理解しやすく、役立つエイズのブログ-血液の鉄人のささやき- 梅毒
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保健所が実施している無料梅毒検査の落とし穴!!!

梅毒の流行が依然として衰えることがありません。

これを危惧して多くの保健所が無料で梅毒検査を実施し始めていますが、この点について危惧されることを解説していきたいと思います。

梅毒検査には、脂質抗原を使用したSTS検査とTPを抗原としたTP検査があることは、周知の事実ですが、これらの検査は当然受ける最適な時期が異なっています。

1.STS検査は、不安な行為から4週で受ければ信頼できる結果が得られます。

2.TP検査は、不安な行為から6週以上経過しないと信頼できる結果は得られません。

梅毒の流行に危機感を抱いた自治体は、保健所での梅毒の即日検査を実施し始めていますが、この即日検査はTP検査です。

TP検査による即日検査は先に述べましたように不安な行為から6週以上経過してから受けないと信頼できる結果は得られません。

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tag : 梅毒検査

梅毒検査における生物学的偽陽性反応とは

梅毒血清学検査のSTS検査(Serologic Test for Syphilis)では、抗カルジオリピン抗体を用いて検査をしますが、梅毒トレポネーマに感染していないにもかかわらず陽性反応がみられます、このような現象を生物学的偽陽性反応(BFP:Biological False Positive)と呼びます。

STS検査はカルジオリピンと言うリン脂質に対する抗体を検出しますが、リン脂質は細胞質などの成分として生物界に広く分布していることから、梅毒以外の疾患でもリン脂質に対する抗体が産生され、反応が陽性となることがあります。

BFPを呈する代表的な疾患としては、膠原病、慢性肝疾患、結核やHIV感染症などがありますが、妊婦や高齢者などでも偽陽性となることがあります。

また健康人でも常にSTS検査が偽陽性反応を引き起こす人がいます。

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テーマ : 医療・病気・治療
ジャンル : 心と身体

tag : 梅毒 生物学的偽陽性反応

日本での梅毒の流行している理由とは

現在日本国内では梅毒が大流行しています。

2017年の梅毒の患者報告数は、5770人と、現行の集計になった2011年以降初めて5000人を突破しています。

特に近年は、特に20代を中心とした女性の間で梅毒患者増加していることから、この年齢層が妊娠・出産の時期と重なることから、危惧されているのが「先天梅毒」です。

妊娠中の女性が感染すると、流産や早産などの原因になるだけでなく、赤ちゃんに先天性の障害を引き起こすことがあるので注意が必要です。

国内での梅毒流行に関しては、"風俗業の業態が変化し、病気の検査をしていないケースが増加したため"とか、"梅毒蔓延国から持ち込まれている"など諸説が囁かれてますが、梅毒流行の真の原因は未だ分かっていません。

一方医療現場でも一旦無くなりかけた梅毒の再登場により、

・梅毒そのものが分からない
・最適な梅毒検査が分からない
・的確な治療法が分からない

等の混乱が起きていることも事実です。

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テーマ : 医療・病気・治療
ジャンル : 心と身体

tag : 梅毒 HIV

軟性下疳と硬性下疳の違いとは-2.硬性下疳-

硬性下疳とは、梅毒トレポネーマに感染して10~90日、平均で21日前後で感染した箇所に赤い丘疹(盛り上がった発疹)として現れるものを言います。

硬性下疳は痛みがないのが特徴です。

硬性下疳は急速に潰瘍(えぐれたような傷)となり、潰瘍から出る浸出液にはたくさんの梅毒トレポネーマが存在しています。

この浸出液に性器や傷のある皮膚が触れるといとも簡単に感染してしまいます。

硬性下疳は1~51週間前後出現していますが、そのうち消失してなくなってしまいます。

しかし、硬性下疳(chancre)が消失しても、決して治ったわけではなく、適切な治療が行われなければ、梅毒の第二期へと進行します。

軟性下疳硬性下疳の違い】

軟性下疳は激しい痛みがある※

※硬性下疳は痛みはない※

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テーマ : 医療・病気・治療
ジャンル : 心と身体

tag : 硬性下疳 軟性下疳 HIV

梅毒の現状2016

一旦撲滅しかかった梅毒が近年急激にその患者数を増加させています。

国立感染症研究所の発表によりますと、2016年に国内の医療機関から報告があった梅毒患者数は4518人で、この内東京都内の患者数は37%を占める1673人となっています。

男女別では、男性が70%以上の1218人、女性は455人で、年齢別では男性の中央値が39歳、女性は27歳となっています。

この数字は東京都では2011年以降、男女ともに梅毒の感染が急増しており、2007年の162人と比較すると、患者数は実に10.3倍という驚くべき数字となっています。

梅毒患者のうち40%近くを占める東京都内では、過去10年で10倍以上に急増したことが都と国立感染症研究所の分析で明らかになっています。

一昔前までは男性患者が大半を占めていましたが、近年患者全体に占める女性の割合が10年前より増加しつつ、15歳から24歳までの若年層に患者が増加しています。

妊娠可能年齢層における梅毒患者の増加は、妊婦が感染することで起こる先天性梅毒児の増加に結びつくことになります。

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テーマ : 医療・病気・治療
ジャンル : 心と身体

tag : 梅毒の現状2016

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