理解しやすく、役立つエイズのブログ-血液の鉄人のささやき-






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お見舞い申し上げます

この度の大雨等による被害を受けられた皆様に謹んでお見舞い申し上げます。

一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。

tag : 大雨お見舞い

日本におけるHIV-2感染者の現状

HIV-2はHIV-1の発見より数年後に発見されたウイルスで、AIDSをごく少人数にしか発症しないウイルスです。

なぜHIV-2が多くの感染者に対して症状を発症しないのか、これについては現在でも完全には解明はされていません。

しかし、最近の研究ではHIV-2に感染すると宿主の免疫反応が強くなるから、あるいはHIVそのものの複製能力がもともと弱いからAIDSが発症しないのではないかということが提唱されています。

1992年と2002年に合わせて2例のHIV-2感染例が報告されていますが、いずれも韓国人感染者です。

2006年に関東地域の病院を喘息発作を主訴として受診し、加療のために入院した70代の男性が、日本人の報告例としてははじめてのHIV-2感染患者であることが確認されています。

この男性は35年前(1971年)に西アフリカ・セネガルで交通事故に遭い、現地病院にて脾摘手術を受けた際に、現地人から輸血を受けた既往歴があることが判明しています。

なおこの男性は過去に献血歴はなく、また本症例にみられた喘息症状とHIV感染との間には特に因果関係はないと考えられています。

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tag : HIV-2 性行為による日本人のHIV-2感染者

お見舞い申し上げます

2018年6月18日に大阪府北部を震源とした地震により、被害に遭われました皆様とそのご家族様及びご関係の方々に対しまして心よりお見舞い申し上げます。

皆様が一日も早く日常生活を取り戻すことが出来ますように心よりお祈り申し上げます。

tag : 地震お見舞い

保健所が実施している無料梅毒検査の落とし穴!!!

梅毒の流行が依然として衰えることがありません。

これを危惧して多くの保健所が無料で梅毒検査を実施し始めていますが、この点について危惧されることを解説していきたいと思います。

梅毒検査には、脂質抗原を使用したSTS検査とTPを抗原としたTP検査があることは、周知の事実ですが、これらの検査は当然受ける最適な時期が異なっています。

1.STS検査は、不安な行為から4週で受ければ信頼できる結果が得られます。

2.TP検査は、不安な行為から6週以上経過しないと信頼できる結果は得られません。

梅毒の流行に危機感を抱いた自治体は、保健所での梅毒の即日検査を実施し始めていますが、この即日検査はTP検査です。

TP検査による即日検査は先に述べましたように不安な行為から6週以上経過してから受けないと信頼できる結果は得られません。

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tag : 梅毒検査

HIV検査における偽陽性反応

HIV検査における偽陽性反応とは、実際はHIVに感染していないのに、HIV検査で陽性となる事を言います。

これは非特異的反応(ニセの反応)で、HIV検査で 0.3%~1%程度の割合で出現します。

要するにHIV感染とは関係ない血液内の他の抗体・物質等がHIV検査試薬試薬と反応してしまう訳です。

そのためにHIVスクリーニング検査で陽性となった場合には、その時点では真にHIVに感染しているとは言えません。

再度採血し確認検査(ウェスタンブロット検査、PCR検査等)を実施します。

HIVスクリーニング検査で陽性となり、再度採血をして確認検査を行い陰性となった場合は、偽陽性反応ということになります。

HIVスクリーニング検査は、HIV感染者を見逃さないために検査の感度を上げていますからどうしても偽陽性反応の出現を防ぐことは出来ません。

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テーマ : 医療・病気・治療
ジャンル : 心と身体

tag : HIV 偽陽性反応

梅毒検査における生物学的偽陽性反応とは

梅毒血清学検査のSTS検査(Serologic Test for Syphilis)では、抗カルジオリピン抗体を用いて検査をしますが、梅毒トレポネーマに感染していないにもかかわらず陽性反応がみられます、このような現象を生物学的偽陽性反応(BFP:Biological False Positive)と呼びます。

STS検査はカルジオリピンと言うリン脂質に対する抗体を検出しますが、リン脂質は細胞質などの成分として生物界に広く分布していることから、梅毒以外の疾患でもリン脂質に対する抗体が産生され、反応が陽性となることがあります。

BFPを呈する代表的な疾患としては、膠原病、慢性肝疾患、結核やHIV感染症などがありますが、妊婦や高齢者などでも偽陽性となることがあります。

また健康人でも常にSTS検査が偽陽性反応を引き起こす人がいます。

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テーマ : 医療・病気・治療
ジャンル : 心と身体

tag : 梅毒 生物学的偽陽性反応

相変わらず"いきなりエイズ"は多い!!

