理解しやすく、役立つエイズのブログ-血液の鉄人のささやき- 新型インフルエンザ






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新型インフルエンザの基礎知識について

今日は、新型インフルエンザの基礎知識について簡潔に紹介します。

1.新型インフルエンザウイルスとは、ブタ、鳥のインフルエンザウイルスが、人の体内で増殖出来るように変化して、人から人へ感染するようになったもので、このウイルスが感染して起こる疾患が新型インフルエンザです。

2.新型インフルエンザは、何時どのようにして出現するのかを予測することは出来ません。
人類にとって未知のウイルスであり、このウイルスに対する免疫がないことから、簡単に人から人へ感染が拡大して、急速な世界的流行(パンデミック)を引き起こす危険性があります。

3.過去に世界的流行(パンデミック)を引き起こした例としては、

?1919?1919年にかけて世界的に流行したスペイン(インフルエンザA型インフルエンザウイルス(H1N1亜型)

この流行では、全世界の人口の25?30%が感染し、4000万人以上が死亡したと推計されています。
この時日本でも2300万人が感染して、39万人以上が死亡しています。

?1968年?1969年にかけて流行した香港かぜ(H3N2)

H3N2とH2N2の抗原不連続変異が新型ウィルスとして一連の流布を引き起こしたものです。

全世界では、おおよそ50万人が亡くなったと推計され、アメリカでも500万人の感染者が出て、33000人が死亡しています。

このような過去の記録から、現時点で新型インフルエンザが大流行すれば、医療機関は大勢の患者で混乱し、国民生活や社会機能が完全にマヒすると危惧されています。

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tag : 新型インフルエンザ

インフルエンザウイルスの変異は何故起こるのか?

昨日の続きとして、今日はインフルエンザウイルスの変異について解説してみます。

インフルエンザウイルスの遺伝子はRNAです。

遺伝情報はアデニン(A)、グアニン(G)、シトシン(C)、ウラシル(U)の4種の塩基の組み合わせで構成されています。

インフルエンザウイルスの変異のパターンは四つに分類されます。

1.塩基の置き換わりによる変異

インフルエンザウイルスが生き延びるには、感染した宿主細胞内でRNAを複製する必要があります。

その複製コピーの際にエラーが頻回に起きます。

例えば、GがAになったり、CがUになるなど、一部の塩基が正確に複製されず、他の塩基に置き換わってしまう事を、「塩基置換突然変異」と呼びます。

インフルエンザウイルスには、複製コピーの際に起こったコピーの失敗をこれを修復する機能がないことから、「塩基置換突然変異」が頻回に起きることになります。

2.遺伝子再集合による変異

インフルエンザウイルスの遺伝子が8本の分節に分かれています。

生体に異なる株のインフルエンザウイルスが感染し、生体内の同一細胞に違う種類のインフルエンザウイルスが同時に感染すると、増殖の際にウイルスの遺伝子が分節単位で組み換わってしまうことがあります。

過去のインフルエンザ・パンデミック(世界的大流行)だったアジア風邪(1957年)や香港風邪(68年)、そして今回の新型インフルエンザもこの遺伝子再集合による変異で生まれた「新型」とされています。

3.塩基の突然挿入による変異

複製コピーの際、それまで存在しなかった塩基が突然挿入されたり、逆に存在していた塩基がいきなり欠失したりして起こる変異。

4.遺伝子の組み換えによる変異

二つの異なる遺伝子が一部を組み換えることで、新しいものが生じる変異。

これら四つの変異が複雑に組み合わさって、インフルエンザウイルスは次々と変異していくわけです。

インフルエンザウイルスは次々と変異を繰り返し、型を変えていきますが、HIVは何千種にもインフルエンザウイルスより変異しやすい特徴を持っています。

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新型インフルエンザとは何か??

現在大阪、神戸を中心に新型インフルエンザが流行していますので、数回にわたり新型インフルエンザについて解説してみます。

第一回目として、「新型インフルエンザとは何か」について簡潔明瞭に解説してみます。

人から人に感染する新型インフルエンザが大阪、神戸を中心に発生し、感染者が確認されました。

今回の新型インフルエンザは、人と鳥、豚2種の計4種のインフルエンザウイルスが10年かけて混合し、生まれたと考えられています。

このようなインフルエンザウイルスの変異はなぜ、どのような仕組みで起こるのでしょうか??

ウイルスは細菌、真菌(カビ)などの核を持つ微生物と違い細胞がなく、宿主の生きた細胞の中でしか増殖できない特徴を持っています。

基本的にインフルエンザウイルスは、デオキシリボ核酸(DNA)またはリボ核酸(RNA)の遺伝子と、それを包むたんぱく質の殻から構成される単純な構造を持っています。

インフルエンザウイルスは、増殖の時に宿主の生物に病気を引き起こしますが、それは単純な自己複製の繰り返しではなく、時々、変化しながら増えていく性質を持っています。

この変化を「変異」と呼びます。

今回流行している新型インフルエンザのように変異の度合いが大きいと、それにより引き起こされる病気の症状や感染のしやすさが大きく変わることが知られています。

それでは何故インフルエンザウイルスは変異を繰り返すのでしょうか??

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