理解しやすく、役立つエイズのブログ-血液の鉄人のささやき- 2008年12月






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現在のエイズワクチンの候補は?

現在世界各国で研究開発されているエイズワクチンの現状はどうなのでしょうか?

今日はこの点について解説してみます。

現在のエイズワクチンの候補の多くは、HIV-1特異的細胞性免疫、特にHIV感染細胞の排除に働くキラーT細胞(CTL)と、その成熟、メモリーの維持に重要な働きを持つヘルパーT細胞の誘導を主眼においた、『T細胞ワクチン』です。

この考え方で、本当にエイズワクチン開発は可能なのでしょうか?

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tag : エイズ予防 HIV AIDS

なぜエイズワクチンは未だにできていないのか???

医学が進歩した現在、「なぜエイズワクチンは未だにできていないのか???」という素朴な疑問を誰しもが抱いているでしょう。

今回はこの疑問点を血液の鉄人なりに探ってみます。

それは一言で言ってHIV-1の感染と防御免疫誘導のメカニズムが未だ完全には解明されていないからです。

例えば、ウイルス感染症予防に通常用いられる弱毒生ワクチンを接種すると、サルのエイズモデルでは明らかに感染予防効果が認められて有効ですが、HIV-1の場合、そのレトロウイルス特有の高い遺伝子変異性による強毒株出現の危険が伴うため、安全性の観点からこの方法は採用できません。

その為、次ぎに考えられた方法は、弱毒生ワクチンで誘導される免疫応答を模倣できるような候補ワクチンを作ろうというのが現在の主流となってきています。

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tag : エイズ予防 HIV AIDS

エイズワクチンの可能性はいかに??!!

エイズワクチンは何時出来るのであろうか?

この疑問は誰しもが持っていることでしょう。

HIVは人の体の中に侵入して、白血球の遺伝子内に巧妙に入り込み、生体の免疫系に気づかれないように、ゆっくりと自分自身を複製して増殖します。

そしてHIVは長い年月をかけて生体全体を蝕んでいくことから、HIVそのものに直接反応して、殺す『中和抗体』を作り出すのと、HIVの潜んでいる白血球そのものを破壊するよな働きをするワクチンを作り出す必要があります。

エイズワクチンを作る上での問題点は、HIVそのものが一般的に8?10年という長い潜伏期間を経て発病する弱いウイルスであるにも関わらず、一度体の中に入り込むとエイズという病態を引き起こす致死的なウイルスであるために、今ある他のワクチンのようにHIVの弱毒株を見つけて、一度軽く感染させるという手段がとれません。

また、HIVそのものを不活性化(弱毒化)して、HIVそのものをワクチンとすることも危険性が大きくこの手段もとれません。
この方法は、ヘタをするとHIVに対する『中和抗体』作るどころか、HIVそのものに感染してしまう可能性が非常に高くなります。

その為には、HIVそのものをワクチンとせずに、HIVに対する体の免疫力を高めるワクチンを開発する必要があります。

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tag : エイズ予防 HIV AIDS

HIVはどのような形と構造をしているのでしょうか?

今回はHIVの形と構造についてわかりやすく解説してみます。

HIV粒子の外形は楕円形で、表面は不安定な突起でおおわれ、あたかも機雷を思わせる形をし、ウイルス自体の大きさは100オングストローム単位(10000万分の1)です。

HIVの表面の不規則な形をしたギザギザの短い突起は"gp120"と呼ばれる分子量12万の外被糖蛋白で、HIV粒子の構造を維持している"gp41"と呼ばれる分子4万1千の糖蛋白に付着しており、HIVが感染するとヘルパーT細胞と呼ばれる人のリンパ球を探すアンテナの役割をします。

HIVの形を描いた切手は、2008.11.27の記事「コンドームの正しい使い方」に紹介していますので、ご覧下さい。

この突起はHIVが一旦感染するとヘルパーT細胞の中に侵入していく働きをもします。

さらにHIVは、この突起のアミノ酸配列を常に変化させ、異常な速さで変異するために、有効なエイズワクチンの開発が遅々として進まないのが現状です。

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tag : エイズ予防 HIV AIDS

蚊やノミ、シラミなどの吸血昆虫からHIVの感染はあるのか?

