HIVに感染していると判断されます。

感染してHIV抗体ができるまでの平均日数は、20日であり、4日から41日の間に陽性化
するものが95%です。

しかし、HIV抗体が出来ても、抗体検査で見つかる量でないと検査は、当然陰性となってしまいます。

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オーラルセックスによるHIV感染は??!!

オーラルセックスによるHIV感染について考えてみましょう!!

オーラルセックスとは、口を使って相手を愛撫することを言います。

行為の内容としては、

1.口で男性性器を愛撫するフェラチオ。
2.口で女性性器を愛撫するクンニリングス。
3.口で肛門を愛撫するリミング。

があります。

それではこれらの行為での感染はどうでしょうか。
 

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新しいHIV治療薬が承認されました

中央社会保険医療協議会(中医協)は1月14日の総会で、HIVの細胞内への侵入を阻害する新しい抗ウイルス剤の内用薬2成分2品目を新たに薬価収載することを了承しまた。

これにより、HIVの新しい治療薬2品目が発売されることになります。

これらの新薬は、

1.「シーエルセントリ錠150mg」(ファイザー)・・・・・マラビロクが主成分
2.「インテレンス錠100mg」(ヤンセンファーマ)・・・エトラビリンが主成分
の内用薬の2品目です。

この、治療薬は、『CCR阻害剤』と呼ばれる新しい経口抗HIV薬です。

「CCR5指向性HIV‐1」という特定のHIVが、リンパ球などの免疫細胞に侵入するのを阻害する働きをする治療薬です。

細胞内でのウイルス増殖を抑制する従来の治療薬が効かない患者にも、効果が期待できます。

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HIV検査の偽陽性反応とは?

今日は、HIV検査の偽陽性反応(ニセの陽性反応)について解説してみます。

HIVに感染していなくて、本当は陰性であるのに、ある検査方法では陽性と判定してしまうことを言います。

HIVに感染している人を検査して、陽性を見逃さないために、スクリーニング検査は抗体の検出感度を高くしていることから発生する現象です。

スクリーニング検査の1?5%前後で発生します。

主な検査の偽陽性反応の出現率は?


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HIV抗体検査の偽陰性反応とは何??

HIV抗体検査の偽陰性反応について解説してみます。

HIVに感染していて、本当は抗体検査が陽性なのに、抗体検査で陰性と判定してしまうことを言います。

検査の感度が低い検査方法で発生します。

または、検査を受ける時期が早すぎて、HIV感染しているのに関わら、抗体が出来ていなくて陰性となります。
 
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エイズノイローゼとは?

エイズノイローゼ(AIDS panic syndrome)専門語ではなく俗語です。

HIVに感染していると思いこむ一種の神経症です。

身体症状としては、体の「痛み」や「しびれ感」や「倦怠感」など、他人からは認知できないものが多く、精神症状が不安定となります

例えば、本人にとって不安な性行為をしてしまった後に、「もしかして相手がエイズだったら・・・・」と思い悩み、感染の恐怖から精神的ストレスな陥り、体調が悪くなり、あたかも感染しているように思いこみ、自分はHIVに感染して、発病していると勝手に決めつけてしまい、最終的には死の恐怖を覚えるようになります。

治療の主体は、精神分析療法、カウンセリング、行動療法などの精神療法ですが、抗不安薬により症状が軽快し、治癒に至ることもありますが、感染不安を完全に取り除かないと、何時までも体調不良が続きます。

HIV感染不安から来る精神的ストレスは、色々の症状を引き起こし、精神的にも肉体的にも大きなダメージを受けることになります。

その為に、適切な時期に適切な検査を受けて、陰性を確認して、自分自身に、「感染はなかった」と言い聞かせるしか、解決策はありません。

多くの人が、「エイズノイローゼ」に陥っている現状も無視できません、このことから、カウンセリングの体制を、国は真剣に構築すべきと考えます。

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1988年 ウガンダ発発行 国際赤十字125年記念切手
「血液の中にエイズウイルスを入れないことが肝心」の標語で、HIV感染防止を表現

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HIVに感染して、血液中に出来るものは何?

HIVが体の中に侵入して、HIVを体の免疫機能が、異物として認識後、体の中には何が出来るのでしょうか?