2017年に新たにHIVに感染した人は、1407人(速報値)で、2016年に比べると僅かに減少傾向にありますが、感染者数は横ばいでこの10年続いています。

HIVに感染しても早期に発見し早期に治療を開始すれば、AIDSの発症を抑え込む事ができ、過去のように死の病ではなくなりました。

2017年のHIV感染者1407人の内、415人(29%)が検査を受けた時点でAIDSを発症している"いきなりエイズ"エイズというショッキングな結果が得られています。

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テーマ : 医療・病気・治療
ジャンル : 心と身体

tag : いきなりエイズ

日本での梅毒の流行している理由とは

現在日本国内では梅毒が大流行しています。

2017年の梅毒の患者報告数は、5770人と、現行の集計になった2011年以降初めて5000人を突破しています。

特に近年は、特に20代を中心とした女性の間で梅毒患者増加していることから、この年齢層が妊娠・出産の時期と重なることから、危惧されているのが「先天梅毒」です。

妊娠中の女性が感染すると、流産や早産などの原因になるだけでなく、赤ちゃんに先天性の障害を引き起こすことがあるので注意が必要です。

国内での梅毒流行に関しては、"風俗業の業態が変化し、病気の検査をしていないケースが増加したため"とか、"梅毒蔓延国から持ち込まれている"など諸説が囁かれてますが、梅毒流行の真の原因は未だ分かっていません。

一方医療現場でも一旦無くなりかけた梅毒の再登場により、

・梅毒そのものが分からない
・最適な梅毒検査が分からない
・的確な治療法が分からない

等の混乱が起きていることも事実です。

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テーマ : 医療・病気・治療
ジャンル : 心と身体

tag : 梅毒 HIV

無症候性梅毒にご注意!!

症状は認めないが、梅毒血清反応が陽性のものを言います。

当然偽陽性を除外するためにTP検査(TPHAやFTA-abs)も行って梅毒トレポネーマ感染の確定が必要となります。

要するに生物学的偽陽性反応(BFP)を除外する必要があります。

無症候性梅毒は、臨床的には以下の3つの時期がそれにあたります。

1.初感染後、全く症状が出ない時期

2.第1期から2期への移行期

3.第2期の発疹消失後

この時期、はっきりいって感染者に自覚が全くありませんので、知らないうちに第三者に感染させてしまうということが起きる時期です。

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テーマ : 薬・医者・病院等
ジャンル : 心と身体

tag : 無症候性梅毒 HIV

口内炎について-2.カタル性口内炎-

カタル性口内炎とは、赤い斑点状のものが口の中の粘膜にできる口内炎。別名「紅斑性口内炎」とも言われています。

歯の被せものが合っていない場合や、歯科矯正の器具が口腔粘膜に擦れている場合、熱いものを食べたときの火傷、などが原因で起こります。

特徴として、粘膜が部分的に赤く腫れ、触れると痛みますが、比較的軽い症状であることの多い口内炎です。

カタル性口内炎の原因

1.矯正器具が歯ぐきや粘膜にぶつかることによる刺激や、誤っておもちゃを噛んでしまった、指しゃぶりの際に爪で頬の内側を引っかいてしまった、頬を噛んでしまった、怪我をした際に口腔内の粘膜を傷つけてしまったことなどが主な原因になります。