日本脳炎やマラリアは蚊が感染させます。

シラミは発疹チフスを感染させます。

ノミはぺストを感染させます。

このように吸血昆虫が感染させる感染症は多くありますが、これら吸血昆虫から感染する感染症の病原体は、これら吸血昆虫の体の中で、生きて増殖することから、その吸血昆虫が、人を刺すことで、刺された人の血液の中のに病原体が入り込み感染します。

それではHIVはこれら吸血昆虫から感染するのでしょうか?

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HIVは正常な女性性器の皮膚を短時間で通り抜ける??!!

『 HIVは正常な女性性器の皮膚を短時間で通り抜ける??!!』 

この最新の知見が、米サンフランシスコで開催された米国細胞生物学会(ASCB)年次集会で発表されましたので、概要をお知らせします。


 エイズの原因ウイルスであるHIVが、男性から女性に感染する新たな経路が明らかにされました。

正常な膣上皮は性交時にHIVの侵入を防ぐ壁となると長い間考えられてきたが、米ノースウェスタン大学フェインバーグFeinberg医学部(シカゴ)の研究グループは、HIVが正常な性器の組織を通り抜け、約4時間で免疫細胞に到達することを突き止めたという発表をしました。

 この研究グループは、光活性蛍光標識(photo-activated fluorescent tag)によってHIVを標識し、子宮摘出術によって得たヒト組織および動物モデルを用いて、膣の最も外側の表皮(扁平上皮)にウイルスが侵入する様子を追跡できるようにした結果、
「予想外の重要な結果が得られ、HIVが女性の膣に侵入する機序について新たなことを解明するに至った」と、研究を率いた同大学教授のThomas Hope氏は述べています。





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tag : エイズ予防 HIV AIDS

HIV/AIDSに関する意識調査について?4?総評

「HIV/AIDSに関する意識調査について」の最終回として、今回は総まとめとして、血液の鉄人の総評を書いてみました。

わが国では、HIV感染者・AIDS患者は、先進国の中で唯一増加する傾向にあります。

今回の調査から読み取れることは、日本人のHIV/AIDSに関する意識は非常に低く、遠い海外での出来事、あるいは他人事というような感覚が非常に強く、個人個人がHIV感染予防に心がけるという事が見られません。

個人個人が、HIV感染予防を正しく行うように心がければ、現在のようにHIV感染者の急激な増加はなかったはずです。

今現在、HIV/AIDSについての正しい知識を大々的に教育して、正しく予防するのはどのようにすべきかを周知徹底する必要があります。

1.不安な行為はしない。
2.リスクのある行為をするときはコンドームを正しく使用する。
3.HIV/AIDSについて恋人・パートナーと真剣に話し合って予防に努める。
4.不安な行為があれば、HIV検査を受ける。
5.検査は保健所・医療機関で受けて、検査目的の献血は絶対にしない。

今すぐに正しいエイズ予防に一人一人が心がけないと、日本は今後益々、HIV感染者・AIDS患者が増加することになります。

更に、国・地方自治体はもっと真剣にエイズ対策を進めるべきです。
HIV感染者・患者が増加しているとのみ言うだけでなく、増加を食い止めるにはどうすべきかの具体策を国民の前に提示すべきです。


今回の調査結果と、血液の鉄人のコメント・総評を読まれて、皆様はどう感じられましたか?
ご意見を頂ければ幸いです。

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HIV/AIDSに関する意識調査について?3?

今回は、自分がHIVに感染した時の対応について解説してみます。

・もしも自分がHIV感染している事がわかったら、誰に伝えますか?

家族・・・・・・・・・・・・・74%
恋人・・・・・・・・・・・・・21%
知人・友人 ・・・・・・・・8%
誰にも伝えない・・・・・・ 21%

☆血液の鉄人の分析と解釈☆

「家族」には伝えるが、74%と多くの人が家族には伝えると回答していますが、
反面、「恋人」に伝える割合が割合が、21%と極端に低いことは、非常に危惧することです。

なぜなら、感染を恋人に伝えないことは、相手にもHIVを感染させてしまう可能性が非常に高いため、非常に危険な傾向と言えます。

・恋人やパートナーと、HIVに関して話し合うことはありますか?