HIV初感染後、最初血液中に見つかるのはに見つかるのは、
 ?血漿中のHIV RNAです。
 これは、HIV RNA検査で見つけることが可能ですが、ほんの数日しか、血液中に存在しないので、見つける為の検査のタイミングは非常に難しいので、この検査はあまり実施されません。

次ぎに、
 ?白血球の中のHIV DNAが見つかります。
 これは、感染後11日以降にPCR法・リアルタイムPCR検査で見つけることが可能です。

次ぎに、
 ?HIV(p24)抗原が見つかります。
 これは、感染後30日以降に第四世代の抗原抗体検査で見つけることが可能です。

次ぎに、
 ?IgM型のHIV抗体が体の中に出来ます。
 この抗体の出来る時期は、人によってまちまちです。
 これは、第三世代の抗体検査や迅速抗体検査で見つかります。
 早い時期の抗体検査が陽性となるのは、この抗体を見つけているからです。
 この抗体は、次ぎに見つかるIgG型のHIV抗体が出来るときには、血液中から無くなります。

最後に、
 ?IgG型のHIV抗体が体の中に見つかります。
 この抗体も出来る時期は、人によってまちまちです。
 これは、第三世代の抗体検査や迅速抗体検査で見つかります。

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HIVは空気感染するのか?

HIVが空気感染あるいは飛沫感染するのかと言う質問を良く受けますので、今日はこのことについて解説してみます。

空気感染あるいは飛沫感染(くしゃみによる唾液の飛沫)する病原体は、喉や鼻の粘膜あるいは肺などの呼吸器に感染する病原体です。

例えば、インフルエンザウイルス・麻疹ウイルスなどです。

HIVは血液が血管に入ったり、性行為で感染するウイルスです。

このように血液や性行為で感染するウイルスは、空気感染(空気に漂って感染)したり、飛沫感染(くしゃみなどで飛び散った唾液*唾液の中には感染するほどのHIVはいません)しません。


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献血時におけるHIV抗体検査の通知について?その4?献血時のHIV抗体検査の通知はどうあるべきか

血液事業が国民の善意・無償の協力で成り立っている事からして、血液事業の透明性、公開性を高める必要があります。

その為には、献血で判明したHIV抗体検査陽性の結果は、誰にでも理解できる明確な基準に従って献血者本人に提供されるべきです。

そして、適切なカウンセリングと専門医療機関への紹介がなされるべきです。

しかし、HIVの新規感染者が増加している現時点で、直ちに献血者へのHIV検査通知を実施する状況でないことは、多くのかたも理解されているはずです。

献血による輸血用血液の安全性と輸血を受ける患者の安全確保を考慮することは、非常に大切なことですが、何時までも、このような中途半端な対応をし続けることは、日本の血液事業を衰退させることにもなりかねません。

国内の感染拡大防止・感染者の健康管理・早期治療も重要なことですから、血液センターもHIV検査陽性者への明確な対応を早期に実施する責務はあります。

また、我々も、検査目的の献血は多くのリスクを含んでいることを十分に認識して、行動すべきでしょう。

シリーズ 『献血時におけるHIV抗体検査の通知について』は本日で終了です。

今までのブログを読まれて、感じたことが御座いましたら、遠慮無くご意見をお寄せ下さい。
お待ちしております。

jpn9505[1]

1994年 日本発行 第10回国際エイズ会議記念切手
瞳と地球の中に親子を描くことでエイズ撲滅を表現

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献血時におけるHIV抗体検査の通知について?その3?何故HIV検査目的の献血が多いのか!?

献血者のHIV検査陽性率が国民全体のHIV検査陽性率より高いのは、献血者は全て全員HIV検査をしているからです。

一般の人が、保健所・病院でHIV検査を受ける率は非常に低いことから、あたかも献血者の陽性率が高いように思われるという意見もあります。

そのことから、HIV陽性献血者の経年的増加は、単なる国民全体のHIV感染者の増加を著しているに過ぎないと、言う意見も一方ではあります。

しかし、諸外国に目をやりますと、
欧米諸国でHIV感染者の多い国においても、献血者のHIV陽性率はその国の国民全体のHIV陽性率より、はるかに低い事からしても、わが国のHIV陽性献血者の多さは異常としか言いようがありません。

この違いは、欧米諸国とわが国のHIV検査の受け入れ体制によるといえます。

欧米諸国では、献血時の「不的確事項」について詳細な問診が実施され、特に「HIV感染リスクに関する質問」は、非常に細かく、しつこい位に厳格で多項目にわたります。

更に「検査目的の不適切な献血」を法律で禁止している国もあります。

それ以上に、わが国と異なることは、HIV検査体制が整備されていることから、あえて献血で検査を受ける必要がないことです。

わが国は、HIV検査体制が不十分なことから、どうしても検査目的の献血が多いと考えられています。


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献血時におけるHIV抗体検査の通知について?その2?現在、献血でHIV感染が判明した場合の血液センターの対応はどうなのか?

個々のHIV陽性献血者への対応は、医師である血液センタへーの所長が、献血者に直接連絡して、血液センターに来所してもらい、その場で医師が検査結果の説明とカウンセリングを実施して、エイズ専門医療機関への紹介を行っています

このことから、実質的には献血でHIV感染が判明した場合は、献血者本人に結果が知らされていると言うことになります

この方法では、建前の検査目的の献血を防止して、HIV陽性献血者の健康管理、早期治療、感染拡大防止の目的は達成しています。

血液センターが、「献血時のHIv検査の結果はお知らせしません」という説明を公にしているのは、やむを得ない事ですが、献血者に対しては、不誠実きわまりないことです。

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献血時におけるHIV抗体検査の通知について?その1?