2.実は歯並びの悪さも、カタル性口内炎の危険因子です。

この口内炎は物理的な要因を取り除くことで治ります。

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テーマ : 医療・病気・治療
ジャンル : 心と身体

tag : HIV カタル性口内炎

口内炎について-1.アフタ性口内炎-

口の中に口内炎が出来ると痛みや違和感で食事も進まず、仕事に集中出来なくなります。

また、HIVに感染すると口内炎が出来やすいとも言われているようですので、口内炎について解説してみます。

口の中で、歯以外の部分は口腔粘膜という組織で覆われていますが、この粘膜の部分にできものや傷が出来ると痛みを伴い会話や食事をする際に支障がでてきます。

口腔粘膜は食べ物などで汚れやすく、食事・歯などによる刺激も受けやすい部であることから、どうしても傷つきやすく炎症や感染を起こしやすいのです。

では、口内炎にはどのような種類があるのでしょうか。

順次紹介していきます。

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2018年新年のご挨拶

昨年中はご利用いただきありがとうございます。

本年も皆様方のお役に立てる情報を発信していきますので、よろしくご利用お願い申し上げます。

テーマ : 医療・病気・治療
ジャンル : 心と身体

tag : 2018年新年の挨拶

HIV感染による免疫不全-2.体液性免疫低下-

HIV感染により引き起こされる免疫不全についての続きです。

2.体液性免疫低下

体液性免疫はB細胞が生産する抗体による体内に侵入した異物処理のことを言います。

体液性免疫とは抗体や補体を中心とした免疫系で、抗体が血清中に溶解して存在するためこのように呼ばれます。

HIV感染患者ではB細胞の異常調節が起こり,細菌感染症に罹患しやすくなります。

これはHIVが直接B細胞に働き掛けてB細胞の機能異常を引き起こしている訳です。

その他には、免疫グロブリンのポリクローナルな増殖がよく見られますが,これは正常な機能を果たしていません。

さらにCD27陽性のメモリー B細胞の低下も見られます。

要するにHIVに感染すると直接的,間接的に「体液性免疫低下」が起きているのです

テーマ : 医療・病気・治療
ジャンル : 心と身体

tag : HIV感染による免疫不全 体液性免疫低下

HIV感染による免疫不全-1.好中球減少-

HIV感染により引き起こされるふたつの免疫不全について解説いたします。

今回は好中球減少について解説いたします。

好中球は5種類ある白血球(好中球・好酸球・好塩基球・リンパ球・単球)のひとつで3種ある顆粒球(好中球,好酸球,好塩基球)のひとつで、中性色素に染まる殺菌性特殊顆粒を持っています。

盛んな遊走運動を行い、主に生体内に侵入してきた細菌や真菌類を貪食(飲み込む事)殺菌を行うことで、感染を防ぐ役割を果たしています。

要するに顆粒球は、体内に侵入した細菌やウイルスに対して直接攻撃を仕掛け無毒化する働きをしますので、顆粒球が減少することは細菌やウイルス感染症に感染しやすくなります。

HIV感染患者のうちおよそ14%に"緩やかな好中球減少(ANC<1300/μL)"が起こります。

これはHIVそのものが造血前駆細胞に感染し骨髄基質を変化させることや、HIV感染患者では非感染者と比べて顆粒球コロニー刺激因子(Granulocyte-Colony Stimulating Factor:G-CSF)が低下していることがその原因と考えられています。

※顆粒球コロニー刺激因子(G-CSF)とは、骨髄内で血液を造る物質のひとつで、骨髄を刺激して、白血球の一種である好中球の増殖を促すマクロファージなどが分泌するタンパク質で、顆粒球前駆細胞の受容体に結合して刺激し、分裂と分化を促進する働きをします※

テーマ : 医療・病気・治療
ジャンル : 心と身体

tag : HIV感染による免疫不全 好中球減少

HIVの感染率が低いと侮るのは危険

HIVの感染経路としては、コンドームなしの膣性交と肛門性交ががもっとも多い。

HIVに関してよく耳にするのは感染率が非常に弱いということです。

一般的によく言われているのは、1回の性交渉における感染確率は0.1~1%程度と非常に感染確率が低いということです。

これを単純に計算すると、HIV感染者と100~1000回性交渉をして感染する確率といえますが、これは100~1000回性行為をして感染するのではありません。

たった一回の性行為で感染してしまった人も多くいます。

1回の性交渉における感染確率は0.1~1%という数字は、数字のマジックです。

HIVは何時感染するかわからないのが怖い所以です。

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テーマ : 医療・病気・治療
ジャンル : 心と身体

tag : HIV感染確立

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