話し合う・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14%
話し合おうとは思うがなかなか話せない・・・・・・・・8%
考えたことがない・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・78%

☆血液の鉄人の分析と解釈☆

恋人やパートナーとHIVに関して「話し合う」の割合はわずか14%しかありません。
HIVの感染経路のほどんどが、同性間・異性間の性的接触からして、この数値は極端に低いと言えます。

HIV感染に関して、恋人やパートナーと積極的に話し合い、お互いが理解し合った上で、正しく感染予防をする必要がありますが、このことからして、HIV感染予防のためにコンドームの使用をお互いが求め合うことはないと推測できます。

このようお互いに話し合わなければ、感染予防のためのコンドームの使用に関して、相手に使用を求めることはできないと言っても間違いはないでしょう。

HIV予防にコンドームを使用していない事が、裏付けられた結果となっています。

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HIV/AIDSに関する意識調査について?2?

本日は昨日の続きの2回目でエイズ検査についてです。

・エイズ抗体検査を受けた人は、

今までに検査を受けた・・・・・・・・・・20%
検査を一度も受けたことがない・・・・・・80%

☆血液の鉄人の分析と解釈☆

『自分だけは大丈夫』と考え、HIV感染は他人事と考えている人が大部分で、検査に対する認識の低さが浮き彫りにされています。

・検査を受けない理由

・自分はHIVに感染していないと思っているから・・・・・・・59%
・受けようと考えたことがなかった・・・・・・・・・・・・44%
・検査の受け方がわからない・・・・・・・・・・・・・・・16%
・受ける時間がない・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12%
・結果を知るのが怖い・・・・・・・・・・・・・・・・・・8%
・検査機関に行く事がはずかしい・・・・・・・・・・・・・7%
・その他・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4%

☆血液の鉄人の分析と解釈☆

「自分はHIVに感染していない」
「HIV/AIDSの事は考えたことがない」
という、
『自分だけは大丈夫』派が多く存在することがここでも明らかになりました。

保健所等での無料検査を知っている方が7割以上もいるにもかかわらず、エイズ検査を受けないと言うことは、HIV/AIDSに関する国民意識は低いと言っても過言ではありません。

この意識の低さが、不安な行為をしても『自分だけは感染しない』と考え、検査を受けないことに直結していると考えられます。

不安な行為をしないのに越したことはありませんが、仮に不安な行為をすれば、必ず検査を受けて感染の有無の判断をすべきです。

検査を早く受けて仮に感染していた場合は、早く治療することにより、薬の効き目は良く、発病を抑えることが可能となっていますが、病状が進行ししてから、治療薬を服用しても、薬の効き目が悪く、早く発病してしまいます。

更に、検査を受けないことから、自分自身の感染を知らずに、不安な行為をして、相手に次々と感染させてしまうことを防止する必要もあります。

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HIV/AIDSに関する意識調査について?1?

CTリサーチが、国際エイズデーに向けて実施した 第五回:「HIV・エイズに関する意識調査」について、のデータを見ながら、血液の鉄人なりに分析して解説してみます。

調査対象:2316名(男52%、女48%)

調査年代分布
10・20代 20%
30代   28%
40代   29%
50代   16%
60代   7%

1.HIV/エイズに関する正しい知識があると思うか?

 42%の人が持っていると回答。

☆血液の鉄人の分析と解釈☆

エイズに対する正しい知識を持っている人は、40%で半数にも満たず、エイズに対する
正しい知識の普及が必要であることが裏付けられた結果が得られたことから、今までの
エイズに対する教育・普及活動が十分でないので、国・地方自治体はもっと真剣にエイズ
に対する正しい知識の普及を推し進めていく必要があります。


2.保健所等でHIV/エイズ検査が匿名・無料で受けられる事を知っているか?

 74%が知っていると回答。

☆血液の鉄人の分析と解釈☆

検査を保健所で受けられるという事が周知されている事が裏付けられていますが、全ての人が、
エイズ検査は保健所でいつでも、無料匿名で受けられることを徹底すべきです。


3.HIV感染やエイズ患者が日本で増加傾向にある事を知っている?