今回は、献血時におけるHIV抗体検査通知の問題点について解説してみます。

現在、血液センターでは、公に、
HIVの検査結果はお知らせしません」として、HIV検査目的の献血を防止しています。

しかし、この方針では、以下のような支障を生じます。

1.善意の献血者に対する情報を本人には還元できない。
2.感染が解った献血者の健康管理・発病予防・他人への感染予防・早期治療に対するアドバイスが出来ない。
3.国民の善意の献血、無償による赤十字の血液事業が開かれたものにならない。


HIV検査の通知を実施すれば、
「検査目的の献血が増加する危険性」は、当然あります。

その結果、HIV陽性者の献血とウインドウ期献血が増加して、検査で見つからない危険な血液が患者に輸血されることになります。

どの程度増加するかは、正確な予想は出来ませんが、仮に感染リスクのある献血が2倍増加すると仮定しますと、年間およそ200件のHIV陽性者の献血と2?3年に1人の輸血によるHIV感染が起こると推測されています。

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唾液からのHIV感染はあるの?

唾液からのHIV感染はあるのかという質問を良く受けますので、今日はこのことについて解説してみます。

唾液は唾液腺から口の中に分泌されます。

HIVは唾液腺から出てきませんので、唾液の中には、感染するほどの量は出ません。

出ても非常に僅かですから、感染することはありません。

このことは、世界中のHIV/AIDSの専門家が確認しています。

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HIV感染は初期症状で判断できるのか?

HIV感染の判断を初期症状で出来るのかをよく質問されますので、今日はこの点について解説してみます。

まず、HIVに感染しますと、急性HIV感染症の症状はHIV感染後、2?6週後におきることが多いようです。
 
その症状の代表的なものは以下の通りです。

1.38.5℃以上の発熱・・・・(96%)
2.首や腋の下及び股のリンパ節の腫れ・・・・(74%)
3.咽頭炎(のどの痛み)・・・・(70%)
4.痛みや痒みのない5?10mmの大きさのバラ色の発疹が顔、手のひらや足の裏など全身に・・・・(70%)
5.筋肉痛と関節痛・・・・(54%)
6.下痢・・・・(32%)
7.頭痛、嘔吐、吐き気・・・・(30%)
8.口の中のカンジダ・・・・(12%)
9.検査の異常 血小板の減少・・・・(45%)
 リンパ球の減少と肝臓機能検査の異常・・・・(21%)
10.頭痛 
11.意識がもうろうとする

これらの症状は、数日で治り消失しますが、2週間程度続くこともあります。
症状の続く期間は人によりまちまちです。
※ただし、14日以上続く場合は、急速に症状が進行することもあります。

初期症状はHIVに感染した全ての人に出るのではなく、感染した人の約半数から2/3に、これらの症状が起こるります。

※全ての感染者にこのような症状が起こることは限りません。

※全く症状のない人もあります。

※これら初期症状は、HIV感染が検査で判明したときや、エイズを発症したときに、患者本人からの聞き取り調査でこれらの症状を集計した物ですから、必ずしも正しいとは限りません。

それでは、これらの症状でHIV感染の判断が出来るのでしょうか????

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NAT検査とは何??

今日は、NAT検査について解説してみます。

NAT(Nucleic acid Amplification Test)とは、核酸増幅検査と呼ばれる検査法です。

この検査は、血液中に存在するウイルスを構成する核酸の一部を、試験管内で人工的に多量に増幅(ウイルスの一部を多量にコピーして増やすこと)して、そのウイルスを直接検出する方法です。

その為に、ウイルスが極少量でもあれば、ウイルスの一部を1億倍以上に増やし検出することができる非常に優れた検査法です。

1999年(平成11年)10月10日より、血液センターで献血された血液に対するHBV、HCV、HIVの3種のウイルスに対してNATが実施されています。

従ってNAT検査は、一度にHBV、HCV、HIVの検査を実施できるため、この検査が陽性になりますと、再度、HBV、HCV、HIVの個々のNAT検査を行い、どのウイルスが陽性かを決める必要があります。

NAT検査は、血液センター専用に開発された検査で、医療機関や保健所では実施されていません。

それでは何故、HIVのPCR検査をNAT検査と呼ぶのでしょうか??!!


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不安な行為から、30日後の抗原抗体検査が陰性で、その後陽性になることはあるのか?

