理解しやすく、役立つエイズのブログ-血液の鉄人のささやき- HIV検査






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HIV検査における偽陽性反応

HIV検査における偽陽性反応とは、実際はHIVに感染していないのに、HIV検査で陽性となる事を言います。

これは非特異的反応(ニセの反応)で、HIV検査で 0.3%~1%程度の割合で出現します。

要するにHIV感染とは関係ない血液内の他の抗体・物質等がHIV検査試薬試薬と反応してしまう訳です。

そのためにHIVスクリーニング検査で陽性となった場合には、その時点では真にHIVに感染しているとは言えません。

再度採血し確認検査(ウェスタンブロット検査、PCR検査等)を実施します。

HIVスクリーニング検査で陽性となり、再度採血をして確認検査を行い陰性となった場合は、偽陽性反応ということになります。

HIVスクリーニング検査は、HIV感染者を見逃さないために検査の感度を上げていますからどうしても偽陽性反応の出現を防ぐことは出来ません。

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テーマ : 医療・病気・治療
ジャンル : 心と身体

tag : HIV 偽陽性反応

HIV郵送検査利用に当たっての注意

民間会社が実施するHIVの郵送検査を2015年と2016年の2年間に利用して陽性と判定された248人のうち、検査会社が確定診断のため医療機関を紹介できたのは78件、医療機関の受診を確認できたのは6人(2%)しかいないことが厚生労働省研究班の調査で明らかになっています。

HIV郵送検査は、専用の器具で採血して会社や検査センターに郵便で送り、検査終了後検査結果がウェブなどで確認できる便利さが受けて毎年利用者はうなぎのぼりに増加しつつあります。

その利用者は2016年は10年前の2倍超の約9万件となっています。

一方、職員らと顔を合わせプライバシー保護の問題や受けられる日時の関係上、保健所などでの検査は、2010年以降は13万件前後で推移しているのが実情です。

郵送HIV検査を実施している会社11社全てが陽性が判明した場合には、医療機関を受診するようホームページで勧めていますが、医療機関の受診を確認する取り組みをしているのは1社のみで、受診を確認できたのは6人というお粗末な結果となっています。

一方保健所など医療機関で検査が陽性となった場合は、対面で陽性者の相談にのり、陽性者の9割弱が医療機関を受診したことを確認できたという厚労省研究班の報告もあります。

実際郵送HIV検査を利用して陽性となった人が何人受診したかを会社側が把握していないだけで、もっと多くの人が受診した可能性はあると指摘する専門家もいます。

郵送HIV検査は確かに便利ですが、検査を受けて結果を出すだけではなく陽性となった人を医療機関の受診を促し、受診したことを確認できる工夫が必要であると考えます。

郵送HIV検査を受けと陽性となっても、確認検査をしないと真の陽性であるとの判断はできません。

感染していると確認されれば、感染を確認して治療を始めないと症状は悪化し、パートナーへの二次感染のリスクも当然あります。

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テーマ : 医療・病気・治療
ジャンル : 心と身体

tag : HIV郵送検査

HIV検査についてー5.抗原抗体検査について-その2.通常検査ー

通常のHIV抗原抗体検査とは、自動分析装置で実施する第四世代のHIV抗原抗体検査のことです。

HIV-1の抗原の一部であるp24を検出できる特徴があり、尚且つHIV-1/2の抗体をも検出できる検査法です。

しかし、HIV-2の抗原は検出できません。

医院やクリニックから検査を受ける検査専門の会社では、第三世代の抗体検査から全て第四世代の抗原抗体検査に切り替えられています。

大学病院や大手の病院では、検査室で実施している場合が多いです。

不安な行為から30~50日前後(30日で検出可能)でHIV-1の抗原であるp24を検出出来ますが、HIV-1/2の抗体は不安な行為から12週で検出できます。

迅速抗原抗体検査と異なり、医院やクリニックでは検査専門の会社に検査を依頼することから、結果がわかるまで5~7日前後かかります。

自施設で検査を実施している大きな施設では、当日結果がわかります。

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テーマ : 医療・病気・治療
ジャンル : 心と身体

tag : HIV抗原抗体検査 p24

HIV検査についてー3.NAT検査とリアルタイムPCR検査の違いについて-その2.リアルタイムPCR検査検査についてー

リアルタイムPCR検査は、HIV-1の核酸の一部の見つける検査法です。

HIV-1の核酸を化学的な方法で、1億倍程度に増幅して検査をすることから、非常に少ない血液で検査が可能です。

検出感度も非常に高く血液中の微量のHIV-1を調べることが出来ることから、HIV-1感染の判断検査として広く用いられています。

リアルタイムPCR検査は、コバスTaqMan HIV-1「オート」と呼ばれます。

リアルタイムPCR検査は、一般的にNAT検査と呼ばれていますがNAT検査は血液センター専用の検査ですから、医療機関や一部の保健所で受ける検査はNAT検査ではありません。

便宜上NAT検査と呼ばれているだけで、真のNAT検査ではなくリアルタイムPCR検査です。

前回に述べましたように真のNAT検査は、血液センター専用の検査ですから医療機関や保健所では受けることはできません。

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テーマ : 薬・医者・病院等
ジャンル : 心と身体

tag : リアルタイムPCR

HIV検査についてー2.NAT検査とリアルタイムPCR検査の違いについて-その1.NAT検査についてー

NATとは核酸増幅検査(Nucleic acid Amplification Test)の頭文字を取ったものです。

HIVの遺伝子の一部の核酸を取り出し、その核酸を倍々で増やして、増えた核酸を検出することでHIV遺伝子の有無を確認する検査法です。

NATを使用したウイルス検査法はウイルスの持つ遺伝子を一億倍以上に増やして検出するため極めて感度の高い検査法です。

NAT検査は、血液センター専用の検査法で日本赤十字社は1999年より、血液の安全性向上を図るうえでB型肝炎ウイルス(HBV)、C型肝炎ウイルス(HCV)、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)について特に有効なNATを、世界に先駆けて導入しています。

以下に核酸増幅検査の導入の推移を簡単に記載しておきます。

○1999年10月~HBV・HCV・HIVの3種のウイルスに対するミニプールNAT(500検体プール)スクリーニングを初めて導入。

○2000年 2月~検体のプールサイズを50検体に変更。

○2004年 8月~検体のプールサイズを20検体に変更。

○2014年 8月~新たなNATシステムに変更し、さらに1検体ごとのNAT(個別NAT)スクリーニングを開始。

要するにプール法では感度が低くなり検出できなかった事例があり、ブール法を廃止してひとりひとりの血液を検査する個別NATに切り替えたわけです。

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テーマ : 医療・病気・治療
ジャンル : 心と身体

tag : NAT検査

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