 79%が知っていると回答。

☆血液の鉄人の分析と解釈☆

日本でHIV/AIDSが増加傾向にあることを、80%の人が認識している結果が得られたと言うことは、
HIV/AIDSに対して多くの人が危機感を持っていることが証明されていますが、これを充分活用して
今後のHIV/AIDS対策に生かして、増加傾向を抑制する努力が必要であると考えます。
現在のように『HIV/AIDSが増加しているので気をつけよう』と、危機感だけをあおるのではなく、感染予防はどうすれば出来るのかを、具体的に説明して呼びかける必要があると考えます。


皆さんはどう思われますか?

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tag : エイズ予防 HIV AIDS

性行為感染症に感染すると何故HIVの感染率が高くなるのか?

性行為感染症(STD:Sexually Transmitted Disease )に感染していると、HIVの感染が増強されることが報告されています。

それは何故でしょうか?

ほとんどの性行為感染症は性器粘膜に、びらん・潰瘍・炎症を作るからです。

この性器に出来た、びらん・潰瘍・炎症はHIVが侵入する絶好の窓口となります。

例え、性器粘膜が傷になっていなくても皮膚や粘膜の表面は非常にもろくなっています、その為に性行為の際の刺激で傷がつき、簡単に出血しやすくなっています。

このようなことから性行為感染症の多くはHIVの感染力を増強させるわけです。


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HIVには中和抗体はあるのか?

多くのウイルス感染症には、中和抗体が存在しますが、HIVには中和抗体が存在するのでしょうか?

中和抗体は昨日も解説しましたように、ウイルスを無毒化して排除する働きがあります。

HIVにも中和抗体があれば、感染後、中和抗体の働きで、HIVが無毒化されて体内から排除されることから、自然に治癒します。

現時点では、HIV中和抗体の存在は確認されていません。

中和抗体が存在しないと言うことは、どのような意味を持つのでしょうか?

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感染抗体と中和抗体とは何か?

今日は感染抗体と中和抗体について解説してみます。

感染抗体とは、病原体に感染してその結果体内に出来る抗体を言います。
感染抗体は、その病原体に感染している証拠となるものです。

中和抗体とは、病原体に感染して、体の免疫機能が勝ち、その病原体を殺す働きをする抗体のことを言います。
中和抗体が出来ると、この抗体は、その病原体を殺して無毒化する働きをする物質です。

どちらも体の免疫機能が作り出す物質です。

これをHIVに当てはめて解説してみますと、



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免疫とエイズについて?その4?

4.HIVは体のどの場所で増殖するのでしょうか?

性器粘膜から侵入したHIVは体を病原体から守る防衛体総司令官のヘルパーT細胞(T4リンパ球)
を攻撃して、ヘルパーT細胞の中に入り込み、ヘルパーT細胞の遺伝子にHIV自身の遺伝子を
侵入させて、ヘルパーT細胞を乗っ取ります。

そして、HIVはヘルパーT細胞になりすまして、数ヶ月から数年間ひっそりと潜伏します。

ヘルパーT細胞の中に入り込んだHIVは体の免疫機能から攻撃されることなく生き続けます。

即ち、HIVがヘルパーT細胞を乗っ取ると、人の体の持つ免疫機能(外部から侵入した病原体を攻撃する働き)は働かないために、侵入したHIVは悠々と自分自身を増やし続けることが出来ます。

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免疫とエイズについて?その3?

3.HIVの増殖は?!

今回は、体内に侵入したHIVがどのようにして増殖するかを解説してみます。

HIVが、体内に侵入しますと、人の細胞(白血球)の中に入り込み逆転写酵素を使ってRNAからDNAを作り、この作られたDNAは、HIVの持つもう一つの酵素の働きにより人の遺伝子の中に組み込まれます。

そして、人の細胞(白血球)が複製されるときにHIVも同時に複製されます。

即ち人の細胞(白血球)が複製する過程をHIVは勝手に乗っ取り、増殖していきます。

HIVが人の細胞内のDNAiに取り込まれて存在する状態を「プルウイルス」と呼びます。

次ぎにこのプロウイルスは、人の細胞増殖機能を利用して、HIV自身が必要とするタンパク質を
次々と作っていきます。

このようにして増殖したHIVは人の細胞表面(白血球)から植物の種が発芽するように外へ飛び出していきます。

この時に人の細胞(白血球)は破壊されます。


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免疫とエイズについて?その2?