不安な行為から、30日後の第四世代の抗原抗体検査を受けて、陰性の結果をもらったが、『その後陽性になることはないのか?』と言う質問を良く受けます。

今日はこのことに関して解説してみます。

ご存知のように、第四世代の抗原抗体検査はHIV-1のからだの一部の、p24を早期に見つける検査です。

HIV-1/-2抗体に関しては、この検査でも12週が経過しないと見つかりません。

第四世代の抗原抗体検査の原理等は、『新医学と切手の極意』や無料メルマガ<鉄人レター>に詳しく解説していますので、ここでは、あえて解説はしません。





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日本国内で、性行為によるHIV-2の感染者はいるのか???

『1985年3月に、日本でのエイズ患者第一号が発生してから、現時点までに、性行為からHIV-2に感染した人がいるのか?』と言う質問を良く受けます。

今日は、このことについて解説致します。

国内で、今までに性行為で感染した、HIV感染者およびエイズ患者のHIV-2の検査を実施して、現時点では、HIV-2の感染者は存在しません。

当然、献血でHIV-1の感染が判明した献血者を全て、HIV-2の検査を実施していますが、この中にも、HIV-2の感染者は存在していません。

保健所・医療機関でHIV感染者・エイズ患者と判明した人の中にもHIV-2の感染者はいません。

また、血液製剤の投与で、拭こうにも感染した人の中にも、HIV-2の感染者はいません。

それでは、時折国内でHIV-の感染者発見の報道がされるのはどうしてでしょうか?


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性行為感染症の増加とHIV感染増加の関連について

エイズの原因となるHIV(ヒト免疫不全ウイルス)の感染拡大が止まらない。

その背景の一つとして指摘されているのが、性行為感染症の増加です。

「性行為感染症に感染すると、HIV感染する可能性が数十倍?百倍高くなるといわれています」

その理由は、性行為感染症に感染して、性器粘膜が炎症を起こした状態になると、感染者の精液などに含まれるHIVが、炎症を起こした性器粘膜から簡単に血液中に入り込むからです。

性行為感染症は、昔は梅毒、淋病など症状の激しい細菌性のものが主役でしたが、今は性器クラミジアをはじめ、性器ヘルペス、尖圭(せんけい)コンジローマなどウイルス性のものが中心となってきています。

中でも、クラミジアは高校生など低年齢層や主婦の間への広がりが専門家の間で指摘されています。

それでは性行為感染症と、HIV感染の増加がどのような関係にあるのでしょうか?

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不安な行為から12週以降に受けた即日抗体検査が陰性で、その後陽性となることがあるのか??!!

不安な行為から12週で即日抗体検査を受けて、陰性の結果を得たが、その後陽性となることがあるのかと言う質問を良く受けます。

今回は、このことについて解説してみます。

即日抗体検査(イムノクロマト法:迅速抗体検査とも呼ばれます)は、不安な行為から12週で受けて陰性であれば、HIVの感染は否定できます。

即日抗体検査は、受ける時期(不安な行為から12週)を間違わなければ、信頼できる結果が得られる優れたエイズ抗体検査です。

HIVに感染した場合、感染を示すエイズ抗体の出来る時期は人によって異なります。

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検査専門の会社はどのようなエイズ検査をしているのか?

大きな病院(総合病院・大学病院)は自分の検査施設でエイズ検査をしていますが、小さな病院で、検査施設のない施設は、民間あるいは医師会の検査専門施設に、検査を依頼します。

日本にはこのような検査を専門に引き受ける会社は多くあります。

それではこのような会社はどのようなエイズ検査をしているのでしょうか。

特殊な検査は別にして、エイズ抗体検査について見てみましょう。

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NIHが支援したエイズワクチン開発失敗について

NIH(National Institutes of Health、米国国立衛生研究所)が支援したエイズワクチンの接種臨床試験で、開発されたエイズワクチンを接種した結果、HIVの感染を予防出来ずに、逆にHIV感染の危険性を高める恐れのあることが判明し、臨床実験は中止された。

その為、NIHはエイズワクチン開発戦略の練り直しを迫られている。

問題のエイズワクチンは、HIVがもつ物質を、弱毒化し、風邪のウイルスに組み込んだもので、米国メルク社が開発し、非常に有望なエイズワクチン候補と期待されていたものです。

ところが、2004年12月から北米・中南米を中心に約3千人が参加して始まった臨床実験で、ワクチンを注射された群のHIV感染率が、偽薬の群の約2倍にのぼることが判明し、2007年9月に臨床実験が中止されました。

2007年2月に、南アフリカで行われた臨床実験でも、約800人の接種段階で中止されました。

臨床実験の参加者は、ワクチンと偽薬のどちらを注射されたのか知らされておらず、現在、全員と面談して注射の内容を知らせているという。

何故失敗したのでしょうか?


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tag : エイズ予防 HIV AIDS

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