今日はHIVが体内に入った時に起こる体の免疫機能の対応を解説します。

免疫の仕組みを簡単に解説するにあたり、登場者を紹介します。

?防衛隊総司令官・・・・・・・・・ヘルパーT細胞(Tリンパ球)
?偵察機・・・・・・・・・・・・・・・・マクロファージ
?攻撃機・・・・・・・・・・・・・・・・キラーT細胞
?ミサイル攻撃司令官・・・・・・B細胞
?ミサイル・・・・・・・・・・・・・・・免疫抗体(病原体を殺す物質)
?戦況分析司令官・・・・・・・・サプレッサーT細胞(T8リンパ球)

それではこれらの登場者はどのような役割を果たすのでしょうか?

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免疫とエイズについて?その1?

今回から数回に分けて免疫とエイズについてを解説します。

1.人の免疫について

免疫とは読んで字のごとく、『疫(病気)』を『免れる』という意味です。

免疫とは、人の血液・体液の中に存在し、外敵(病原体)から体を守る防衛システムです。

体内に進入した、細菌・ウイルス・カビ・寄生虫などと戦う体の防衛ネットワークです。

我々の住む外界は、体に悪さをする微生物で満ちあふれています。

人がこれらの微生物に犯されずに生きていけるのは、人の体の持つ防衛ネットワークがあるおかげです。

この防衛ネットワークに関わる物質が血液です。

血液の中には、赤血球・血小板・白血球と血漿があります。

防衛ネットワークに深く関わるのは、白血球と血漿の中にある抗体(病原体を殺す物質)です。

白血球には、リンパ球・単球・顆粒球などがあります。

単球と顆粒球は細菌やウイルスなどの異物を取り込んで殺す働きをします。

リンパ球は、免疫機能を司ります。

白血球の数は平均で1cc中6000?9000個あります。

そのうちの36%前後がリンパ球です。

それではリンパ球の働きを説明します。

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第四世代抗原抗体検査の感度と受ける時期の決め方

12月13日のブログで、HIV抗体検査の感度の検証方法を解説しましたが、今日は第四世代の抗原抗体検査の感度と受ける時期の検証方法を解説してみます。

検証方法は、12月13日のブログで紹介した同じ方法で行います。



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HIV検査の感度はどのようにして検証するのか?

HIV検査は多くの種類がありますが、どの時期に検査を受ければ、信頼できる結果が得られるのかをどのようにして、検証するのか解説してみます。

この検証には、HIVに感染した人の血液が必要となります。

その為に、HIVに感染した血液を感染したときから、順次日にちを変えて採血して、検査をしていきます。

例えば、
1.感染時・・・・0日
2.感染後何日・・・・2、3、7、10日以上
と採血して検査を実施して、感染後何日目に陽性となるかを調べます。

感染後何日目に、検査が陽性となるかを調べることにより、その検査法が、感染後何日で受ければ信頼できる検査結果が得られるかを決めることになります。

この検証に使用する血液は、米国やヨーロッパの会社から販売されていますし、WHOも各国の研究機関に提供しています。

この血液を使用して、検証して、この検査が、不安な行為から何日後に検査を受ければよいかが決められることになります。



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HIV抗体検査の偽陽性反応について

どのような検査でも偽陽性反応、即ちニセの陽性反応があります。

当然HIV抗体検査も偽陽性反応は存在します。

この偽陽性反応が起こる原因は、はっきり解っていません。

起こる頻度は、1000人に1?3人程度と言われていますが、もう少し頻度は高いようです。

偽陽性反応が起こった実例を以下に紹介してみます。

【HIV即日抗体検査で偽陽性反応を呈した男性の例】

年齢は30歳。

1年間に10数回ソープランドへ行き、コンドーム無しの性行為を行う。

エイズが気になりだし、最後の不安行為から2ケ月後に保健所で検査を受ける。

検査結果は、
・即日抗体検査・・・・陽性

陽性の結果を告知されて、男性は愕然としました。

「やっぱりHIVに感染していた!!!!」


さてこの男性は、本当にHIVに感染していたのでしょうか?







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エイズ予防ワクチンはいつ頃出来るのか?

HIVが発見されてから約25年が経過しましたが、未だ予防ワクチンは出来ていません。

何故予防ワクチンが出来ないのでしょうか?

今回は予防ワクチンについて解説してみます。

予防ワクチンは、インフルエンザ・麻疹・風疹・日本脳炎等多くあり、これらの感染症予防に効力を発揮しています。

予防ワクチンで最も効果が得られたものは、天然痘です。

1796年、イギリス人医師のエドワード・ジェンナーにより、開発された天然痘ワクチンのおかげで、1980年にこの地球上から、天然痘が根絶されました。

エイズ予防ワクチンが出来れば、感染を予防することが出来ることから、世界中の研究者が、日夜研究開発に精力的に取り組んでいますが、未だ完成していません。

何故出来ないのでしょうか?



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HIVの感染経路は??その6?

6.異性間性行為はどうして起こるのか?

 ペニスを膣に挿入することで性行為を行います。

 ペニスの先端はごく薄い粘膜で覆われています。

 女性性器は入り口から内部まで粘膜で覆われています。

 性行為はベニスと膣粘膜が激しく擦れ合う状態です。

 この行為で、全てが傷つくわけではありませんが、ベニス粘膜も膣粘膜も目に見えない小さな傷が付きます。

 この傷は、痛みもなく、出血が起こることもありません。

 しかし、どちらの性器も擦り傷だらけとなります。

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HIVの感染経路は??その5?

5.日常生活での感染?!

 良く日常生活での感染があるのか、無いのかを聞かれますが、どうなんでしょうか。

 日常生活での感染は、コンドーム無しの無防備な性行為を避ける事で、HIVの感染は未然に防止できます。

 HIV感染者と同じ乗り物に乗っても座席からの感染はありません。

 汗で濡れたつり革を持ったり、同じ文具を使っても感染はありません。

 握手や体が触れあっても感染はありません。

 プールや風呂に一緒に入っても感染はありません。

 トイレの便座からの感染もありません。

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HIVの感染経路は??その4?

4.肛門性交による感染

 異性間性交より多い感染に肛門性交があります。

 肛門性交と表現しますが、実際は直腸にペニスを挿入しての性行為です。

 肛門性交が何故感染するリスクが高いのかを解説してみます。

 まず第一に肛門は性行為をする膣に比べて組織学的に異なることが上げられます。

 膣は性行為をする器官で、性行為に適した組織構造をしています。
 例えば、
1.ペニスが擦れても傷つきにくい構造。
2.膣内には毛細血管が表面にはない。
3.膣内射精しても精液が直ぐに膣内から流れ出る。

 では肛門性交は何故感染しやすいのでしょうか?


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HIVの感染経路は??その3?

3.性行為による感染

 わが国でのHIV感染は性行為によるものが一番多いのが実情です。

 コンドーム無しの性行為で感染しているのが多いです。

 性行為の当事者の片方がHIV感染者の場合、どのくらいの回数の性行為で、感染するのでしょうか?

人を使っての実験が出来ませんので、正確なことは解りません。

 異性間性交に関する感染率は、次のような方法で調査します。

 男女どちらかがHIV感染者であったカップルを、コンドーム無しでどのくらいの回数の性行為をしたかを聞き取り調査します。

 その調査結果はどうだったのでしょうか?

 

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HIVの感染経路は??その2?

2.母乳からの感染

 HIV感染者や患者から無事感染せずに出産しても、母乳によって感染してしまうことがあります。
 HIV感染者やAIDS患者の母親の母乳の中にはHIVが含まれています。
 その為に免疫力の未熟な乳幼児が日々母乳を飲むことにより感染してしまいます。

 その為HIVt感染者患の母親は母乳を与えことは出来ません。

 免疫力の完成した成人の場合は、母乳を飲む程度での感染は起こりません。

明日に続く

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HIVの感染経路は??その1?

HIVの感染経路は何々あるのでしょうか?

数回に分けて解説してみます。

1.血液による感染

 ?輸血

 現在、日本の輸血用血液のHIV検査は、世界最高水準ですから、感染はまず無いと言われています。
 感染の確率は、1000万分の1と非常に低いです。
 しかし、発展途上国では、輸血用血液のHIV検査が不十分なために、輸血によるHIV感染は多く発生しています。
 実際外国で輸血を受けて感染した日本人もいます。

?薬物使用による注射器からの感染 

 薬物乱用による注射器の使い回しからの感染は、非常に感染リスクの高い行為です。
 外国ではこれによる感染が非常に多いですが、我国では、外国に比べて少ないです。

?病院での針刺し事故

 HIV感染者の血液を採血した注射器を誤って指などに刺し、針の中の血液が血管の中に入ることからの感染。
 これは医療現場での事故による感染ですから、一般の人が日常生活で感染することはありません。
 我国では、医療現場での注射器は全て使い捨てですから、注射器からの感染はありません。
 しかし、発展途上国では、使い捨ての注射器が少ないために、使い回しがされたり、消毒はしますが、不十分なために、注射器からの感染が多く起こっています。
 
?HIVに感染した母親からの感染

 出産の際に母親の血液に触れることで感染します。
 これを防ぐには、帝王切開をします。

明日に続く

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日本のHIV/AIDSの現状

2008年11月19日、厚生労働省は、我国のHIV感染者・エイズ患者数が過去最高を記録したと発表しました。

新規HIV感染者・エイズ患者の合計は413人、累計は1985年統計開始以来1万5000人を突破しました。

このことは統計学上、一日に4人以上が日本では感染していることになり、先進国では日本だけが増加していると言われています。

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tag : HIV AIDS エイズ予防

20代でHIV検査を受けた人はどのくらいいるのか?

HIV検査受けたことがあるのは、何と20代で11.9% と低率です。

関東5都県に在住する人でHIV検査を受けたことがある、という人は23.3%であることが、神奈川県臨床衛生検査技師会の調べで分かった。

厚生労働省の調査によると、現在のHIV感染者は増加傾向にあることは常に報道されています。

感染者は20代?30代が全体の約6割を占めており、累計の感染者・患者数(1985年の統計データ開始以降)は2008年9月末に1万5000人を突破しているのが現状です。

神奈川県臨床衛生検査技師会の調査によると、最もHIV検査を受けている割合が高いのは30代で29.4%。
40代では23.4%。
20代では11.9%と非常に低いことが浮き彫りにされました。

20代のHIV感染者は全体の約30%を占めている中、「20代のHIVに対する危機意識の低さが明らかにされた」結果となっています。

都県別で見ると、最もHIV検査を受けているのは千葉県で30.8%、逆に最も割合が低かったのは神奈川県で15.4%。同じ関東圏内でも検査率に2倍もの開きがみられます。

24時間検査を受けられるように各自治体は真剣に体制を作ること、そして、気軽に受けられるような環境を作り、検査を簡単に受けやすくすることや、不安な行為をしたときには必ず検査を受けるよう推進する必要があります。

皆様はどう思われますか?

SIDAノロごとコンドーム
1996年ガボン発行 エイズ切手
SIDA(AIDS)の文字とHIVを突き破るコンドームを描くことにより、
コンドームによるHIV感染予防を表現

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日本におけるコンドームの売れ行きは

世界エイズデーは終了しました。

この日1日でエイズ予防キャンペーンが終わることなく、長く続くことを祈りたいです。
皆様もそう思われませんか?

ここで開発途上国と日本のHIV感染経路にはどのような違いがあるかを見てみましょう。

開発途上国における感染原因は薬物乱用の注射の回し打ちが大部分。

我国は性行為と肛門性交による感染がが圧倒的に多いです。

HIVや性行為感染症の感染を予防するのに効果的なコンドームの出荷数量は2006年には、1990年の約半分、約3億750万個にまで落ち込んでいます。
これに反比例するようにHIV感染者・エイズ患者数が増えたのは皮肉としか思えません。

即ち、コンドームの使用がHIVを含めた性行為感染症の予防に役に立っていたことを証明しています。

諸外国では、コンドームの正しい使用法を徹底的に教育して、使用を推奨することにより、HIV感染を劇的に減少させています。

このことを見習い我国もコンドームの正しい使用による予防教育を強力に進める必要があります。

皆様はどう考えられますか?

コンドームによるHIV予防

1994年マリ発行 エイズ撲滅運動切手
コンドームによるHIV感染予防を描く

テーマ : 日記
ジャンル : 日記

tag : HIV AIDS エイズ予防

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